TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025113696
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024007977
出願日
2024-01-23
発明の名称
車両用変速機の遮音構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
F16H
57/028 20120101AFI20250728BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】遮音カバーを取り外すことなくオイル交換を行うことができ、オイル交換作業の作業性を向上できる車両用変速機の遮音構造を提供すること。
【解決手段】変速機2の遮音構造は、トランスファリヤケース8と、トランスファリヤケース8の後壁8Cに取付けられた後側遮音カバー14と、先端部にオイルの給油口8bが形成され、トランスファリヤケース8の後壁8Cから後方(外方)に突出する給油用ボス部8Eとを備えている。給油用ボス部8Eは、後側遮音カバー14を貫通し、給油口8bの下部周縁8nが後側遮音カバー14よりも外方に突出している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
変速機ケースと、前記変速機ケースの外周面に取付けられた遮音カバーと、先端部にオイルの給油口または排油口が形成され、前記変速機ケースの外周面から外方に突出するボス部とを備えた車両用変速機の遮音構造であって、
前記ボス部は、前記遮音カバーを貫通し、前記給油口の少なくとも一部または前記排油口の少なくとも一部が前記遮音カバーよりも外方に突出していることを特徴とする車両用変速機の遮音構造。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記給油口または前記排油口の下部周縁は、前記給油口または前記排油口の上部周縁よりも外方に延長していることを特徴とする請求項1に記載の車両用変速機の遮音構造。
【請求項3】
前記遮音カバーは、前記ボス部が貫通する貫通孔を有し、
前記貫通孔よりも下方に位置する前記遮音カバーの外周側面は、前記給油口または前記排油口の下部周縁よりも前記変速機ケースの外周側面側に凹んでいることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用変速機の遮音構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用変速機の遮音構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両用駆動装置のケースから発生する騒音を抑制するものとして、特許文献1に記載される車両用駆動装置が知られている。
【0003】
この車両用駆動装置は、ケースにおける回転電機の外周の剛性が低い領域である低剛性領域を、ケースにおける低剛性領域よりも剛性が高い高剛性部位に支持されるサイレンサー(遮音カバー)により覆うことにより、ギヤ機構の振動が低剛性領域に伝達されることにより発生する騒音を効果的に防音している。
【0004】
ところで、車両用駆動装置にはオイル交換用の給油口または排油口が設けられており、オイル交換時等に給油口または排油口を通してケースの内外にオイルを流通させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-267465号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の車両用駆動装置にあっては、オイル交換作業を考慮せずにサイレンサーが設けられているので、オイルの給油後に給油口から垂れたオイルがサイレンサーとケースの間に流れ込むおそれがある。
【0007】
従来のサイレンサーにはサイレンサー本体よりも剛性が低い吸音部材が設けられているので、吸音部材に潤滑油が染み込むと遮音性能が低下することや、吸音部材に埃等が付着して吸音部材が汚染されることが考えられる。
【0008】
このような不具合を解消するには、サイレンサーをケースから取り外した後に、オイル交換作業を行う必要があり、オイル交換作業の作業性が悪化するという問題がある。
【0009】
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、遮音カバーを取り外すことなくオイル交換を行うことができ、オイル交換作業の作業性を向上できる車両用変速機の遮音構造を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、変速機ケースと、前記変速機ケースの外周面に取付けられた遮音カバーと、先端部にオイルの給油口または排油口が形成され、前記変速機ケースの外周面から外方に突出するボス部とを備えた車両用変速機の遮音構造であって、前記ボス部は、前記遮音カバーを貫通し、前記給油口の少なくとも一部または前記排油口の少なくとも一部が前記遮音カバーよりも外方に突出していることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
スズキ株式会社
開閉機構
1か月前
スズキ株式会社
溶接部材
1か月前
スズキ株式会社
内燃機関
6日前
スズキ株式会社
蓄熱装置
14日前
スズキ株式会社
電動車両
10日前
スズキ株式会社
開閉機構
1か月前
スズキ株式会社
錆判定装置
1か月前
スズキ株式会社
車両前部構造
16日前
スズキ株式会社
可変動弁装置
1か月前
スズキ株式会社
小型電動車両
9日前
スズキ株式会社
燃料供給装置
2か月前
スズキ株式会社
車体下部構造
2か月前
スズキ株式会社
車体下部構造
2か月前
スズキ株式会社
自動運転装置
1か月前
スズキ株式会社
車体下部構造
2か月前
スズキ株式会社
車両の制動装置
1か月前
スズキ株式会社
車両用表示装置
1か月前
スズキ株式会社
車両の報知装置
2か月前
スズキ株式会社
車両用制御装置
1か月前
スズキ株式会社
車両用制御装置
16日前
スズキ株式会社
車両用制御装置
1か月前
スズキ株式会社
二輪車搭載装置
1か月前
スズキ株式会社
車両用電源装置
1か月前
スズキ株式会社
車両用ドア構造
2か月前
スズキ株式会社
車両制御システム
1か月前
スズキ株式会社
車両用モータ構造
1か月前
スズキ株式会社
車両制御システム
1か月前
スズキ株式会社
船舶推進システム
1か月前
スズキ株式会社
燃料電池システム
1か月前
スズキ株式会社
電動車両の前部構造
1か月前
スズキ株式会社
内燃機関の制御装置
14日前
スズキ株式会社
排気部材の支持構造
1か月前
スズキ株式会社
車両の車体側部構造
1か月前
スズキ株式会社
バイフューエル車両
2か月前
スズキ株式会社
車両の発進制御装置
8日前
スズキ株式会社
触媒の劣化診断装置
2か月前
続きを見る
他の特許を見る