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公開番号2025113670
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024007940
出願日2024-01-23
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250728BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】廃トナー容器の交換頻度を下げることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置たるカラー複写機は、シートたる用紙に形成する吐き出し画像を使用者が設定する設定手段たる操作パネルを有している。リフレッシュ動作が必要と判断したときは、使用者が設定したトナー吐き出し用画像が形成可能な余白部がシートにあるか否かを検出する。そして、シートに余白部があるときは、その余白部に使用者が設定したトナー吐き出し用画像Hを形成する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
シートにトナー吐き出し用画像を形成して、現像装置内のトナーを強制的に消費させるリフレッシュ動作を所定のタイミングで実行するリフレッシュ実行手段を備えた画像形成装置において、
前記トナー吐き出し用画像を、使用者が設定する設定手段を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記使用者が設定したトナー吐き出し用画像を記憶する記憶手段と、
前記シートに前記トナー吐き出し用画像が形成可能な余白が有るか否かを検出する余白検出手段とを備え、
前記リフレッシュ動作は、前記シートの余白部に前記トナー吐き出し用画像を形成するものであり、
前記リフレッシュ実行手段は、前記現像装置の駆動時における所定時間内の画像面積の累計平均値が閾値よりも少なく、かつ、前記余白検出手段が、前記シートに前記トナー吐き出し用画像が形成可能な余白が有ることを検出したときは、前記リフレッシュ動作を実行することを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像形成装置において、
前記リフレッシュ実行手段は、印刷ジョブ終了時に、前記現像装置の駆動時における所定時間内の画像面積の累計平均値が閾値よりも少ないときは、印刷ジョブ終了後に像担持体に前記シートには転写されないトナー吐き出しパターンを形成することを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項2に記載の画像形成装置において、
前記シートに前記トナー吐き出し用画像が形成可能な余白が複数存在する場合、シート搬送方向最も下流側の余白が、トナー吐き出し用画像を形成する余白に設定されることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項4に記載の画像形成装置において、
前記シート搬送方向同位置で、前記シートの幅方向で互いに異なる箇所にトナー吐き出し用画像が形成可能な余白が複数する存在する場合、最も装置前側の余白が、トナー吐き出し画像形成を形成する余白に設定されることを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項2に記載の画像形成装置において、
前記シートに前記トナー吐き出し用画像が形成可能な余白が複数する存在する場合、前記シートの端部からの距離が最も短い余白が、トナー吐き出し画像形成を形成する余白に設定されることを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記トナー吐き出し用画像の形成を禁止するトナー吐き出し用画像禁止領域を、前記使用者が設定する領域設定手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記リフレッシュ実行手段は、おもて面にしか印刷画像が形成されないシートの裏面に前記使用者が設定したトナー吐き出し用画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
請求項8に記載の画像形成装置において、
おもて面にしか印刷画像が形成されないシートの裏面に前記使用者が設定したトナー吐き出し用画像を形成するモードと、前記シートの印刷画像が形成された面の余白部に前記使用者が設定したトナー吐き出し用画像を形成するモードとを備えることを特徴する画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シートにトナー吐き出し用画像を形成して、現像装置内のトナーを強制的に消費させるリフレッシュ動作を所定のタイミングで実行するリフレッシュ実行手段を備えた画像形成装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、上記画像形成装置として、不可視トナーからなるトナー吐き出し用画像は像担持体からシートに転写してシートに形成し、可視トナーからなるトナー吐き出し用画像はシートには転写せずに、像担持体をクリーニング装置で除去するものが記載されている。このクリーニング装置で除去されたトナー吐き出し用画像を構成していた可視トナーは、廃トナーとして廃トナー容器に収納される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、廃トナーを収容する廃トナー容器の交換頻度が高くなるおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、シートにトナー吐き出し用画像を形成して、現像装置内のトナーを強制的に消費させるリフレッシュ動作を所定のタイミングで実行するリフレッシュ実行手段を備えた画像形成装置において、前記トナー吐き出し用画像を、使用者が設定する設定手段を有することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、廃トナー容器の交換頻度を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態のカラー複写機の全体構成を透視して示す概略的な正面図。
カラー複写機のリフレッシュ動作に関する機能ブロック図。
余白面積の算出について説明する図。
余白検出部の余白検出範囲について説明する図。
操作パネルの表示部に表示される設定画面の一例を示す図。
操作パネルの表示部に表示される選択画面の一例を示す図。
リフレッシュ動作の制御フロー図。
4枚連続印刷時のトナー吐き出し用画像形成例を示す。
両面印刷ジョブの時のトナー吐き出し用画像形成例を示す図。
操作パネルの表示部に表示されるトナー吐き出し用画像禁止領域設定画面の一例を示す図。
リフレッシュ動作の変形例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0009】
図1は、本発明の実施形態を示す画像形成装置の一例としてのカラー複写機の全体構成を透視して示す概略的な正面図である。
図1において、符号1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置として例示する電子写真方式を利用した胴内排紙タイプのカラー複写機を示す。
図中Z方向は、上下方向であり、図中Y方向は、装置の前後方向(軸方向でもある)であり、図中X方向は、装置の左右方向を示している。
【0010】
このカラー複写機1は、画像形成装置全体の筐体である概略箱状の装置本体10と、この装置本体10の上方に配置され、原稿の画像を読み取る画像読取部2とを備えている。また、カラー複写機1は、装置本体内に配置され、画像読取部2で読み取るかまたは外部機器であるパーソナルコンピュータ等から送信される画像情報を基にシートの一例としての用紙に画像を記録・形成する画像形成部3を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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