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公開番号2025109018
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-24
出願番号2024002662
出願日2024-01-11
発明の名称画像形成装置
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人個人
主分類B65H 3/06 20060101AFI20250716BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 厚さの異なる複数種類の記録媒体に適した位置に調整する作業を容易にする。
【解決手段】 画像形成装置は、回転軸の周りに回転する給紙ローラー161と、給紙ローラー161の両端それぞれで給紙ローラー軸162を軸支し、本体フレーム11の固定部材11Bに取り付けられる一対の保持部171A,171Bと、給紙ローラー161に対向して本体フレーム11本体フレームに取り付けられた前さばき部材163と、共通の底面からの高さが異なる複数の上面をそれぞれが有する複数の選択部分を有し、複数の選択部分のいずれか1つが固定部材11Bと保持部171Aとの間に配置される調整部材181と、を備える。
【選択図】図6

特許請求の範囲【請求項1】
回転軸の周りに回転する給紙ローラーと、
前記回転軸を軸支し、本体フレームに取り付けられる保持部と、
前記給紙ローラーに対向して前記本体フレームに取り付けられたさばき部材と、
共通の底面からの高さが異なる複数の上面をそれぞれが有する複数の選択部分を有し、複数の選択部分のいずれか1つが前記本体フレームと前記保持部との間に配置される調整部材と、を備えた画像形成装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記保持部は、前記給紙ローラーの両端にそれぞれ設けられる第1保持部および第2保持部を含み、
前記調整部材は前記本体フレームと前記第1保持部との間に配置され、
前記さばき部材と前記回転軸との間の距離は前記回転軸の方向に異なる複数の位置で異なる、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記調整部材は、前記底面から突出する凸部を有し、
前記複数の選択部分は、前記凸部を中心とした周方向に並んで配置される、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記調整部材は、前記凸部を中心にした円弧に沿って複数の前記上面それぞれから前記底面まで貫通する溝部が形成されており、
前記溝部を通り、前記保持部を前記本体フレームに固定する固定部材を、さらに備えた、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記保持部は、前記本体フレームに取り付けられる取付部と、前記給紙ローラーの前記回転軸を軸支する軸支部と、を有し、
前記軸支部は、前記給紙ローラーに前記さばき部材が当接する部分よりも上方かつ前記取付部よりも下方に位置する、請求項1~4のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記給紙ローラーの回転方向において前記さばき部材よりも下流側で前記給紙ローラーに対向して前記本体フレームに取り付けられたさばきローラーを、さらに備えた、請求項1~4のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記給紙ローラーの下方に設けられ、上方に付勢される付勢板を、さらに備え、
前記給紙ローラーに前記付勢板に載置される記録媒体が接触する位置は、前記給紙ローラーに前記さばき部材が当接する位置よりも前記給紙ローラーの回転方向において上流側である、請求項1~4のいずれかに記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、画像形成装置に関し、特に、記録媒体を搬送する給紙ローラーを備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、給紙トレイに複数の記録媒体が重なった状態で載置される。画像形成装置は、複数の記録媒体の最上段の記録媒体から順に1枚ずつ搬送し、記録媒体に画像を形成する。例えば、特開2008-127196号公報には、給紙ローラーと、給紙ローラーに圧接するさばき部材と、さばき部材を給紙ローラーの方向に付勢する付勢部材と、付勢部材による付勢力を調整する付勢力調整手段とを備えた給紙機構であって、前記付勢力調整手段が、付勢部材の一方端を支持する、係合爪を有する受け台と、高さの異なる連続又は不連続の突部を有する保持板とを有し、受け台の係合爪を保持板の突部に係合させることによって受け台を保持板に係止させるとともに、係合爪を係合させる突部を選択することによって、付勢部材の付勢力を調整することを特徴とする給紙機構が記載されている。
【0003】
特開2008-127196号公報に記載の給紙機構は、付勢部材がさばき部材の一点でさばき部材を付勢するため、さばき部材が給紙ローラーを付勢する力が、給紙ローラーの回転軸方向の複数の位置で異なる場合がある。このため、さばき部材が給紙ローラーを付勢する力が安定しない場合がある。また、さばき部材に加えられる付勢力が低いと厚紙がさばき部材に当接して抵抗を受けるので搬送することができなくなり、付勢力が高いと薄紙の複数が重なって送られる。このため、付勢力を厚紙に合わせて調整すると薄紙が重送される場合があり、付勢力を薄紙に合わせて調整すると厚紙を搬送できなくなる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-127196号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明の目的の1つは、厚さの異なる複数種類の記録媒体に適した位置に調整する作業を容易にした画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、画像形成装置は、回転軸の周りに回転する給紙ローラーと、回転軸を軸支し、本体フレームに取り付けられる保持部と、給紙ローラーに対向して本体フレームに取り付けられたさばき部材と、共通の底面からの高さが異なる複数の上面をそれぞれが有する複数の選択部分を有し、複数の選択部分のいずれか1つが本体フレームと保持部との間に配置される調整部材と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態の1つにおけるMFPの外観の一例を示す斜視図である。
MFPの一部の内部構成を示す模式的側面図である。
本体フレームの扉を内側から見た斜視図である。
図3の一部拡大図である。
手差し給紙部の斜視図である。
手差し給紙部の正面図である。
手差し給紙部の第1の断面図である。
手差し給紙部の第2の断面図である。
第1保持部の斜視図である。
第1保持部の平面図である。
第1保持部の正面図である。
第1保持部の側面図である。
前さばき部材の斜視図である。
前さばき部材の側面図である。
調整部材を斜め上方から見た斜視図である。
調整部材の上面図である。
調整部材を斜め下方から見た斜視図である。
調整部材の底面図である。
図16のA-A線断面図である。
図16のB-B線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0009】
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるMFPの外観の一例を示す斜視図である。MFP100は、自動原稿搬送装置120と、原稿読取部130と、画像形成部140と、給紙部150と、操作パネル110とを含む。原稿読取部130は、原稿を読み取る。自動原稿搬送装置120は、原稿を原稿読取部130に搬送する。画像形成部140は、画像データに基づいて用紙等に画像を形成する。画像データは、長尺プリントジョブに含まれる画像データ、原稿読取部130が原稿を読み取って出力する画像データを含む。給紙部150は、画像形成部140に記録媒体を供給する。記録媒体は、用紙の他、OHPフィルムなどのシート状の樹脂フィルムを含む。以下、記録媒体を用紙とする場合を例に説明する。操作パネル110は、ユーザーに情報を提供するまたはユーザーにより入力される操作を受け付けるユーザーインターフェースである。
【0010】
自動原稿搬送装置120は、原稿トレイ上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿読取部130のプラテンガラス上に設定された所定の原稿読み取り位置まで搬送する。自動原稿搬送装置120は、原稿読取部130により原稿に形成された画像が読み取られた原稿を原稿排紙トレイに排出する。原稿読取部130は、原稿読取位置に搬送されてきた原稿に光を照射する光源と、原稿で反射した光を受光する光電変換素子とを含み、原稿のサイズに応じた原稿画像を走査する。光電変換素子は、受光した光を電気信号である画像データに変換して、画像形成部140に出力する。
(【0011】以降は省略されています)

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