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公開番号
2025108213
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2024001979
出願日
2024-01-10
発明の名称
ミシンフレーム
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D05B
73/00 20060101AFI20250715BHJP(縫製;刺しゅう;タフティング)
要約
【課題】従来よりも、剛性と軽量性とを両立したミシンフレームを提供すること。
【解決手段】ミシンフレーム5は、脚柱フレーム4と、脚柱フレーム4の長手方向Dの一端から、長手方向Dに直交する延出方向Jに延びるアームフレーム8であって、延出方向Jに延びる第一延出板81と、長手方向Dにおいて第一延出板81と離隔し、第一延出板81と対向して、延出方向Jに延びる第二延出板82と、長手方向Dに広がり、第一延出板81と第二延出板82とを長手方向Dに連結して、延出方向Jに延びる延出中板83であって、曲面を有する延出中板83とを有するアームフレーム8とを備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
脚柱フレームと、
前記脚柱フレームの長手方向の一端から、前記長手方向に直交する延出方向に延びる延出フレームであって、
前記延出方向に延びる第一延出板と、
前記長手方向において前記第一延出板と離隔し、前記第一延出板と対向して、前記延出方向に延びる第二延出板と、
前記長手方向に広がり、前記第一延出板と前記第二延出板とを前記長手方向に連結して、前記延出方向に延びる延出中板であって、曲面を有する前記延出中板と
を有する前記延出フレームと
を備えることを特徴とするミシンフレーム。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記延出中板は、前記長手方向に垂直な方向の断面形状が曲線をなす曲面を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のミシンフレーム。
【請求項3】
前記脚柱フレームの前記長手方向を上下方向と定義した場合、
前記延出フレームは、前記脚柱フレームの上端から、前記延出方向に延びるアームフレームであり、
前記脚柱フレームの下端から、前記延出方向に延び、前記延出フレームに対向するベッドフレームを更に備えることを特徴とする請求項1に記載のミシンフレーム。
【請求項4】
前記脚柱フレームの前記長手方向を上下方向と定義し、前記長手方向と前記延出方向との各々に直交する方向を直交方向と定義した場合、
前記直交方向は、第一方向と、前記第一方向と反対の第二方向とを含み、
前記第一方向における、前記第一延出板の端の輪郭である第一延出輪郭は平面視で曲線であり、
前記第一方向における、前記第二延出板の端の輪郭である第二延出輪郭は平面視で曲線であることを特徴とする請求項1に記載のミシンフレーム。
【請求項5】
前記第一延出板において、前記直交方向の長さが最も短い部分は、前記直交方向の長さが最も長い部分よりも前記延出方向に位置し、
前記第二延出板において、前記直交方向の長さが最も短い部分は、前記直交方向の長さが最も長い部分よりも前記延出方向に位置することを特徴とする請求項4に記載のミシンフレーム。
【請求項6】
前記脚柱フレームの前記長手方向を上下方向と定義した場合、
前記延出フレームは、前記脚柱フレームの上端から、前記延出方向に延びるアームフレームであり、
前記脚柱フレームの下端から、前記延出フレームと対向して、前記延出方向に延びるベッドフレームであって、
前記延出方向に延びる第一ベッド板と、
前記長手方向において前記第一ベッド板と離隔し、前記第一ベッド板と対向して、前記延出方向に延びる第二ベッド板と、
前記長手方向に広がり、前記第一ベッド板と前記第二ベッド板とを前記長手方向に連結して、前記延出方向に延びるベッド中板であって、前記長手方向に垂直な方向の断面形状が曲線をなす曲面を有する前記ベッド中板と
を有する前記ベッドフレームを更に備えることを特徴とする請求項1に記載のミシンフレーム。
【請求項7】
前記脚柱フレームの前記長手方向を上下方向と定義した場合、
前記脚柱フレームは、
前記脚柱フレームの下端において、前記上下方向と直交する水平方向に広がる脚柱下板であって、前記上下方向に貫通し、底面視屈曲した辺を有する四角形状の脚柱孔が形成された前記脚柱下板と、
前記屈曲した辺から上方に延びる曲面を有する脚柱板と
を有することを特徴とする請求項1に記載のミシンフレーム。
【請求項8】
前記脚柱フレームの前記長手方向を上下方向と定義し、前記長手方向と前記延出方向との各々に直交する方向を直交方向と定義した場合、
前記脚柱フレームの下端の前記直交方向の長さは、前記脚柱フレームの上端の前記直交方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載のミシンフレーム。
【請求項9】
前記長手方向と前記延出方向との各々に直交する方向を直交方向と定義した場合、
前記延出フレームは、前記延出中板から、前記直交方向に突出するアームリブを有し、
前記脚柱フレームは、前記直交方向に垂直な方向の断面形状において前記アームリブの太さよりも大きい太さである第一脚柱リブと、前記第一脚柱リブの太さより小さい太さであり、前記第一脚柱リブよりも前記長手方向の長さが短い第二脚柱リブとを有することを特徴とする請求項1に記載のミシンフレーム。
【請求項10】
前記脚柱フレームの前記長手方向を上下方向と定義し、前記延出方向を左方向と定義した場合、
前記脚柱フレームは、前記延出フレームとの連結部分の下方に正面視円弧状の連結曲板を有し、
前記第一脚柱リブは、正面視において前記連結曲板の接線上に形成されることを特徴とする請求項9に記載のミシンフレーム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ミシンフレームに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のミシンフレームは、ミシンフレームを構成する脚柱の水平断面を、アーム及びベッドの長手方向に沿うS字状とする。ミシンフレームは、アームの先端側に位置する一方の枠内部に、脚柱の剛性を補強するX字状のリブが設けられる。脚柱及びリブは、鋳鉄及びアルミダイカストよりも軽い樹脂からなり、従来のミシンに比べて軽量化が図られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-245733号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のミシンフレームは、脚柱から離れた位置に配置される針棒の駆動によってアームに作用される荷重の影響を無視できない。ミシンフレームの剛性を確保するために、ミシンフレームの厚みを厚くしたり、リブを増やしたりすると、ミシンフレームの軽量性が損なわれるため、ミシンフレームの剛性と軽量性とを両立することは難しい。
【0005】
本発明の目的は、従来よりも、剛性と軽量性とを両立したミシンフレームを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るミシンフレームは、脚柱フレームと、前記脚柱フレームの長手方向の一端から、前記長手方向に直交する延出方向に延びる延出フレームであって、前記延出方向に延びる第一延出板と、前記長手方向において前記第一延出板と離隔し、前記第一延出板と対向して、前記延出方向に延びる第二延出板と、前記長手方向に広がり、前記第一延出板と前記第二延出板とを前記長手方向に連結して、前記延出方向に延びる延出中板であって、曲面を有する前記延出中板とを有する前記延出フレームとを備える。ミシンフレームの延出中板は、ミシンの駆動により荷重のかかりやすいミシンフレームにおいて、延出中板が平面のみで形成される場合に比べ、重量を増加させることなく、延出フレームの剛性を高くすることに貢献する。即ち、ミシンフレームの延出中板は、従来よりも、剛性と軽量性とを両立することに貢献する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
カバー25が取り外された状態のミシン1の斜視図である。
ミシンフレーム5の斜視図である。
ミシンフレーム5の正面図である。
ミシンフレーム5の斜視図である。
ミシンフレーム5の背面図である。
ミシンフレーム5の右側面図である。
ミシンフレーム5の斜視図である。
ミシンフレーム5の底面図である。
図3の9-9線における矢視方向断面図である。
図3の10-10線における矢視方向断面図である。
図3の11-11線における矢視方向断面図である。
ミシンフレーム5の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の一実施形態のミシンフレーム5を備えるミシン1を、図面を参照して説明する。図1の上下方向、左下方向、右上方向、左上方向、及び右下方向が各々、ミシン1の上下方向、左方向、右方向、後方向、及び前方向である。図2の上下方向、左下方向、右上方向、左上方向、及び右下方向が各々、ミシンフレーム5の上下方向、左方向、右方向、後方向、及び前方向である。脚柱12及び脚柱フレーム4の長手方向Dがミシン1及びミシンフレーム5の上下方向である。左方は延出方向Jと定義される。長手方向D及び延出方向Jの各々と直交する前後方向は直交方向Wと定義される。針棒26から押え棒28に向かう方向は後方であり、順送方向F及び第二方向K2と定義される。順送方向Fの反対方向は前方であり、逆送方向B及び第一方向K1と定義される。
【0009】
図1及び図2に示すように、ミシン1は、ミシンフレーム5、ベッド7、脚柱12、及びアーム13を備える。ミシンフレーム5は、アルミニウム合金等の剛性の比較的高い金属で形成され、ミシン1の構成部品を支持する。ミシンフレーム5は、正面視左方が開放するU字形状である。ミシンフレーム5は、脚柱フレーム4、ベッドフレーム6、及びアームフレーム8を備える。アームフレーム8は、脚柱フレーム4の長手方向Dの一端から、長手方向Dに直交する延出方向Jに延びる。ベッドフレーム6は、脚柱フレーム4の長手方向Dの他端から、長手方向Dに直交する延出方向Jに延びる。ミシンフレーム5の詳細な構成は後述する。
【0010】
脚柱12は、上下方向に延びる。脚柱12の内部には、脚柱フレーム4、図示しないミシンモータ、図示しない伝達部材、及び図示しない電源が設けられる。脚柱フレーム4は、ミシンモータ及び伝達部材を支持する。ミシンモータは、電源から供給される電力で、後述の主軸を回転させる。伝達部材は、ミシンモータの動力を後述の下軸に伝達する。脚柱12の前側には、縦長の液晶ディスプレイ(LCD)17及びタッチスクリーン16が設けられる。LCD17は、縫製作業に必要なメッセージ等を表示する。タッチスクリーン16は、LCD17の前面に設けられる。ユーザがLCD17に表示された項目を選択するために、タッチスクリーン16を指及び専用のペン等の指示体で操作すると、選択位置が検出される。ユーザは、ミシン1に対してタッチスクリーン16を介して種々の指示を入力できる。
(【0011】以降は省略されています)
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