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公開番号
2025114177
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008700
出願日
2024-01-24
発明の名称
ドラムユニット及び画像形成装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
21/18 20060101AFI20250729BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】多種媒体において高い画像品質を維持する。
【解決手段】ドラムユニット(20)は、第1の極性の第1の電荷輸送材と第2の極性の第2の電荷輸送材とを有する感光層(114)が設けられた感光体ドラム(11)と、フレーム(17)とを有し、感光体ドラム(11)を線速194[mm/s]で回転させながら感光体ドラム(11)の表面に第1の極性であって絶対値が1000[V]の電位を所定時間印加したときの感光体ドラム(11)の表面電位をV
0
[V]とし、表面電位がV
0
[V]である表面を1.69[μJ/cm
2
]で露光したときの表面電位をV
L
[V]とする試験動作によって得られた逆帯電電位減衰率αであって、α=(1-(V
L
/V
0
))×100[%]で定義される前記逆帯電電位減衰率αが11.5%≦α≦17.2%を満たす。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の極性の電荷を輸送する第1の電荷輸送材と前記第1の極性と異なる第2の極性の電荷を輸送する第2の電荷輸送材とを有する感光層が設けられ、前記第2の極性のトナーが付着可能である感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを保持するフレームと、
を有し、
前記感光体ドラムを線速194[mm/s]で回転させながら前記感光体ドラムの表面に前記第1の極性であって絶対値が1000[V]の電位を所定時間印加したときの前記感光体ドラムの表面電位をV
0
[V]とし、前記表面電位がV
0
[V]である前記表面を1.69[μJ/cm
2
]で露光したときの前記感光体ドラムの前記表面電位をV
L
[V]とする場合に、
α=(1-(V
L
/V
0
))×100[%]で定義される逆帯電電位減衰率αが、
11.5%≦α≦17.2%を満たす
ことを特徴とするドラムユニット。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記感光体ドラムの表面を帯電させる帯電部材をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載のドラムユニット。
【請求項3】
前記感光体ドラムが印刷動作に使用されるときに、前記帯電部材は、前記感光体ドラムの前記表面を前記第2の極性に帯電させる
ことを特徴とする請求項2に記載のドラムユニット。
【請求項4】
前記第1の極性は正であり、前記第2の極性は負であり、
前記感光体ドラムが印刷動作に使用されるときに、前記帯電部材は、前記感光体ドラムの前記表面を負の電圧に帯電させる
ことを特徴とする請求項2に記載のドラムユニット。
【請求項5】
前記第1の極性は正であり、前記第2の極性は負であり、
前記感光体ドラムが印刷動作に使用されるときに、前記帯電部材は、前記感光体ドラムの前記表面を-1200[V]から-700[V]の範囲内の電圧に帯電させる
ことを特徴とする請求項2に記載のドラムユニット。
【請求項6】
前記第1の極性は正であり、前記第2の極性は負であり、
前記感光体ドラムが印刷動作に使用されるときに、前記感光体ドラムは、70[mm/s]から220[mm/s]の範囲内の線速で回転する
ことを特徴とする請求項2に記載のドラムユニット。
【請求項7】
前記第1の極性は負であり、前記第2の極性は正であり、
前記感光体ドラムが印刷動作に使用されるときに、前記帯電部材は、前記感光体ドラムの前記表面を正の電圧に帯電させる
ことを特徴とする請求項2に記載のドラムユニット。
【請求項8】
前記感光層は、
電荷発生物質を含有する電荷発生層と、
前記電荷発生層の外側を覆い、前記第1の電荷輸送材と前記第2の電荷輸送材とが添加された電荷輸送層と
を有することを特徴とする請求項1に記載のドラムユニット。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか1項に記載のドラムユニットと、
前記感光体ドラムの表面を一様帯電させる帯電部材と、
一様帯電した前記表面に静電潜像を形成する露光装置と、
前記静電潜像を現像して前記表面にトナー像を形成する現像剤担持体と、
前記表面に形成された前記トナー像を転写する転写部材と
を有することを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、感光体ドラムを有するドラムユニット、及びドラムユニットを備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、電子写真方式を用いる画像形成装置では、帯電ローラによって一様に帯電させられた感光体ドラムの表面を露光装置によって露光して静電潜像を形成し、現像ローラによって供給されるトナー(現像剤)によって静電潜像に基づくトナー像を形成し、転写ローラによってトナー像を記録媒体(用紙)に転写し、定着器によってトナー像を記録媒体に定着させる。また、トナー像の転写後の感光体ドラムの表面上に残存するトナーは、クリーニング部材によって除去される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-288672号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の技術では、媒体によっては画像品質が満足できない恐れがあり、多種媒体において高い画像品質を維持することが困難な場合があった。
【0005】
本開示は、多種媒体において高い画像品質を維持することができるドラムユニット及びそれを有する画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のドラムユニットは、第1の極性の電荷を輸送する第1の電荷輸送材と前記第1の極性と異なる第2の極性の電荷を輸送する第2の電荷輸送材とを有する感光層が設けられ、前記第2の極性のトナーが付着可能である感光体ドラムと、前記感光体ドラムを保持するフレームと、を有し、
前記感光体ドラムを線速194[mm/s]で回転させながら前記感光体ドラムの表面に前記第1の極性であって絶対値が1000[V]の電位を所定時間印加したときの前記感光体ドラムの表面電位をV
0
[V]とし、前記表面電位がV
0
[V]である前記表面を1.69[μJ/cm
2
]で露光したときの前記感光体ドラムの前記表面電位をV
L
[V]とする場合に、
α=(1-(V
L
/V
0
))×100[%]で定義される逆帯電電位減衰率αが、
11.5%≦α≦17.2%を満たすことを特徴とする。
【0007】
本開示の画像気性装置は、上記ドラムユニットと、前記感光体ドラムの前記表面を露光する露光装置と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、印刷不良が発生することを抑制でき、また、中間調印刷の濃度低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態に係る画像形成装置(画像形成ユニットを含む)の構成を示す概略断面図である。
実施の形態に係る画像形成ユニット(ドラムユニットを含む)の構成を示す概略断面図である。
(A)は、実施の形態に係る感光体ドラムを示す一部切り欠き斜視図であり、(B)は、同図(A)に示される感光体ドラムの一部分の断面を示す拡大断面図である。
(A)及び(B)は、実施の形態に係る画像形成ユニットの現像ローラの抵抗値の測定方法を示す図である。
実施の形態に係る画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。
感光体ドラムと転写ローラとの間を記録媒体が通過している状態を示す模式図である。
(A)~(E)は、感光体ドラムの導電性支持体、下引き層、電荷発生層及び電荷輸送層における電荷の状態を示す模式図である。
(A)~(C)は、印刷画像に生じる印刷不良(濃度段差の発生)の例を示す模式図であり、(D)は、印刷画像に生じる印刷不良(中間調印刷濃度薄の発生)の例を示す模式図である。
(A)は、従来の感光体ドラムの感光層の電荷輸送層を示す模式図であり、(B)は、従来の感光体ドラムの表面に存在する逆帯電電荷である正電荷を露光によって取り除きにくい状態を示す図である。
(A)は、実施の形態に係る感光体ドラムの感光層の電荷輸送層を示す模式図であり、(B)は、実施の形態に係る感光体ドラムの表面に存在する逆帯電電荷である正電荷を露光によって取り除く状態を示す図である。
試験動作によって逆帯電電位減衰率を測定する方法を示す図である。
比較例#1~#3及び実施例#1、#2について、図11の装置を用いて測定された表面電位、算出された逆帯電電位減衰率、印刷不良(濃度段差)の発生の有無、及び露光による中間調印刷濃度薄の発生の有無を表形式で示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本開示の実施の形態に係るドラムユニット及び画像形成装置を、図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本開示の範囲内で種々の変更が可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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