TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025104372
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222064
出願日
2023-12-28
発明の名称
検眼装置
出願人
株式会社ニデック
代理人
主分類
A61B
3/028 20060101AFI20250703BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 検査中の被検眼の位置ズレを正すことが可能であると共に、効率よく検査を行えるようにする。
【解決手段】 被検眼の光学特性を自覚的に測定するための検眼装置であって、被検眼の自覚的な光学特性を測定するための矯正光学系を備える測定ユニットと、矯正光学系に対する検査中の被検眼の位置ズレを検出する位置検出手段と、自覚測定前に得られた被検眼の他覚的な眼屈折力情報を取得する情報取得手段と、検眼装置の動作を制御する制御手段であって、検査中に位置検出手段により位置ズレが検出された場合、位置ズレの補正に関する制御を行う制御手段と、を備え、制御手段は、検査中に位置検出手段により位置ズレが検出された場合であっても、情報取得手段によって取得された眼屈折力情報に基づき、位置ズレの補正に関する制御を抑制する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
被検眼の光学特性を自覚的に測定するための検眼装置であって、
被検眼の自覚的な光学特性を測定するための矯正光学系を備える測定ユニットと、
前記矯正光学系に対する検査中の被検眼の位置ズレを検出する位置検出手段と、
自覚測定前に得られた被検眼の他覚的な眼屈折力情報を取得する情報取得手段と、
前記検眼装置の動作を制御する制御手段であって、検査中に前記位置検出手段により前記位置ズレが検出された場合、前記位置ズレの補正に関する制御を行う制御手段と、を備え、
前記制御手段は、検査中に前記位置検出手段により前記位置ズレが検出された場合であっても、前記情報取得手段によって取得された前記眼屈折力情報に基づき、前記位置ズレの補正に関する制御を抑制することを特徴とする検眼装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1の検眼装置において、
前記制御手段は、前記眼屈折力情報に含まれる乱視軸角度に基づき、前記乱視軸角度の方向における被検眼の前記位置ズレの補正に関する制御を抑制することを特徴とする検眼装置。
【請求項3】
請求項2の検眼装置において、
前記制御手段は、前記眼屈折力情報に含まれる乱視度数が所定度数より低い場合に、前記乱視軸角度の方向における前記位置ズレの補正に関する制御を抑制することを特徴とする検眼装置。
【請求項4】
請求項1~3の何れかの検眼装置において、
前記制御手段は、検査中に前記位置ズレが所定の許容範囲を超えた場合に、前記位置ズレの補正に関する制御を行う手段であり、
前記眼屈折力情報に含まれる乱視度数に応じて前記許容範囲が変更されることを特徴とする検眼装置。
【請求項5】
請求項1~3の何れかの検眼装置において、
前記制御手段は、検査中に前記位置ズレが所定の許容範囲を超えた場合に、前記位置ズレの補正に関する制御を行う手段であり、
前記眼屈折力情報に含まれる球面度数に応じて前記許容範囲が変更されることを特徴とする検眼装置。
【請求項6】
請求項1~5の何れかの検眼装置において、
被検者又は検者に各種の情報を報知する報知手段を備え、
前記制御手段は、前記位置ズレを被検者が顔を移動して正すために、前記位置ズレが生じている旨を被検者又は検者に報知するように報知手段を制御する手段であり、前記眼屈折力情報に基づき、前記報知手段による前記位置ズレが生じている旨の報知を抑制することを特徴とする検眼装置。
【請求項7】
請求項1~6の何れかの検眼装置において、
前記測定ユニットは矯正光学系が配置されたレンズユニットと、前記レンズユニットを被検者の顔に対して少なくとも左右方向に移動する移動手段と、を備え、
前記制御手段は、左右方向の前記位置ズレを正すために前記移動手段の駆動を制御する手段であり、検査中に前記位置ズレが検出された場合であっても、前記眼屈折力情報に応じて、前記移動手段による前記レンズユニットの移動を抑制することを特徴とする検眼装置。
【請求項8】
請求項1~7の何れかの検眼装置において、
前記制御手段は、前記位置ズレの補正に関する制御の抑制は、前記位置ズレの補正に関する制御を停止又は禁止することであることを特徴とする検眼装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、被検眼の光学特性を自覚的に測定する検眼装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
被検眼の眼前に左右一対の測定ユニットを配置し、測定ユニットの検眼窓に切換え配置される矯正光学系を介して検査視標を見せることで、被検眼の自覚的な眼屈折力(屈折誤差)等の光学特性を測定する検眼装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。検査の開始に当たっては、測定ユニットの検眼窓(矯正光学系)に対して被検眼を所定の位置関係に位置合わせすることが必要とされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-89078号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、検査前に被検眼を位置合わせしたとしても、被検者が疲れる等で、検査中に検眼窓(矯正光学系)に対する被検眼の位置ズレが生じることがある。しかし、検査中に位置ズレが生じた都度、その位置ズレを正すことは、検査が中断され、検査効率が悪い、手間である、被検者に負担をかける、等の不都合がある。
【0005】
本開示は、検査中の被検眼の位置ズレを正すことが可能であると共に、効率よく検査を行える検眼装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の検眼装置装置は、被検眼の光学特性を自覚的に測定するための検眼装置であって、被検眼の自覚的な光学特性を測定するための矯正光学系を備える測定ユニットと、前記矯正光学系に対する検査中の被検眼の位置ズレを検出する位置検出手段と、自覚測定前に得られた被検眼の他覚的な眼屈折力情報を取得する情報取得手段と、前記検眼装置の動作を制御する制御手段であって、検査中に前記位置検出手段により前記位置ズレが検出された場合、前記位置ズレの補正に関する制御を行う制御手段と、を備え、前記制御手段は、検査中に前記位置検出手段により前記位置ズレが検出された場合であっても、前記情報取得手段によって取得された前記眼屈折力情報に基づき、前記位置ズレの補正に関する制御を抑制することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
検眼装置の外観図である。
測定ユニットの構成を説明する図である。
測定ユニットに設けられた撮影部の構成を説明する概略図である。
視標呈示ユニットの構成を説明する図である。
検眼装置の制御系を示す図である。
観察窓を介して確認される被検眼を見た図である。
Z方向の被検眼の位置合わせ時の画面例を示す図である。
検眼プログラムの例を示す図である。
被検眼の位置ズレ検出を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[概要]
以下、典型的な実施形態の1つについて、図面を参照して説明する。なお、以下の<>にて分類された項目は、独立又は関連して利用されうる。
【0009】
例えば、検眼装置(例えば、検眼装置1)は、測定ユニット(例えば、測定ユニット100)と、位置検出手段(例えば、撮影部160、正面撮影部240、制御部50)と、情報取得手段(例えば、制御部50)と、制御手段(例えば、制御部50、制御部150、制御部250)と、を備える。例えば、検眼装置は、被検者又は検者に各種の情報を報知する報知手段(例えば、制御部50、モニタ310、音声発生部170)を備えていてよい。例えば、検眼装置は、検査視標を呈示するための視標呈示ユニット(例えば、視標呈示ユニット200)を備えていてもよい。
【0010】
<測定ユニット>
例えば、測定ユニットは、被検眼の自覚的な光学特性を測定するための矯正光学系(例えば、レンズユニット130)を備える。例えば、測定ユニットは、検眼窓(例えば、検眼窓132)に矯正光学系の光学素子を切換え配置する。例えば、測定ユニットは、矯正光学系が配置されたレンズユニット(例えば、レンズユニット130)と、レンズユニットを被検者の顔に対して少なくとも左右方向に移動する移動手段(例えば、駆動部141)と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
健康器具
4か月前
個人
歯茎みが品
5か月前
個人
鼾防止用具
4か月前
個人
脈波測定方法
4か月前
個人
白内障治療法
3か月前
個人
洗井間専家。
3か月前
個人
脈波測定方法
4か月前
個人
導電香
5か月前
個人
マッサージ機
5か月前
個人
嚥下鍛錬装置
4日前
個人
ホバーアイロン
3か月前
個人
歯の修復用材料
18日前
個人
クリップ
5か月前
個人
片足歩行支援具
5か月前
個人
矯正椅子
1か月前
個人
バッグ式オムツ
24日前
個人
口内洗浄具
4か月前
個人
陣痛緩和具
4日前
個人
歯の保護用シール
1か月前
三生医薬株式会社
錠剤
3か月前
個人
シャンプー
2か月前
個人
車椅子持ち上げ器
3か月前
株式会社コーセー
化粧料
5か月前
株式会社八光
剥離吸引管
1か月前
株式会社コーセー
美爪料
5か月前
株式会社結心
手袋
4か月前
個人
除菌システム
5か月前
株式会社 MTG
浴用剤
5か月前
個人
服薬支援装置
3か月前
株式会社大野
骨壷
8日前
株式会社ダリヤ
皮膚化粧料
3か月前
個人
形見の製造方法
22日前
株式会社ニデック
検眼装置
1日前
株式会社ダリヤ
毛髪化粧料
4か月前
株式会社コロナ
サウナ装置
2か月前
株式会社松風
口腔用組成物
1日前
続きを見る
他の特許を見る