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公開番号
2025111811
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2025078101,2021189001
出願日
2025-05-08,2021-11-19
発明の名称
記録材処理装置および画像形成システム
出願人
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65H
37/04 20060101AFI20250723BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】歯に連動する連動部分の案内を行う案内部が設けられてない場合に比べ、記録材束に対する綴じ処理の安定化を図る。
【解決手段】第2綴じ歯72に連動する連動部分600側に、直線状経路4Yに沿って延びる穴部93が設けられている。また、下方支持部材700側に、穴部93に入り且つ直線状経路4Yに沿って延びる棒状部材640が設けられている。棒状部材640は、下方支持部材700に固定されている。棒状部材640の外周面が案内部90となり、この外周面が用いられて連動部分600の案内が行われる。被案内部が、連動部分600の移動方向に沿って延びる穴部93の内面により構成されている。案内部が、連動部分600の移動方向に沿って延び穴部93の内面に接触する棒状部材640により構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
記録材束の綴じ処理に用いられる第1の歯と、
前記第1の歯に向かって移動し、当該第1の歯との間に位置する前記記録材束を押圧する第2の歯と、
前記第2の歯に連動する連動部分の案内を行う案内部と、
前記連動部分に設けられ、前記案内部により案内される被案内部と、
を備え、
前記被案内部は穴により構成され、前記案内部は前記連動部分が移動する際に当該穴の内面に接触する棒状部により構成され、
前記第1の歯と前記第2の歯とによって前記記録材束が押圧される際に、前記被案内部は、前記案内部の前記第1の歯および前記第2の歯の凸部が並ぶ方向への相対的な移動を規制する記録材処理装置。
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【請求項2】
前記第1の歯および前記第2の歯では、前記凸部が一方向に並んで配置され、
前記一方向と交差する方向において、前記穴と前記棒状部との間に、当該棒状部と当該穴とが非接触と接触とに相対移動可能な大きさの隙間を有する請求項1に記載の記録材処理装置。
【請求項3】
前記第1の歯および前記第2の歯では、前記凸部が一方向に並んで配置され、
前記穴と前記棒状部との間に、間隙が設けられ、
前記記録材処理装置にて綴じ処理を行うことが可能な、最大枚数の記録材束の厚さよりも、前記一方向における前記間隙の大きさの方が小さい請求項1に記載の記録材処理装置。
【請求項4】
前記第1の歯および前記第2の歯では、前記凸部が一方向に並んで配置され、
前記第1の歯と前記第2の歯とによって前記記録材束が押圧される際に、前記一方向と交差する方向における前記穴の内周面に対して、前記棒状部の外周面が接する請求項1に記載の記録材処理装置。
【請求項5】
前記第1の歯および前記第2の歯では、凸部が一方向に並んで配置され、
前記連動部分の荷重受け部に対して荷重が加えられることで、前記第2の歯が前記第1の歯に向かって移動し、
前記凸部の並び方向である前記一方向と交差する方向である交差方向における前記荷重受け部の設置箇所と、当該交差方向における前記第1の歯、前記第2の歯の設置箇所とが異なっている請求項1に記載の記録材処理装置。
【請求項6】
前記穴の前記内面のうちの、前記交差方向を向く部分の少なくとも一部には、曲率を有する面が設けられている請求項5に記載の記録材処理装置。
【請求項7】
前記曲率を有する面は、前記穴の軸心から離れる方向に向かって膨らむ面であり、
前記棒状部の外面のうちの、前記交差方向を向く部分の少なくとも一部であって、前記膨らむ面に対向する部分には、曲率を有し当該棒状部の軸心から離れる方向に向かって膨らむ面が設けられている請求項6に記載の記録材処理装置。
【請求項8】
記録材への画像の形成を行う画像形成装置と、当該画像形成装置により画像が形成された複数枚の記録材によりなる記録材束に対する綴じ処理を行う記録材処理装置とを備え、当該記録材処理装置が請求項1乃至7の何れかに記載の記録材処理装置により構成された画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材処理装置および画像形成システムに関する。
続きを表示(約 4,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、第1の歯型と噛合する位置に移動した第2の歯型を、第2の支持手段に対して固定する固定手段を備えたシート処理装置が開示されている。
特許文献2には、可動圧着部材に一端が回転可能に連結された第一リンク部材と、装置本体に固定された固定部材に一端が回転可能に連結された第二リンク部材とを有する用紙綴じ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-229262号公報
特開2014-148398号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
記録材束に対する綴じ処理では、例えば、歯をこの記録材束へ進出させてこの記録材束に対してこの歯を押し当て、記録材束の綴じ処理が行われることがある。
ここで、歯が記録材束に向かって移動する際にこの歯の挙動が不安定であると、綴じの確実性が低下するなどの不具合が生じやすい。
本発明の目的は、歯に連動する連動部分の案内を行う案内部が設けられてない場合に比べ、記録材束に対する綴じ処理の安定化を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、記録材束の綴じ処理に用いられる第1の歯と、前記第1の歯に向かって移動し、当該第1の歯との間に位置する前記記録材束を押圧する第2の歯と、前記第2の歯に連動する連動部分の案内を行う案内部と、前記連動部分に設けられ、前記案内部により案内される被案内部と、を備え、前記被案内部は穴により構成され、前記案内部は前記連動部分が移動する際に当該穴の内面に接触する棒状部により構成され、前記第1の歯と前記第2の歯とによって前記記録材束が押圧される際に、前記被案内部は、前記案内部の前記第1の歯および前記第2の歯の凸部が並ぶ方向への相対的な移動を規制する記録材処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記第1の歯および前記第2の歯では、前記凸部が一方向に並んで配置され、前記一方向と交差する方向において、前記穴と前記棒状部との間に、当該棒状部と当該穴とが非接触と接触とに相対移動可能な大きさの隙間を有する請求項1に記載の記録材処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記第1の歯および前記第2の歯では、前記凸部が一方向に並んで配置され、前記穴と前記棒状部との間に、間隙が設けられ、前記記録材処理装置にて綴じ処理を行うことが可能な、最大枚数の記録材束の厚さよりも、前記一方向における前記間隙の大きさの方が小さい請求項1に記載の記録材処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記第1の歯および前記第2の歯では、前記凸部が一方向に並んで配置され、前記第1の歯と前記第2の歯とによって前記記録材束が押圧される際に、前記一方向と交差する方向における前記穴の内周面に対して、前記棒状部の外周面が接する請求項1に記載の記録材処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記第1の歯および前記第2の歯では、凸部が一方向に並んで配置され、前記連動部分の荷重受け部に対して荷重が加えられることで、前記第2の歯が前記第1の歯に向かって移動し、前記凸部の並び方向である前記一方向と交差する方向である交差方向における前記荷重受け部の設置箇所と、当該交差方向における前記第1の歯、前記第2の歯の設置箇所とが異なっている請求項1に記載の記録材処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記穴の前記内面のうちの、前記交差方向を向く部分の少なくとも一部には、曲率を有する面が設けられている請求項5に記載の記録材処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記曲率を有する面は、前記穴の軸心から離れる方向に向かって膨らむ面であり、前記棒状部の外面のうちの、前記交差方向を向く部分の少なくとも一部であって、前記膨らむ面に対向する部分には、曲率を有し当該棒状部の軸心から離れる方向に向かって膨らむ面が設けられている請求項6に記載の記録材処理装置である。
請求項8に記載の発明は、記録材への画像の形成を行う画像形成装置と、当該画像形成装置により画像が形成された複数枚の記録材によりなる記録材束に対する綴じ処理を行う記録材処理装置とを備え、当該記録材処理装置が請求項1乃至7の何れかに記載の記録材処理装置により構成された画像形成システムである。
【発明の効果】
【0006】
請求項1、請求項4の発明によれば、第1の歯及び第2の歯の凸部が並ぶ方向への、被案内部に対する案内部の移動を規制しない構成と比較して、第1の歯及び第2の歯の凸部が並ぶ方向への第2の歯の移動を規制することができる。
請求項2の発明によれば、被案内部と案内部との摺動抵抗の増大などを抑えつつ、第2の歯の移動の規制を行うことができる。
請求項3の発明によれば、記録材束の綴じ処理の途中でこの記録材束の破断が生じて第2の歯が大きく移動し第1の歯に近づくような状況が生じた場合に、この第2の歯の移動を規制することができる。
請求項5の発明によれば、交差方向における荷重受け部の設置箇所と交差方向における第1の歯、第2の歯の設置箇所とが揃っている場合に比べ、穴の内面と棒状部の外面との間における接触圧を高めることができる。
請求項6の発明によれば、曲率を有する面が設けられておらず平面が設けられている場合に比べ、第1の歯および第2の歯に設けられた凸部の並び方向における第2の歯の移動を規制することができる。
請求項7の発明によれば、棒状部の軸心から離れる方向に向かって膨らむ面が設けられておらず平面が設けられている場合に比べ、第1の歯および第2の歯に設けられた凸部の並び方向における第2の歯の移動を規制することができる。
請求項8の発明によれば、歯に連動する連動部分の案内を行う案内部が設けられてない場合に比べ、記録材束に対する綴じ処理の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成システムの全体構成を示した図である。
第1後処理装置の構成を説明する図である。
用紙集積部を上方から見た場合の図である。
図3の矢印IVで示す方向から第2綴じ処理装置を見た場合の図である。
図4の矢印V方向から第2綴じ処理装置を見た場合の図である。
第2綴じ処理装置の他の構成例を示した図である。
図4のVII―VII線における第2綴じ処理装置の断面図である。
図5のVIII-VIII線における第2綴じ処理装置の断面を示した図である。
第2綴じ処理装置の他の構成例を示した図である。
第2綴じ処理装置の他の構成例であって、図5の矢印Xで示す方向から連動部等を見た場合の図である。
第2綴じ処理装置の他の構成例を示した図である。
ねじ部材の縦断面図である。
第2綴じ処理装置の他の構成例を示した斜視図である。
(A)、(B)は、第2綴じ処理装置に設けられた上方支持部材の斜視図である。
下方支持部材の斜視図である。
下方から第2綴じ処理装置を見た場合の斜視図であって、大径ギアを外した状態の第2綴じ処理装置の状態を示した図である。
図14の矢印XVIIで示す方向から、貫通孔、および、この貫通孔に入れられた棒状部材を見た場合の図である。
図17のXVIII-XVIII線における断面図である。
第2綴じ処理装置の他の構成例を示した図である。
(A)、(B)は、上方から第2綴じ処理装置等を見た場合の図である。
第2綴じ処理装置の他の構成例を示した図である。
棒状部材の設置箇所における第2綴じ処理装置の縦断面図であって、第1綴じ歯と第2綴じ歯とにより用紙束が押圧されている状態における縦断面図である。
図22のXXIII-XXIII線における第2綴じ処理装置の断面図である。
第1綴じ歯の一部、第2綴じ歯の一部を正面から見た場合の図である。
第2綴じ処理装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、画像形成システム1の全体構成を示した図である。
図1に示す画像形成システム1は、記録材の一例としての用紙Pに対して画像を形成する画像形成装置2と、画像形成装置2によって画像が形成された用紙Pに対して予め定められた処理を施す用紙処理装置3とを備える。
ここで、画像形成装置2は、電子写真方式やインクジェット方式を用いて、用紙Pへの画像の形成を行う。
【0009】
記録材処理装置の一例としての用紙処理装置3には、画像形成装置2から出力された用紙Pを下流側に搬送する搬送装置10、搬送装置10により搬送される用紙Pに対して厚紙や窓空き用紙P等の合紙を供給する合紙供給装置20が設けられている。
また、用紙処理装置3には、搬送装置10から搬送された用紙Pに対して内三折り(C折り)や外三折り(Z折り)等の折り処理を施す折り装置30が設けられている。
【0010】
また、用紙処理装置3には、折り装置30の下流側に設けられ、用紙Pに穴あけや端綴じ、中綴じ等を行う第1後処理装置40が設けられている。
付言すると、折り装置30の下流側は、画像形成装置2により画像が形成された複数枚の用紙Pによりなる用紙束(記録材束の一例)に対する処理を行ったり、一枚の用紙P毎に用紙Pに対する処理を行ったりする第1後処理装置40が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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