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公開番号
2025114945
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009196
出願日
2024-01-25
発明の名称
フレームの補修方法
出願人
JFEスチール株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65G
21/06 20060101AFI20250730BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 容易に補修を行うことが可能なフレームの補修方法を提供する。
【解決手段】
上弦材又は、下弦材と、前記上弦材及び、前記下弦材を架設する縦材と、前記縦材に対して角度をなすように設けられかつ、前記上弦材及び、前記下弦材を架設する斜材と、を有するトラス構造を複数有するフレームの補修方法である。フレームの補修方法は、前記上弦材及び、前記下弦材のうちの少なくとも一方に、前記斜材の配設方向に沿った方向に設けられる第1補修部材を設けるための第1取付部を設ける第1設置ステップと、前記上弦材及び、前記下弦材のうちの少なくとも一方に、前記縦材の配設方向に沿った方向に設けられる第2補修部材を設けるための第2取付部を設ける第2設置ステップと、前記第1取付部に前記第1補修部材を設ける第1補修部材設置ステップと、前記第2取付部に前記第2補修部材を設ける第2補修部材設置ステップと、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一の方向に延びて形成される上弦材又は、前記上弦材に対向して配されかつ、前記一の方向に延びて形成される下弦材と、前記上弦材及び、前記下弦材を前記対向方向において架設する縦材と、前記縦材に対して角度をなすように設けられかつ、前記上弦材及び、前記下弦材を架設する斜材と、を有するトラス構造を複数有するフレームの補修方法であって、
前記上弦材及び、前記下弦材のうちの少なくとも一方に、前記斜材の配設方向に沿った方向に設けられる第1補修部材を設けるための第1取付部を設ける第1設置ステップと、
前記上弦材及び、前記下弦材のうちの少なくとも一方に、前記縦材の配設方向に沿った方向に設けられる第2補修部材を設けるための第2取付部を設ける第2設置ステップと、
少なくとも1つの前記第1取付部を介して、前記上弦材及び、前記下弦材に前記第1補修部材を固定する第1補修部材設置ステップと、
少なくとも1つの前記第2取付部を介して、前記上弦材及び、前記下弦材に前記第2補修部材を固定する第2補修部材設置ステップと、
を有する、フレームの補修方法。
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【請求項2】
前記第1補修部材設置ステップ及び、第2補修部材設置ステップでは、前記上弦材、前記下弦材、前記縦材及び、前記斜材によって前記トラス構造が維持された状態で行われる、請求項1に記載のフレームの補修方法。
【請求項3】
前記第1補修部材設置ステップでは、前記第1補修部材が前記一の方向において前記斜材に近接して設けられ、
前記第2補修部材設置ステップでは、前記第2補修部材が前記一の方向において前記縦材に近接して設けられる、請求項1に記載のフレームの補修方法。
【請求項4】
前記第1補修部材設置ステップでは、前記第1補修部材が前記一の方向において前記斜材に近接して設けられ、
前記第2補修部材設置ステップでは、前記第2補修部材が前記一の方向において前記縦材に近接して設けられる、請求項2に記載のフレームの補修方法。
【請求項5】
前記斜材は、前記第1補修部材が設けられた後に撤去され、
前記縦材は、前記第2補修部材が設けられた後に撤去される、請求項2に記載のフレームの補修方法。
【請求項6】
前記斜材は、前記第1補修部材が設けられた後に撤去され、
前記縦材は、前記第2補修部材が設けられた後に撤去される、請求項3に記載のフレームの補修方法。
【請求項7】
前記斜材は、前記第1補修部材が設けられた後に撤去され、
前記縦材は、前記第2補修部材が設けられた後に撤去される、請求項4に記載のフレームの補修方法。
【請求項8】
前記第1補修部材は、前記斜材と対向しかつ、溶接によって前記第1取付部に設けられ、
前記第1補修部材及び、前記斜材の離間距離は、前記第1補修部材の溶接脚長よりも長くなるように設けられる、請求項1~7のいずれかに記載のフレームの補修方法。
【請求項9】
前記第2補修部材は、前記斜材のうち前記第2取付部と対向する部分が撤去された後に取り付けられる、請求項5~7のいずれかに記載のフレームの補修方法。
【請求項10】
前記フレームは、前記一の方向の一端側及び、他端側に設けられた一対の支承を有し、
前記第1設置ステップ、前記第2設置ステップ、前記第1補修部材設置ステップ及び、第2補修部材設置ステップは、前記一対の支承で前記フレームが支持された状態で行われる、請求項1~7のいずれかに記載のフレームの補修方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トラス構造を複数有するフレームの補修方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
トラス構造を複数有するフレームの1つとして、ベルトコンベアのフレームが挙げられる。ベルトコンベアは、例えば、製鉄所では原料等の運搬のために使用され、屋外に設けられている。ベルトコンベアのフレームは、鋼製形鋼が一般的に用いられている。ベルトコンベアのフレームは、ベルトコンベアに堆積した原料が雨水を保水状態になると、その雨水が滴るため水と接触する。また、ベルトコンベアに堆積した原料を水で洗い流すことが行われるため、ベルトコンベアのフレームは、その洗浄水と接触する。
【0003】
ベルトコンベアのフレームは、水との接触により腐食劣化が進行する。ベルトコンベアのフレームが腐食すると、部材の減肉部分に電気溶接を用いて当板補修が行われている。当板補修は、減肉した箇所に対してのみ行うことができ、経済的に合理的である。また、当板補修は、ベルトコンベアのフレームのトラス構造を維持した状態で作業をすることができる。
【0004】
しかし、腐食が著しく進行すると、電気溶接の熱で部材が溶融して当板補修を行うことができないおそれがある。そこで、トラス構造物の自立性を保ちつつ、トラス構造の部材の取り替えることが行われている。
【0005】
例えば、特許文献1では、上弦材と下弦材との間に仮弦材を取り付けるとともに、仮弦材と上弦材とを複数の仮斜材で連結して仮トラスを形成することが行われている。また、特許文献1では、下弦材及び、これに連結する斜材の下端側を取り除いて新たな下弦材及び新たな斜材の下端側を取り付けることが行われている。すなわち、特許文献1では、仮トラスによってトラス形状を保持したまま下弦材及び、斜材の下端側を取り外すことが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-178607号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載の補修方法では、仮トラスが形成される際に、既存のトラス構造が大きく変更される。仮トラスには、既存のトラス構造の強度と同等であることが求められる。このため、補修作業を行う前に仮トラスの強度計算を行う必要があり、作業の開始までに時間を要する問題がある。
【0008】
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、容易に補修を行うことが可能なフレームの補修方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明は以下の特徴を有する。
【0010】
[1]
一の方向に延びて形成される上弦材又は、前記上弦材に対向して配されかつ、前記一の方向に延びて形成される下弦材と、前記上弦材及び、前記下弦材を前記対向方向において架設する縦材と、前記縦材に対して角度をなすように設けられかつ、前記上弦材及び、前記下弦材を架設する斜材と、を有するトラス構造を複数有するフレームの補修方法であって、
前記上弦材及び、前記下弦材のうちの少なくとも一方に、前記斜材の配設方向に沿った方向に設けられる第1補修部材を設けるための第1取付部を設ける第1設置ステップと、
前記上弦材及び、前記下弦材のうちの少なくとも一方に、前記縦材の配設方向に沿った方向に設けられる第2補修部材を設けるための第2取付部を設ける第2設置ステップと、
少なくとも1つの前記第1取付部を介して、前記上弦材及び、前記下弦材に前記第1補修部材を固定する第1補修部材設置ステップと、
少なくとも1つの前記第2取付部を介して、前記上弦材及び、前記下弦材に前記第2補修部材を固定する第2補修部材設置ステップと、
を有する、フレームの補修方法。
[2]
前記第1補修部材設置ステップ及び、第2補修部材設置ステップでは、前記上弦材、前記下弦材、前記縦材及び、前記斜材によって前記トラス構造が維持された状態で行われる、[1]に記載のフレームの補修方法。
[3]
前記第1補修部材設置ステップでは、前記第1補修部材が前記一の方向において前記斜材に近接して設けられ、
前記第2補修部材設置ステップでは、前記第2補修部材が前記一の方向において前記縦材に近接して設けられる、[1]又は[2]に記載のフレームの補修方法。
[4]
前記斜材は、前記第1補修部材が設けられた後に撤去され、
前記縦材は、前記第2補修部材が設けられた後に撤去される、[1]~[3]のいずれかに記載のフレームの補修方法。
[5]
前記第1補修部材は、前記斜材と対向しかつ、溶接によって前記第1取付部に設けられ、
前記第1補修部材及び、前記斜材の離間距離は、前記第1補修部材の溶接脚長よりも長くなるように設けられる、[1]~[4]のいずれかに記載のフレームの補修方法。
[6]
前記第2補修部材は、前記斜材のうち前記第2取付部と対向する部分が撤去された後に取り付けられる、[4]に記載のフレームの補修方法。
[7]
前記フレームは、前記一の方向の一端側及び、他端側に設けられた一対の支承を有し、
前記第1設置ステップ、前記第2設置ステップ、前記第1補修部材設置ステップ及び、第2補修部材設置ステップは、前記一対の支承で前記フレームが支持された状態で行われる、[1]~[6]のいずれかに記載のフレームの補修方法。
[8]
前記第1取付部及び、前記第2取付部は、一の板状の部材で構成され、
前記第1設置ステップ及び、第2設置ステップは、同時に行われる、[1]~[7]のいずれかに記載のフレームの補修方法。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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