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公開番号2025109362
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2024003198
出願日2024-01-12
発明の名称電極搬送システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B65G 54/02 20060101AFI20250717BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】シート状電極を低コストで搬送する技術を提供する。
【解決手段】電極搬送システム1は、シート状電極2をエア浮上により非接触で支持するエア浮上ステージ4と、第1の平面リニアモータ8及び第2の平面リニアモータ9と、を含む。例えば、第1の平面リニアモータ8は、固定子10上で可動子11を磁気浮上させた状態で可動子11を水平駆動及び旋回駆動するように構成される。可動子11は、シート状電極2を把持可能に構成される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
シート状電極をエア浮上により非接触で支持するエア浮上ステージと、
固定子及び可動子を含む少なくとも1つの平面リニアモータと、
を含み、
前記少なくとも1つの平面リニアモータは、前記固定子上で前記可動子を磁気浮上させた状態で前記可動子を水平駆動及び旋回駆動するように構成され、
前記可動子は、前記シート状電極を把持可能に構成される、
電極搬送システム。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電極搬送システムであって、
前記少なくとも1つの平面リニアモータは、第1の平面リニアモータと第2の平面リニアモータを含み、
前記第1の平面リニアモータ及び前記第2の平面リニアモータは、前記エア浮上ステージを挟むように配置されている、
電極搬送システム。
【請求項3】
請求項1に記載の電極搬送システムであって、
前記エア浮上ステージにより支持された前記シート状電極を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置で生成された撮像画像に基づいて前記可動子を制御することにより、前記シート状電極の位置及び姿勢を補正する制御装置と、
を更に含む、
電極搬送システム。
【請求項4】
請求項1に記載の電極搬送システムであって、
前記エア浮上ステージは、前記シート状電極の搬送方向に対して直交する幅方向において分割されており、
前記幅方向の内方でのエア流量が前記幅方向の外方でのエア流量よりも小さい、
電極搬送システム。
【請求項5】
請求項1に記載の電極搬送システムであって、
前記エア浮上ステージは、前記シート状電極の搬送方向において分割されており、
前記エア浮上ステージは、前記シート状電極の搬送に同期して、前記シート状電極が存在する領域のみでエアを噴射するように構成されている、
電極搬送システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電極搬送システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、長円形のレールと、当該レール上を走行可能な複数の可動子と、を備えた電極搬送装置を開示している。各可動子は、シート状電極を載せる搬送プレートと、当該搬送プレートに載せられたシート状電極を保持する複数のクランプと、を備える。各クランプは、L字型を成すクランプアームと、クランプアームを常時付勢する引張バネと、クランプアームに取り付けられたローラと、を含む。この構成で、クランプアームが引張バネによって付勢されることで、クランプアームは、シート状電極を搬送プレートに押さえつける。各クランプのローラが可動子の走行経路に設けられた固定カムと係合すると、クランプアームが引張バネに抗して回転することで、シート状電極がクランプアームから解放される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-183313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の構成では、シート状電極の大型化に伴い、可動子も大型化せざるを得ない。
【0005】
本開示の目的は、シート状電極を低コストで搬送する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
シート状電極をエア浮上により非接触で支持するエア浮上ステージと、
固定子及び可動子を含む少なくとも1つの平面リニアモータと、
を含み、
前記少なくとも1つの平面リニアモータは、前記固定子上で前記可動子を磁気浮上させた状態で前記可動子を水平駆動及び旋回駆動するように構成され、
前記可動子は、前記シート状電極を把持可能に構成される、
電極搬送システムが提供される。
以上の構成によれば、シート状電極を低コストで搬送することができる。
【0007】
前記少なくとも1つの平面リニアモータは、第1の平面リニアモータと第2の平面リニアモータを含み、
前記第1の平面リニアモータ及び前記第2の平面リニアモータは、前記エア浮上ステージを挟むように配置されてもよい。
以上の構成によれば、前記シート状電極を安定的に搬送することができる。
【0008】
前記エア浮上ステージにより支持された前記シート状電極を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置で生成された撮像画像に基づいて前記可動子を制御することにより、前記シート状電極の位置及び姿勢を補正する制御装置と、
を更に含んでもよい。
以上の構成によれば、前記シート状電極の位置及び姿勢を補正することができる。
【0009】
前記エア浮上ステージは、前記シート状電極の搬送方向に対して直交する幅方向において分割されており、
前記幅方向の内方でのエア流量が前記幅方向の外方でのエア流量よりも小さくてもよい。
以上の構成によれば、前記シート状電極の幅方向の内方が盛り上がるように湾曲してしまうことを抑制できる。
【0010】
前記エア浮上ステージは、前記シート状電極の搬送方向において分割されており、
前記エア浮上ステージは、前記シート状電極の搬送に同期して、前記シート状電極が存在する領域のみでエアを噴射するように構成されてもよい。
以上の構成によれば、エアの使用量を削減できる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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