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公開番号
2025110514
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004391
出願日
2024-01-16
発明の名称
媒体搬送装置及び記録装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65H
20/02 20060101AFI20250722BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】幅の狭い箇所にシワが集中することで媒体に折り癖が付く虞を低減すること。
【解決手段】媒体搬送装置は、ロール状に巻かれた媒体を繰り出す繰出し部と、媒体に搬送方向への送り力を付与する主ローラーと、主ローラーとの対で媒体を挟持した状態で回転する副ローラーとを備え、副ローラーは、主ローラーの長手方向に沿って互いに間隔Dを持って並ぶ第1ローラー91、第2ローラー92、第3ローラー93、…、第nローラーNの複数のローラーであり、間隔Dは、第1間隔D1と、第1間隔より大きい第2間隔D2とを有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ロール状に巻かれた媒体を繰り出す繰出し部と、
前記媒体に搬送方向への送り力を付与する主ローラーと、
前記主ローラーとの対で前記媒体を挟持した状態で回転する副ローラーと、を備え、
前記副ローラーは、前記主ローラーの長手方向に沿って互いに間隔を持って並ぶ第1ローラー、第2ローラー、第3ローラー、…、第nローラー(n:3以上の整数)の複数のローラーであり、
前記間隔は、
第1間隔と、
前記第1間隔より大きい第2間隔と、を有する、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の媒体搬送装置において、
前記搬送方向に搬送される前記媒体を巻き取る巻取り部と、
前記繰出し部と前記巻取り部との間に配置され、搬送される前記媒体に処理を施す処理部と、を備え、
前記主ローラーは、前記繰出し部と前記処理部との間に配置される、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項3】
請求項2に記載の媒体搬送装置において、
前記主ローラーと前記処理部との間に、搬送される前記媒体に生じるしわを取るしわ取り機構が配置される、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項4】
請求項3に記載の媒体搬送装置において、
前記しわ取り機構は、
第1平板と第2平板とを備え、
前記第1平板と前記第2平板とは鈍角の折曲部を成して繋がっており、
前記媒体は、前記折曲部の凸側となる外側の面に接触して搬送される、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の媒体搬送装置と、
前記媒体搬送装置で搬送される前記媒体に記録を実行する記録部と、を備える、
ことを特徴とする記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体搬送装置及び記録装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の装置の一例として、特許文献1に記載の印刷装置が挙げられる。特許文献1には、次のことが記載されている。
搬送ローラー対及び給紙ローラー対によって、カット用紙又はロール紙等の媒体を搬送する搬送部が構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-182716号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記搬送ローラー対や前記給紙ローラー対は、1対の幅方向に伸びる1本通しのローラー同士であることが媒体を搬送する上では好ましい。しかし、高コストになることや、一方のローラーに対する他方のローラーの平行度を出すことが容易ではないため、他方のローラーが複数のローラーによって構成されることが通常である。
ただし、このような構成では、両ローラーによるニップ部分と非ニップ部分とで前記媒体に対する搬送力に差が出てしまう。また、他方側の複数のローラーの1個毎の向きがずれていると搬送方向にバラツキが生じ、スキューが発生してしまう。これによって、搬送する媒体が布のように剛性が小さい場合には、前記媒体にシワが発生してしまう。特に、複数のローラーの間のように幅の狭い箇所にはシワが集中してしまっていた。幅の狭い箇所に前記シワが集中すると、前記媒体に折り癖が付く虞がある。しかし、特許文献1には上記しわの発生を考慮する記載は見当たらない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明に係る媒体搬送装置は、ロール状に巻かれた媒体を繰り出す繰出し部と、前記媒体に搬送方向への送り力を付与する主ローラーと、前記主ローラーとの対で前記媒体を挟持した状態で回転する副ローラーと、を備え、前記副ローラーは、前記主ローラーの長手方向に沿って互いに間隔を持って並ぶ第1ローラー、第2ローラー、第3ローラー、…、第nローラーの複数のローラーであり、ここでnは3以上の整数であり、前記間隔は、第1間隔と、前記第1間隔より大きい第2間隔と、を有することを特徴とする。
【0006】
また、本発明に係る記録装置は、後述する第1の態様から第4の態様のいずれか1つの態様の媒体搬送装置と、前記媒体搬送装置で搬送される前記媒体に記録を実行する記録部と、を備えることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1に係る記録装置の全体側面図及び要部拡大図。
実施形態1に係る記録装置の要部斜視図。
実施形態1に係る記録装置の主ローラーの部分を示す図。
実施形態1に係る記録装置の副ローラーの部分を示す図。
実施形態1に係る記録装置の副ローラーの部分を示す図。
間隔D1と間隔D2によるしわの発生の仕方を説明する図。
実施形態1の変形例を説明する図。
実施形態2に係る記録装置の主ローラーの部分を示す図。
実施形態2に係る記録装置の主ローラーの部分を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明について先ず概略的に説明する。
本発明の第1の態様に係る媒体搬送装置は、ロール状に巻かれた媒体を繰り出す繰出し部と、前記媒体に搬送方向への送り力を付与する主ローラーと、前記主ローラーとの対で前記媒体を挟持した状態で回転する副ローラーと、を備え、前記副ローラーは、前記主ローラーの長手方向に沿って互いに間隔を持って並ぶ第1ローラー、第2ローラー、第3ローラー、…、第nローラー(n:3以上の整数)の複数のローラーであり、前記間隔は、第1間隔と、前記第1間隔より大きい第2間隔と、を有することを特徴とする。
【0009】
前記副ローラーは、前記主ローラーの長手方向に沿って互いに間隔を持って並ぶ第1ローラー、第2ローラー、第3ローラー、…、第nローラーの複数のローラーである。前記第1ローラー、前記第2ローラー、前記第3ローラー、…、前記第nローラーの各搬送力や搬送方向にバラツキがあると、前記媒体にしわが発生する場合がある。
しかし、本態様によれば、前記間隔は、第1間隔と、前記第1間隔より大きい第2間隔とを有する。これにより、前記媒体にしわが発生する場合でも、前記しわは前記大きい間隔の第2間隔の部分があることで、小さい間隔の第1間隔の部分にしわが集中することを抑制することができる。以って、幅の狭い前記第1間隔の部分にしわが集中することにより前記媒体に折り癖が付く虞を低減することができる。
【0010】
本発明の第2の態様に係る媒体搬送装置は、第1の態様に従属する態様であって、前記搬送方向に搬送される前記媒体を巻き取る巻取り部と、前記繰出し部と前記巻取り部との間に配置され、搬送される前記媒体に処理を施す処理部と、を備え、前記主ローラーは、前記繰出し部と前記処理部との間に配置されることを特徴とする。
ここで、「前記媒体に処理を施す処理部」における「処理」とは、前記媒体搬送装置が搭載される装置の種類によって変わり、例えばプリンター等の記録装置に搭載される場合は、前記処理部は記録ヘッドを有する記録部となり、前記処理は記録処理である。スキャナー等に搭載される場合は、前記処理部は画像の読取部となり、前記処理は画像の読取り処理である。
(【0011】以降は省略されています)
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