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公開番号
2025109378
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003226
出願日
2024-01-12
発明の名称
電極搬送システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
B65G
54/02 20060101AFI20250717BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】シート状電極をクランプする可動子のクランプ操作の操作力を可動子の外部から供給するに際し、磁気浮上している可動子の不用意な動きを防止する。
【解決手段】電極搬送システムは、固定子及び可動子を含む平面リニアモータと、クランプ操作手段と、を含む。可動子は、支持テーブルを有する可動子本体と、可動子本体に対して揺動可能なクランプアームと、可動子本体に対して鉛直方向に上下動可能な水平姿勢のクランプ操作板と、を含む。可動子は、クランプ操作板の上下動に連動してクランプアームが揺動することでクランプアームが、支持テーブルとの間でシート状電極をクランプするクランプ状態と、シート状電極をクランプしないアンクランプ状態と、の間で切り替わるように構成される。クランプ操作手段は、クランプ操作板と接触可能なクランプ操作部と、クランプ操作部を上下動させる駆動源と、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
空気浮上しているシート状電極をクランプして搬送する電極搬送システムであって、
固定子及び可動子を含む平面リニアモータと、
クランプ操作手段と、
を含み、
前記平面リニアモータは、前記固定子上で前記可動子を磁気浮上させた状態で前記可動子を水平駆動及び旋回駆動するように構成され、
前記可動子は、支持テーブルを有する可動子本体と、前記可動子本体に対して揺動可能なクランプアームと、前記可動子本体に対して鉛直方向に上下動可能な水平姿勢のクランプ操作板と、を含み、前記クランプ操作板の上下動に連動して前記クランプアームが揺動することで前記クランプアームが、前記支持テーブルとの間で前記シート状電極をクランプするクランプ状態と、前記シート状電極をクランプしないアンクランプ状態と、の間で切り替わるように構成され、
前記クランプ操作手段は、前記クランプ操作板と接触可能なクランプ操作部と、前記クランプ操作部を上下動させる駆動源と、を含む、
電極搬送システム。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電極搬送システムであって、
前記クランプ操作部は、平面視で前記シート状電極の長手方向に対して直交する回転軸を有するローラである、
電極搬送システム。
【請求項3】
請求項1に記載の電極搬送システムであって、
前記可動子は、前記クランプ操作板として、鉛直方向で互いに対向する一対のクランプ操作板を有し、
前記クランプ操作部は、前記一対のクランプ操作板の間に挿入される、
電極搬送システム。
【請求項4】
請求項3に記載の電極搬送システムであって、
前記可動子は、前記クランプアームを付勢するコイルスプリングを更に有し、
前記クランプアームが、前記クランプ状態から前記アンクランプ状態に切り替わるとき、前記コイルスプリングのばね作用線が前記クランプアームの揺動軸を跨ぐように構成されている、
電極搬送システム。
【請求項5】
請求項1に記載の電極搬送システムであって、
前記可動子は、鉛直方向に位置固定された浮き沈み防止部と係合可能に構成されている、
電極搬送システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電極搬送システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、長円形のレールと、当該レール上を走行可能な複数の可動子と、を備えた電極搬送装置を開示している。各可動子は、シート状電極を載せる搬送プレートと、当該搬送プレートに載せられたシート状電極を保持する複数のクランプと、を備える。各クランプは、L字型を成すクランプアームと、クランプアームを常時付勢する引張バネと、クランプアームに取り付けられたローラと、を含む。この構成で、クランプアームが引張バネによって付勢されることで、クランプアームは、シート状電極を搬送プレートに押さえつける。各クランプのローラが可動子の走行経路に設けられた固定カムと係合すると、クランプアームが引張バネに抗して回転することで、シート状電極がクランプアームから解放される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-183313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、シート状電極を空気浮上しつつ搬送するに際し、平面リニアモータを用いることが考えられる。即ち、平面リニアモータを構成する可動子にシート状電極をクランプさせつつ、磁気浮上状態にある可動子を移動させることで、シート状電極を搬送することができる。
【0005】
ここで、可動子を軽量化すると共に、可動子のコストを低減すべく、可動子のクランプ操作の操作力を可動子の外部から供給することが考えられる。クランプ操作とは、可動子がシート状電極をクランプしたクランプ状態と、可動子がシート状電極をクランプしないアンクランプ状態と、の間で切り替える操作を意味する。しかしながら、可動子のクランプ操作の操作力を可動子の外部から供給する場合、磁気浮上している可動子が不用意に水平移動してしまったり、磁気浮上している可動子が不用意に旋回してしまう虞がある。
【0006】
本開示の目的は、シート状電極をクランプする可動子のクランプ操作の操作力を可動子の外部から供給するに際し、磁気浮上している可動子の不用意な動きを防止する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
空気浮上しているシート状電極をクランプして搬送する電極搬送システムであって、
固定子及び可動子を含む平面リニアモータと、
クランプ操作手段と、
を含み、
前記平面リニアモータは、前記固定子上で前記可動子を磁気浮上させた状態で前記可動子を水平駆動及び旋回駆動するように構成され、
前記可動子は、支持テーブルを有する可動子本体と、前記可動子本体に対して揺動可能なクランプアームと、前記可動子本体に対して鉛直方向に上下動可能な水平姿勢のクランプ操作板と、を含み、前記クランプ操作板の上下動に連動して前記クランプアームが揺動することで前記クランプアームが、前記支持テーブルとの間で前記シート状電極をクランプするクランプ状態と、前記シート状電極をクランプしないアンクランプ状態と、の間で切り替わるように構成され、
前記クランプ操作手段は、前記クランプ操作板と接触可能なクランプ操作部と、前記クランプ操作部を上下動させる駆動源と、を含む、
電極搬送システムが提供される。以上の構成によれば、シート状電極をクランプする可動子のクランプ操作の操作力を可動子の外部から供給するに際し、磁気浮上している可動子の不用意な動きを防止することができる。
【0008】
前記クランプ操作部は、平面視で前記シート状電極の長手方向に対して直交する回転軸を有するローラであってもよい。以上の構成によれば、クランプ操作部は、可動子を長手方向及び幅方向に移動させることもなければ、可動子を旋回させることもない。
【0009】
前記可動子は、前記クランプ操作板として、鉛直方向で互いに対向する一対のクランプ操作板を有し、前記クランプ操作部は、前記一対のクランプ操作板の間に挿入されてもよい。以上の構成によれば、クランプ操作部は、可動子をクランプ状態からアンクランプ状態へと切り替えることができると共に、アンクランプ状態からクランプ状態へと切り替えることもできる。
【0010】
前記可動子は、前記クランプアームを付勢するコイルスプリングを更に有し、前記クランプアームが、前記クランプ状態から前記アンクランプ状態に切り替わるとき、前記コイルスプリングのばね作用線が前記クランプアームの揺動軸を跨ぐように構成されてもよい。以上の構成によれば、コイルスプリングのバネ復元力により、クランプ状態及びアンクランプ状態を保持することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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