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公開番号
2025113495
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2025090720,2021161173
出願日
2025-05-30,2021-09-30
発明の名称
運動用タイツ
出願人
株式会社アシックス
代理人
個人
主分類
A41D
13/05 20060101AFI20250725BHJP(衣類)
要約
【課題】過度の脚流れを生じ難くする運動用タイツを提供する。
【解決手段】運動用タイツ10は、少なくとも高張力部分22と、高張力部分22の張力よりも低い張力を有する低張力材料とを結合して、第1脚を囲む第1筒部16、第2脚を囲む第2筒部、及び下腹部を囲む第3筒部20を含む所定形状に形成し、高張力材料は、少なくとも、第3筒部20の幅方向中間から、第1筒部16及び第2筒部の幅方向外側下端に向かう第1方向に沿って延びるよう配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも高張力部分と、前記高張力部分の張力よりも低い張力を有する低張力部分とを結合して、第1脚を囲む第1筒部、第2脚を囲む第2筒部、及び下腹部を囲む第3筒部を含む所定形状に形成し、
前記高張力部分は、少なくとも、前記第3筒部の幅方向中間から、前記第1筒部及び前記第2筒部の幅方向外側下端に向かう第1方向に沿って延びるよう配置されており、
前記高張力部分は、前記第1方向に沿って平行に配置された複数本の直線部分を有し、
前記複数本の直線部分は、それぞれの間隔が着用者の大腿部幅方向外側から大腿部幅方向内側に向けて狭くなるように構成されている、運動用タイツ。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記高張力部分は、前記第3筒部の幅方向中心に沿って延びる線に対して10~80度の角度をなすよう配置されている、請求項1に記載の運動用タイツ。
【請求項3】
前記高張力部分は、着用者の鼠径部に沿って延びる仮想線と直交する方向に延びるよう配置されている、請求項1又は2に記載の運動用タイツ。
【請求項4】
前記高張力部分は、前記第1方向に沿って直線上に配列された複数の要素を有する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の運動用タイツ。
【請求項5】
前記高張力部分は、着用者の骨盤を覆う部分を避けて配置されている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の運動用タイツ。
【請求項6】
前記高張力部分は、着用者の大腿部幅方向内側を覆う部分を避けて配置されている、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の運動用タイツ。
【請求項7】
着用者の鼠径部に沿って延びる仮想線と直交する方向に引張力を加える引張構造を備える、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の運動用タイツ。
【請求項8】
前記第1筒部、前記第2筒部、及び前記第3筒部は、対応する形状の前身頃生地及び後身頃生地を結合して形成され、
前記前身頃生地と前記後身頃生地との間の結合線は、上下方向に延び、かつ中間部分で後方に突出する屈曲形状を有する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の運動用タイツ。
【請求項9】
前記第1筒部、前記第2筒部、及び前記第3筒部は、対応する形状の前身頃生地及び後身頃生地を結合して形成され、
前記後身頃生地の張力は前記前身頃生地の張力よりも小さい、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の運動用タイツ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は運動用タイツに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、競技者の運動時の動きをサポートしたり、姿勢維持をサポートしたりするための運動用タイツが知られている(例えば、特許文献1)。この種の運動用タイツは、求められる機能に応じて異なる張力を有する材料を組み合わせて形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許6019112号公報
【0004】
近年、健康増進を目的としてランニングに注目が集まっている。ランニング時には、特に下半身に継続的に負荷が加わり続けるため、一定の姿勢を維持することが重要になることが知られている。一部の運動用タイツは、ランニング時の姿勢維持をサポートすることを目的としている。
【0005】
ランニング時に、競技者の身体に起こり得る現象の一つとして、いわゆる「脚流れ」が知られている。脚流れとは、一連のランニング動作のうち、一方の脚が接地しており他方の脚が接地していない片足支持期において、他方の脚が後方にあることをいう。過度の脚流れが起きると、競技者の足が身体よりも後方で運動し続けることとなり、適切な蹴り出しを行い難くなる。また、長距離走を行っているときに過度の脚流れが起きると、競技者の脚に疲労が蓄積し易くなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、過度の脚流れを生じ難くする運動用タイツを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によれば、少なくとも高張力部分と、高張力部分の張力よりも低い張力を有する低張力部分とを結合して、第1脚を囲む第1筒部、第2脚を囲む第2筒部、及び下腹部を囲む第3筒部を含む所定形状に形成し、高張力部分は、少なくとも、第3筒部の幅方向中間から、第1筒部及び第2筒部の幅方向外側下端に向かう第1方向に沿って延びるよう配置されている運動用タイツが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態による運動用タイツの正面図である。
同運動用タイツの前身頃の概略的な展開図である。
走行時の脚の動きを示す概略図である。
変形例による運動用タイツの一部を拡大した正面図である。
変形例による運動用タイツの一部を拡大した正面図である。
変形例による運動用タイツの一部を拡大した正面図である。
変形例による運動用タイツの一部を拡大した正面図である。
変形例による運動用タイツの正面図である。
変形例による運動用タイツの側面図である。
変形例による運動用タイツの正面図である。
実施例による運動用タイツの正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について詳述する。実施形態では、方向を示す用語として、前後方向、幅方向、及び上下方向を用いることがある。各方向は、運動用タイツを着用している者が起立している状態において、着用者の身体に対する方向をいう。つまり前方向は着用者が向いている方向を示し、後方向は着用者の背中が向いている方向を示す。幅方向は、着用者の身体の幅方向を示す。また、以下の説明では、ショートパンツ型の短・中距離走用の運動用タイツを例に挙げるが、本発明はロングパンツ型若しくはハーフパンツ型の運動用タイツ又は長距離走用の運動用タイツにも適用可能である。
【0010】
図1は、運動用タイツの正面図である。図1に示すように、運動用タイツ10は、前身頃12と、後身頃14とを備える。前身頃12は着用者の下半身の一部の前面を覆い、後身頃14は着用者の下半身の一部の後面を覆う。前身頃12と後身頃14は、幅方向端部において互いに結合されている。運動用タイツ10は、前身頃12及び後身頃14を結合することで、着用者の二本の脚、及び下腹部をそれぞれ囲む3つの筒部からなる立体形状を有する。より具体的には運動用タイツ10は、着用者の第1脚(図示の例では右足)を囲む第1筒部16と、着用者の第2脚(図示の例では左脚)を囲む第2筒部18と、着用者の下腹部を囲む第3筒部20とを含む立体形状を有する。なお、筒部の用語は、単に前身頃12と後身頃14とからなる立体形状を概略的に説明するために用いられている。以下の説明から分かるように、第1~第3筒部16,18,20自体の機能は、本実施形態の特徴部分と直接関連するものではないため、第1~第3筒部16,18,20の間の境界について詳細な説明を行わない。
(【0011】以降は省略されています)
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