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公開番号2025111815
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2025078230,2020181469
出願日2025-05-08,2020-10-29
発明の名称組織・臓器の相互作用の検出剤
出願人浜松ホトニクス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61K 51/04 20060101AFI20250723BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】生体の組織・臓器間の相互作用を検出することのできる、組織・臓器の相互作用の検出剤を提供すること。
【解決手段】一般式(1-0)で表される化合物を有効成分として含有する、組織・臓器の相互作用の検出剤。
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[一般式(1-0)中、Rは-O(CH2)n-、-O(CH2)nOC2H4-、-CH2O(CH2)n-又は-CH2O(CH2)nOC2H4-を示し、nは1~5の整数を示し、Q1は、F又は-OCH3を示す。]
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
組織・臓器の相互作用の検出剤を対象に投与する工程と、評価対象である組織及び/又は臓器に集積した前記有効成分を検出する工程と、評価対象である組織及び/又は臓器における前記有効成分の集積量を定量解析する工程と、定量解析した結果に基づき、評価対象である組織及び/又は臓器における前記有効成分の集積量の相関関係の有無を判定する工程と、を含み、
前記検出剤が、一般式(1-0)で表される化合物を有効成分として含有する、
TIFF
2025111815000013.tif
38
149
[一般式(1-0)中、Rは-O(CH



-、-O(CH



OC



-、-CH

O(CH



-又は-CH

O(CH



OC



-を示し、nは1~5の整数を示し、Q

は、F又は-OCH

を示す。]
組織・臓器の相互作用の検出方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組織・臓器の相互作用の検出剤に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、生体を構成する様々な臓器が、各々単独で個別に機能しているのではなく、相互に密接に連関しながら一つのシステムとしてバランスを維持しながら機能することで健常状態を維持していることが分かってきた。また、このバランスの乱れが、様々な疾患の原因となり、疾患の主たる原因となる臓器ばかりでなく、それと密接な関係にある臓器にまで影響をおよぼすこと、更には疾患からの回復にも他の臓器からの因子の助けを受けていることも分かってきた(いわゆる臓器連関)。
【0003】
この臓器連関の例として、例えば、心臓の機能が低下した際に、その影響で腎臓の機能も低下する、逆に、腎臓の機能が低下した場合、二次的に心臓の機能も低下する、いわゆる「心腎連関症候群」が知られている。また、例えば、糖尿病がアルツハイマー型認知症の後天的な危険因子であることが示されており、脳と末梢臓器(特に膵臓)との連関が示唆されている(例えば、非特許文献1~3)。また、例えば、膵臓β細胞の数を増やす仕組みに、肝臓、脳及び膵臓を経由した神経システムが重要であることが示されており(例えば、非特許文献4)、肝臓、脳及び膵臓の連関が示唆されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Neurology,2010年,75巻,9号,764-770頁
The Journals of Gerontology,2005年,60巻,4号,471-475頁
Proc. Natl. Acad. Sci. USA,2010年,107巻,15号,7036-7041頁
Nature Communications,2017年,8巻,論文番号1930
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
いわゆる臓器連関は、例えば、ホルモン等の生理活性物質を介した臓器間の相互作用、神経システムを介した臓器間の相互作用等の何らかのネットワークを介した臓器間の相互作用の結果であると考えられている。
【0006】
従来、各臓器の機能を評価する方法として、各臓器に特有の生化学的指標(例えば、血中クレアチニン濃度、血中尿素窒素(BUN)濃度、血中アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)濃度、血中アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)濃度、血中インスリン濃度、血中脳性ナトリウム利尿ペプチド濃度)を計測して評価する方法が知られている。しかしながら、各臓器の機能変動が各生化学的指標に反映されるまでの時間が異なること、各生化学的指標が複数の要因から影響を受け得ること、更には各生化学的指標の計測方法の感度が異なることなどから、従来の生化学的指標を用いた評価方法では、各臓器機能の相関関係を正確に把握することができず、いわゆる臓器連関等の臓器間の相互作用を検出及び評価することが困難であった。
【0007】
そこで、本発明は、いわゆる臓器連関等の生体の組織・臓器間の相互作用を検出することのできる、組織・臓器の相互作用の検出剤を提供することを目的とする。本発明はまた、組織・臓器の相互作用を検出する方法を提供すること、組織・臓器の相互作用を検出するための組織・臓器の相互作用検出プログラムを提供すること、組織・臓器の相互作用を検出するための組織・臓器の相互作用検出装置を提供することも目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、一般式(1-0)で表される化合物(以下、「化合物(1-0)」ともいう。)を有効成分として含有する、組織・臓器の相互作用の検出剤に関する。
【0009】
TIFF
2025111815000001.tif
38
149
一般式(1-0)中、Rは-O(CH



-、-O(CH



OC



-、-CH

O(CH



-又は-CH

O(CH



OC



-を示し、nは1~5の整数を示し、Q

は、F又は-OCH

を示す。
【0010】
化合物(1-0)は、ミトコンドリアコンプレックス-I(以下、「MC-I」ともいう。)の機能評価に使用することができる。化合物(1-0)は、各臓器に集積し、更に各臓器のMC-I活性に比例した集積量となることから、化合物(1-0)の集積量から各臓器の機能を評価することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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