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公開番号
2025111323
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005687
出願日
2024-01-17
発明の名称
運搬具
出願人
株式会社カインズ
代理人
弁理士法人みなとみらい特許事務所
主分類
B62B
1/22 20060101AFI20250723BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】
様々な形状の物品を複数載置して移送可能である運搬具を提供することを目的とする。
【解決手段】
枠体1と、枠体1を支持する車輪3と、を備え、枠体1には、物品を載置する載置部2が設けられ、載置部2は、車輪3よりも上方に位置する上段載置部21と、上段載置部21よりも下側に設けられる下段載置部22と、を含み、上段載置部21は、枠体1によって囲まれる領域全体に設けられている。好ましくは、下段載置部22は、車輪3の高さよりも低い位置に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
枠体と、前記枠体を支持する車輪と、を備え、
前記枠体には、物品を載置する載置部が設けられ、
前記載置部は、前記車輪よりも上方に位置する上段載置部と、前記上段載置部よりも下側に設けられる下段載置部と、を含み、
前記上段載置部は、前記枠体によって囲まれる領域全体に設けられている運搬具。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記下段載置部は、前記車輪の高さよりも低い位置に設けられている請求項1に記載の運搬具。
【請求項3】
さらに、前記上段載置部と前記下段載置部との間に設けられている中段載置部を含む請求項1に記載の運搬具。
【請求項4】
前記枠体は、前記載置部から離れる載置棒を有し、
前記載置棒は、前記載置部の面と同一面上に設けられる請求項1に記載の運搬具。
【請求項5】
前記車輪は、間隔を空けて2つ設けられ、
前記載置棒は、前記車輪の間に位置する輪間載置棒を含む、請求項4に記載の運搬具。
【請求項6】
前記枠体は、地面と当接する当接部を備え、
前記当接部が地面と当接しているときに、前記載置部の面が地面と水平に設けられる請求項1に記載の運搬具。
【請求項7】
前記枠体と接続し、使用者が把持する把持部をさらに備え、
前記把持部は、前記枠体の天面と同一平面上に設けられる請求項1に記載の運搬具。
【請求項8】
前記把持部は、前記枠体と接続部を軸に回転可能に設けられている請求項7に記載の運搬具。
【請求項9】
前記把持部は、前記上段載置部の端面から垂直に複数伸びる把持部本体と、
複数の前記把持部本体を架設する把持載置棒を有する請求項7に記載の運搬具。
【請求項10】
前記枠体は、前記上段載置部よりも上に突出して設けられる突出部を有する請求項1に記載の運搬具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物品を積載して人力で運ぶための運搬具に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
重量物や多数の物品の効率的な移送にあたっては、トラックなどの大型車両が主に活用される。しかしながら、これらの車両は小回りが利きにくいため、狭いスペースや作業中の現場においては操作が難しい。この際、物品を車両から実際に使用される現場までスムーズに移送する手段として、上部に物品を載置可能な車輪付きの手押し運搬具が用いられる。このような運搬具としては、例えば特許文献1に記載の考案が挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実登3081136号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に示す運搬具では、載置可能な台を多段とすることによって物品を積載可能な領域を増やしているものの、天面の面積が小さく、長尺の物品や、積み上げて載置することができない物品を多数移送するにあたっては難があった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑み、運搬具のスペースを効率的に利用し、様々な形状や性状の物品を複数載置して移送可能である運搬具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する本願発明は、枠体と、前記枠体を支持する車輪と、を備え、前記枠体には、物品を載置する載置部が設けられ、前記載置部は、前記車輪よりも上方に位置する上段載置部と、前記上段載置部よりも下側に設けられる下段載置部と、を含み、前記上段載置部は、前記枠体によって囲まれる領域全体に設けられている運搬具であり、これにより、様々な形状の物品を載置して移送可能である運搬具を提供できる。
また、前記下段載置部は、前記車輪の高さよりも低い位置に設けられていてもよい。さらに、前記上段載置部と前記下段載置部との間に設けられている中段載置部を含んでもよく、物品を載置できる面積を拡張できる。
さらに、前記枠体は、前記載置部から離れて載置棒を有し、前記載置棒は、前記載置部の面と同一面上に設けられてもよい。また、前記車輪は、間隔を空けて2つ設けられ、
前記載置棒は、前記車輪の間に位置する輪間載置棒を含む。これにより、枠体内のスペースを効率的に利用しつつ長尺部材を安定支持できる。
加えて、前記枠体は、地面と当接する当接部を備え、前記当接部が地面と当接しているときに、前記載置部の面が地面と水平に設けられてもよく、これにより運搬していないよきに水平を維持して安定保持の性能を高められる。
そして、前記枠体と接続し、使用者が把持する把持部をさらに備え、前記把持部は、前記枠体の天面と同一平面上に設けられてもよい。また、前記把持部は、前記枠体と接続部を軸に回転可能に設けられてもよい。さらに、前記把持部は、把持部本体が前記上段載置部の端面から垂直に複数伸びており、複数の把持部本体を架設する把持載置棒を有してもよい。これにより、運搬具の移動を便利にし、移動していないときにスペースを取らずに棚としての利用も可能となり、把持部を利用して安定支持の性能を高めることもできる。
付け加えると、前記枠体は、前記第一載置部よりも上に突出して設けられる突出部を有してもよく、これにより前記把持部が無くとも物品を固定して運搬具を移動させやすくできる。
【発明の効果】
【0007】
上記課題を解決する本発明は、運搬具のスペースを効率的に活用し、様々な形状の物品を複数載置して移送可能である運搬具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第一の実施形態に係る、運搬具の斜視説明図である。
本発明の第一の実施形態に係る、運搬具の斜視説明図である。
本発明の第一の実施形態に係る、運搬具の側面説明図である。
本発明の第一の実施形態に係る、運搬具の4面を表す図である。
本発明の第一の実施形態に係る、支持枠の斜視説明図である。
本発明の第一の実施形態に係る、固定補助部及び枠延在部の説明図である。
本発明の第一の実施形態に係る、接続部の説明図である。
本発明の第一の実施形態に係る、使用時の運搬具の斜視説明図である。
本発明の第二の実施形態に係る、運搬具の斜視図である。
本発明の第三の実施形態に係る、運搬具の斜視説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて、本発明の各実施形態に係る運搬具Xについて説明する。説明は、実施形態の構成、実施の方法、他の実施例の順に詳述する。
なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の各実施形態に限定するものではない。また、出願書類中の「略」は、その後に続く形状に面取りや丸め加工がなされていること、また形状を構成する要素がその構成の目的を阻害しない範囲内で変形や長さ変更されているものを含むことを意味する概念である。
なお、運搬具Xを使用者がまっすぐ押した際に動く方向を前方向、その反対を後方向とする。また不使用状態において物品を載置部2に置いた際に、重力が働く方向を下方向、その反対を上方向とする。さらに、前後上下方向の面に垂直な方向を左右方向とする。
【0010】
《第一の実施形態》
運搬具Xは、図1~図4に示すように、枠体1と、枠体1を支持する車輪3と、を備え、枠体1には、物品を載置する載置部2が設けられ、載置部2は、車輪3よりも上方に位置する上段載置部21と、上段載置部21よりも下側に設けられる下段載置部22と、を含み、上段載置部21は、枠体1によって囲まれる領域全体に設けられている。
なお図1(a)及び図2(a)は枠体1と把持部4のみの斜視図であり、図1(b)及び図2(b)は運搬具Xの斜視図である。図3(a)及び図3(b)はそれぞれ把持部4が展開状態と収納状態にあるときの側面図であり、図4(a)~図4(d)は運搬具Xの平面図、底面図、背面図及び正面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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