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公開番号2025103581
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221052
出願日2023-12-27
発明の名称エンジン異常診断装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F02D 45/00 20060101AFI20250702BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】汎用性に優れたエンジン異常診断装置を提供することを課題とする。
【解決手段】エンジンでの1燃焼サイクル中での燃料の要求噴射回数を取得する取得部と、前記エンジンでの1燃焼サイクル中での燃料の実噴射回数をカウントするカウント部と、前記要求噴射回数が複数回か否かを判定する判定部と、前記要求噴射回数が複数回の場合に前記実噴射回数が前記複数回を下回る場合、又は前記要求噴射回数が1回の場合に前記実噴射回数が0回の場合に、前記エンジンに異常が発生していると診断する診断部と、を備えたエンジン異常診断装置。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
エンジンでの1燃焼サイクル中での燃料の要求噴射回数を取得する取得部と、
前記エンジンでの1燃焼サイクル中での燃料の実噴射回数をカウントするカウント部と、
前記要求噴射回数が複数回か否かを判定する判定部と、
前記要求噴射回数が複数回の場合に前記実噴射回数が前記複数回を下回る場合、又は前記要求噴射回数が1回の場合に前記実噴射回数が0回の場合に、前記エンジンに異常が発生していると診断する診断部と、を備えたエンジン異常診断装置。
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
前記取得部は、前記エンジンの暖機完了前の前記要求噴射回数を取得し、
前記カウント部は、前記エンジンの暖機完了前の前記実噴射回数をカウントする、請求項1のエンジン異常診断装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジン異常診断装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
1燃焼サイクル中での燃料の要求噴射回数が複数回であることが前提のエンジンに対して、1燃焼サイクル中での燃料の実際の噴射回数が要求噴射回数未満の場合にエンジンに異常が発生していると診断する技術がある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-145860号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したように1燃焼サイクル中での燃料の要求噴射回数が複数回であることが前提のエンジンもあれば、1回であることが前提のエンジンも存在する。上記の技術は、要求噴射回数が1回であることが前提のエンジンについては対象としておらず、エンジンの異常診断を行うことができない。このように、上記の技術は汎用性が低い。
【0005】
そこで、汎用性に優れたエンジン異常診断装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、エンジンでの1燃焼サイクル中での燃料の要求噴射回数を取得する取得部と、前記エンジンでの1燃焼サイクル中での燃料の実噴射回数をカウントするカウント部と、前記要求噴射回数が複数回か否かを判定する判定部と、前記要求噴射回数が複数回の場合に前記実噴射回数が前記複数回を下回る場合、又は前記要求噴射回数が1回の場合に前記実噴射回数が0回の場合に、前記エンジンに異常が発生していると診断する診断部と、を備えたエンジン異常診断装置によって達成できる。
【0007】
前記取得部は、前記エンジンの暖機完了前の前記要求噴射回数を取得し、前記カウント部は、前記エンジンの暖機完了前の前記実噴射回数をカウントしてもよい。
【発明の効果】
【0008】
汎用性に優れたエンジン異常診断装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
エンジンの概略構成図である。
異常診断制御を例示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[エンジンの概略構成]
図1は、エンジン1の概略構成図である。エンジン1は、例えば車両に搭載されているがこれに限定されず、車両以外の船舶等に搭載されていてもよい。エンジン1は、エンジン本体10、吸気通路20、及び排気通路30を有する。エンジン本体10は、複数の気筒を有した多気筒機関であり、各気筒内には、燃焼室11、ピストン12、点火プラグ16等が設けられている。また、エンジン本体10の内部には、コンロッド13、及びクランクシャフト14が配置されている。ピストン12はコンロッド13によりクランクシャフト14に連結されている。エンジン本体10には、回転数センサ15が設けられ、気筒毎に燃料噴射弁17が設けられている。回転数センサ15は、クランクシャフト14の回転数を検出することにより、エンジン本体10の回転数を検出する。また、エンジン本体10には、エンジン本体10を冷却する冷却水の温度を検出する水温センサが設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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