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公開番号2025104476
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222302
出願日2023-12-28
発明の名称粉体分注装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65B 1/08 20060101AFI20250703BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ハウジングを回転させることにより、ハウジング内での粉体の流動性を高め、高い精度の分注を行うことができる粉体分注装置を提供すること。
【解決手段】粉体分注装置は、粉体を貯留するホッパーと、前記ホッパーに接続され、前記ホッパー内に貯留された前記粉体を吐出する吐出口を備える筒状のノズルと、を有するハウジングと、前記ノズルに挿入され、前記ノズルに対して前記ノズルの中心軸に沿う方向に移動するシャフトと、前記ハウジングに繰り返し衝突することにより、前記ハウジングを振動させると共に前記中心軸まわりに回転させるノッカーと、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
粉体を貯留するホッパーと、前記ホッパーに接続され、前記ホッパー内に貯留された前記粉体を吐出する吐出口を備える筒状のノズルと、を有するハウジングと、
前記ノズルに挿入され、前記ノズルに対して前記ノズルの中心軸に沿う方向に移動するシャフトと、
前記ハウジングに繰り返し衝突することにより、前記ハウジングを振動させると共に前記中心軸まわりに回転させるノッカーと、を有することを特徴とする粉体分注装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記ホッパーは、胴部と、前記胴部と前記ノズルとの間に位置し前記胴部側から前記ノズル側に向けて縮径するテーパー部と、を有し、
前記ノッカーは、前記テーパー部に衝突する請求項1に記載の粉体分注装置。
【請求項3】
前記ノッカーは、前記中心軸の法面に沿う方向に沿って往復移動することにより、前記ハウジングに繰り返し衝突する請求項1に記載の粉体分注装置。
【請求項4】
前記中心軸に沿う方向からの平面視で、前記往復移動の方向は、前記ノッカーと前記ハウジングとの接触点を通り、前記中心軸と直交する仮想直線に対して傾斜している請求項3に記載の粉体分注装置。
【請求項5】
前記ハウジングは、外周面に配置され、前記中心軸まわりに環状に設けられている凹凸を有し、前記凹凸に前記ノッカーが衝突する請求項3に記載の粉体分注装置。
【請求項6】
前記衝突によって前記ハウジングが前記中心軸まわりに回転するように、前記ハウジングを支持している支持部を有する請求項1に記載の粉体分注装置。
【請求項7】
前記シャフトに接続され、前記シャフトの周囲に前記中心軸に沿って延びていて、回転を係止されている螺旋状の線体を有する請求項1に記載の粉体分注装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粉体分注装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、所要量の粉体を供給するためのディスペンサー・デバイスが記載されている。このディスペンサー・デバイスは、粉体の吐出口を有するハウジングと、ハウジングに挿入されている送出/閉鎖部材と、を有する。また、送出/閉鎖部材には側面に開口する凹部が形成されている。送出/閉鎖部材を上側に移動させて凹部をハウジング内に開口させることによりハウジング内の粉体が凹部内に導入され、送出/閉鎖部材を下側に移動させて凹部を吐出口外に開口させることにより凹部内の粉体を吐出口から吐出することができる。また、ディスペンサー・デバイスでは、ハウジングに対して送出/閉鎖部材を回転させることにより、ハウジング内での粉体の凝集を抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2009-509877号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このようなディスペンサー・デバイスでは、ハウジングに対して送出/閉鎖部材を回転させるための駆動源が必要となり、装置の大型化や消費電力の上昇を招いてしまう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の粉体分注装置は、粉体を貯留するホッパーと、前記ホッパーに接続され、前記ホッパー内に貯留された前記粉体を吐出する吐出口を備える筒状のノズルと、を有するハウジングと、
前記ノズルに挿入され、前記ノズルに対して前記ノズルの中心軸に沿う方向に移動するシャフトと、
前記ハウジングに繰り返し衝突することにより、前記ハウジングを振動させると共に前記中心軸まわりに回転させるノッカーと、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る粉体分注装置の全体構成を示す断面図である。
ハウジングを下側から見た下面図である。
シャフトが閉状態である様子を示す断面図である。
シャフトが開状態である様子を示す断面図である。
ノッカーがハウジングに衝突した様子を示す下面図である。
ノッカーがハウジングから離間した様子を示す下面図である。
ハウジングが回転する様子を示す下面図である。
ハウジング内に十分量の粉体が貯留されているにも関わらず、吐出口から粉体が安定して吐出されない状態を示す断面図である。
ハウジング内に十分量の粉体が貯留されているにも関わらず、吐出口から粉体が安定して吐出されない状態を示す断面図である。
ハウジング内に十分量の粉体が貯留されているにも関わらず、吐出口から粉体が安定して吐出されない状態を示す断面図である。
ハウジング内に十分量の粉体が貯留されているにも関わらず、吐出口から粉体が安定して吐出されない状態を示す断面図である。
第2実施形態に係る粉体分注装置が備えるハウジングの下面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の粉体分注装置を添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る粉体分注装置の全体構成を示す断面図である。図2は、ハウジングを下側から見た下面図である。図3は、シャフトが閉状態である様子を示す断面図である。図4は、シャフトが開状態である様子を示す断面図である。図5は、ノッカーがハウジングに衝突した様子を示す下面図である。図6は、ノッカーがハウジングから離間した様子を示す下面図である。図7は、ハウジングが回転する様子を示す下面図である。図8ないし図11は、それぞれ、ハウジング内に十分量の粉体が貯留されているにも関わらず、吐出口から粉体が安定して吐出されない状態を示す断面図である。
【0008】
なお、以下では、説明の便宜上、図1、図3、図4、図8ないし図11の上側を「上」、下側を「下」とも言う。また、図1、図3、図4、図8ないし図11の紙面縦方向は、鉛直方向に沿うものとする。
【0009】
図1に示す粉体分注装置1は、粉体Qを貯留するハウジング2と、ハウジング2を回転可能に支持する支持部としての外装3と、ハウジング2に挿入されたシャフト4と、シャフト4に接続された螺旋状の線体5と、シャフト4をハウジング2に対して上下に移動させるシャフト駆動部6と、ハウジング2を打撃して振動および回転させるノッカー7と、ノッカー7を駆動するノッカー駆動部8と、シャフト駆動部6およびノッカー駆動部8を制御する制御装置9と、を有する。
を有する。
【0010】
ハウジング2は、粉体Qを貯留するホッパー21と、ホッパー21の下端部に接続されたノズル22と、を有する。ホッパー21は、鉛直方向に延びた円管状であり、内部に粉体Qが貯留される。また、ホッパー21は、鉛直方向に沿って内径が一定である胴部211と、胴部211の下側に位置し、内径が下方に向けて縮径するテーパー部212と、を有する。また、胴部211の上端部には、外側へ突出する環状のフランジ213が形成されている。そして、テーパー部212の下端部にノズル22が接続されている。つまり、テーパー部212は、胴部211とノズル22との間に位置する。このような構成によれば、ハウジング2内の粉体Qがテーパー部212によってノズル22にスムーズに導かれる。ノズル22は、鉛直方向に延び、胴部211よりも小径である筒状をなし、ホッパー21と同軸的に配置されている。また、ノズル22は、その下端が吐出口221となっており、この吐出口221を介してホッパー21内の粉体Qがハウジング2外に吐出される。
(【0011】以降は省略されています)

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