TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025115309
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009793
出願日
2024-01-25
発明の名称
支援装置、支援方法、及び支援プログラム
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
G06Q
50/02 20240101AFI20250730BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザ同士でリソースを提供し合う「共助」を支援する。
【解決手段】支援装置は、リソースの提供可能期間を含むリソースデータの入力を第1ユーザから受け付け、リソースデータをデータベースに登録する支援リソース登録部と、支援要求期間を含む支援の要求を第2ユーザから受け付ける支援要求受付部と、データベースを参照して、要求に応じた複数のリソースの組み合わせを決定し、決定したリソースの組み合わせを第2ユーザに提供する支援サービスとして出力する支援サービス決定部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセッサ及びメモリを有し、
リソースの提供可能期間を含むリソースデータの入力を第1ユーザから受け付け、前記リソースデータをデータベースに登録する支援リソース登録部と、
支援要求期間を含む支援の要求を第2ユーザから受け付ける支援要求受付部と、
前記データベースを参照して、前記要求に応じた複数のリソースの組み合わせを決定し、前記決定したリソースの組み合わせを前記第2ユーザに提供する支援サービスとして出力する支援サービス決定部と、
を備える支援装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記支援サービス決定部は、前記データベースから特定されるリソースの組み合わせのうち、前記支援サービスを前記第2ユーザに提供する提供期間が最も短くなるリソースの組み合わせを選択し、前記選択したリソースの組み合わせを前記第2ユーザに提供する支援サービスとして出力する、
請求項1に記載の支援装置。
【請求項3】
前記支援サービス決定部は、前記支援要求期間及び前記複数のリソースそれぞれの前記提供可能期間に基づいて、前記支援サービスの提供期間が最も短くなる前記複数のリソースそれぞれの提供期間を決定し、前記支援サービスとして出力する、
請求項2に記載の支援装置。
【請求項4】
前記支援サービス決定部は、同時に提供する必要のあるリソースに関するデータを参照して、前記同時に提供する必要のあるリソースが同一期間に前記第2ユーザに提供されるように、前記複数のリソースそれぞれの提供期間を決定し、前記支援サービスとして出力する、
請求項3に記載の支援装置。
【請求項5】
前記支援サービス決定部は、前記支援要求期間及び前記複数のリソースそれぞれの提供可能期間に基づいて、前記支援サービスの提供期間を最も短くする前記複数のリソースの提供順序、及び、前記複数のリソースそれぞれを前記第2ユーザに提供する提供期間を決定し、前記支援サービスとして出力する、
請求項3に記載の支援装置。
【請求項6】
前記支援要求受付部は、前記要求を所定のルールに従って、複数のリソースに関する要求に変換し、
前記支援サービス決定部は、前記変換した複数のリソースに合致するリソースの組み合わせを前記データベースから抽出して、前記要求に応じたリソースの組み合わせを決定し、前記決定したリソースの組み合わせを前記第2ユーザに提供する支援サービスとして出力する、
請求項1に記載の支援装置。
【請求項7】
前記リソースデータは、リソースの提供可能期間及び提供可能地域を含み、
前記支援要求受付部は、支援要求期間及び支援要求地域を含む支援の要求を第2ユーザから受け付け、
前記支援サービス決定部は、前記データベースを参照して、前記提供可能期間が前記支援要求期間に含まれ、かつ前記提供可能地域が前記支援要求地域に含まれるリソースの組み合わせを決定し、前記決定したリソースの組み合わせを前記第2ユーザに提供する支援サービスとして出力する、
請求項1に記載の支援装置。
【請求項8】
前記リソースは、所定の自然物を取得するための業務において、前記自然物を取得するための道具、前記自然物の取得に関わる者、又は、取得した前記自然物若しくは前記道具を運搬する手段である、
請求項1に記載の支援装置。
【請求項9】
情報処理装置が、
リソースの提供可能期間を含むリソースデータの入力を第1ユーザから受け付け、前記リソースデータをデータベースに登録する支援リソース登録処理と、
支援要求期間を含む支援の要求を第2ユーザから受け付ける支援要求受付処理と、
前記データベースを参照して、前記要求に応じた複数のリソースの組み合わせを決定し、前記決定したリソースの組み合わせを前記第2ユーザに提供する支援サービスとして出力する支援サービス決定処理と、
を実行する支援方法。
【請求項10】
情報処理装置に、
リソースの提供可能期間を含むリソースデータの入力を第1ユーザから受け付け、前記リソースデータをデータベースに登録する支援リソース登録処理と、
支援要求期間を含む支援の要求を第2ユーザから受け付ける支援要求受付処理と、
前記データベースを参照して、前記要求に応じた複数のリソースの組み合わせを決定し、前記決定したリソースの組み合わせを前記第2ユーザに提供する支援サービスとして出力する支援サービス決定処理と、
を実行させる支援プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、支援装置、支援方法、及び支援プログラムに関する。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
業務に必要なリソースを人や物に割り当てる技術が従来から提案されている。例えば、特許文献1には、機械設備を輸送及び設置する作業に人員を割り当てるシステムが開示されている。特許文献2には、作業資格、個人能力、勤怠、過去の人員配置などの作業員に関するデータを用いた学習済みモデルを用いて人員配置を行うシステムが開示されている。特許文献3には、出荷オーダ、出荷のために必要の工程に関する作業ネットワーク情報、及び作業に利用できるリソース情報を用いて、工程へのリソースの割り当てを含む工程計画を生成するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-122888号公報
特開2022-47433号公報
特開2021-33873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、地域における特定の業務(例えば、第一次産業に係る業務)では特に、ユーザ同士がリソースを提供し合い「助け合う」(共助)ことで、当該業務における地域全体の生産性を向上させることが求められている。例えば、農業において、農機具又は農作業手伝い等のリソースを地域の農家同士で互いに提供し合うことで、農作業の生産性及び品質を向上させ、地域全体の農業を持続可能にすることが考えられる。しかしながら、上述した技術では、同時に提供する必要がある複数のリソースの判別や、期間によっては「共助」に対応できるリソースの組合せが複数ある場合など、ユーザ同士でリソースを提供し合う「共助」を支援することが困難である。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザ同士でリソースを提供し合う「共助」を支援可能な支援装置、支援方法、及び支援プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本発明の一つは、プロセッサ及びメモリを有し、リソースの提供可能期間を含むリソースデータの入力を第1ユーザから受け付け、前記リソースデータをデータベースに登録する支援リソース登録部と、支援要求期間を含む支援の要求を第2ユーザから受け付ける支援要求受付部と、前記データベースを参照して、前記要求に応じた複数のリソースの組み合わせを決定し、前記決定したリソースの組み合わせを前記第2ユーザに提供する支援サービスとして出力する支援サービス決定部と、を備える支援装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザ同士でリソースを提供し合う「共助」を支援することができる。
上記した以外の構成及び効果等は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
支援システムの構成例を示す図である。
田植え作業を支援する事例1を説明する図である。
田植え作業を支援する事例2を説明する図である。
田植え作業を支援する事例3を説明する図である。
支援リソース管理テーブルの一例を示す図である。
変換ルール定義テーブルの一例を示す図である。
同時支援リソース定義データの一例を示す図である。
リソース管理装置が備えるハードウェアの一例を示す図である。
支援リソース登録処理の詳細を説明する処理フロー図である。
同時支援リソース設定処理の詳細を説明する処理フロー図である。
更新後の支援リソース管理テーブルの一例を示す図である。
支援サービス決定処理の詳細を説明する処理フロー図である。
支援要求データの一例を示す図である。
支援順序設定処理の概要を説明する図である。
支援順序設定処理の詳細を説明する処理フロー図である。
支援スケジューリング処理の詳細を説明する処理フロー図である。
支援サービス表示画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。以下の記載および図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施する事が可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
図面において示す各構成要素の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
以下の説明では、「テーブル」、「リスト」、「キュー」等の表現にて各種情報を説明することがあるが、各種情報は、これら以外のデータ構造で表現されていてもよい。データ構造に依存しないことを示すために「XXテーブル」、「XXリスト」等を「XX情報」と呼ぶことがある。識別情報について説明する際に、「識別情報」、「識別子」、「名」、「ID」、「番号」等の表現を用いるが、これらについてはお互いに置換が可能である。
同一あるいは同様な機能を有する構成要素が複数ある場合には、同一の符号に異なる添字を付して説明する場合がある。ただし、これらの複数の構成要素を区別する必要がない場合には、添字を省略して説明する場合がある。
また、以下の説明では、プログラムを実行して行う処理を説明する場合があるが、プログラムは、プロセッサ(例えばCPU、GPU)によって実行されることで、定められた処理を、適宜に記憶資源(例えばメモリ)および/またはインタフェースデバイス(例えば通信ポート)等を用いながら行うため、処理の主体がプロセッサとされてもよい。同様に、プログラムを実行して行う処理の主体が、プロセッサを有するコントローラ、装置、システム、計算機、ノードであってもよい。プログラムを実行して行う処理の主体は、演算部であれば良く、特定の処理を行う専用回路(例えばFPGAやASIC)を含んでいてもよい。
プログラムは、プログラムソースから計算機のような装置にインストールされてもよい。プログラムソースは、例えば、プログラム配布サーバまたは計算機が読み取り可能な記憶メディアであってもよい。プログラムソースがプログラム配布サーバの場合、プログラム配布サーバはプロセッサと配布対象のプログラムを記憶する記憶資源を含み、プログラム配布サーバのプロセッサが配布対象のプログラムを他の計算機に配布してもよい。また、以下の説明において、2以上のプログラムが1つのプログラムとして実現されてもよいし、1つのプログラムが2以上のプログラムとして実現されてもよい。
【0010】
<支援システム>
図1は、支援システム1の構成例を示す図である。支援システム1は、ユーザ同士でリソースを提供し合う「共助」を支援する情報処理システムである。例えば、支援システム1は、所定の自然物を取得するための業務(例えば、農業、林業、鉱業、又は、漁業(水産業)等の第一次産業に係る業務)において、地域全体の産業が持続可能なようにユーザ同士の「共助」を支援する。支援システム1は、リソース管理装置10(支援装置)、提供者端末20、及び要求者端末30を含んで構成される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社日立製作所
制御基板
9日前
株式会社日立製作所
回転電機
22日前
株式会社日立製作所
蓄電装置
7日前
株式会社日立製作所
回転電機
3日前
株式会社日立製作所
電力変換装置
1か月前
株式会社日立製作所
エレベーター
7日前
株式会社日立製作所
エレベーター
16日前
株式会社日立製作所
コントローラー
1か月前
株式会社日立製作所
回転子および回転電機
1か月前
株式会社日立製作所
輸送計画装置及び方法
2日前
株式会社日立製作所
巻上機及びエレベーター
9日前
株式会社日立製作所
調速機及びエレベーター
1か月前
株式会社日立製作所
分析システム及び分析方法
16日前
株式会社日立製作所
エレベーター及び保護カバー
14日前
株式会社日立製作所
現新比較テスト支援システム
8日前
株式会社日立製作所
療養指導支援装置および方法
7日前
株式会社日立製作所
プログラム検証支援システム
3日前
株式会社日立製作所
生産計画立案支援装置及び方法
1か月前
株式会社日立製作所
めっき装置及びめっき形成方法
22日前
株式会社日立製作所
釣合いおもり及びエレベーター
10日前
株式会社日立製作所
情報提供装置及び情報提供方法
1か月前
株式会社日立製作所
接点浄化装置及び風力発電装置
8日前
株式会社日立製作所
補修指示装置および補修指示方法
15日前
株式会社日立製作所
電力融通システム、電力システム
8日前
株式会社日立製作所
プリント配線基板、電力変換装置
1か月前
株式会社日立製作所
情報処理装置および情報処理方法
7日前
株式会社日立製作所
振動解析装置および振動解析方法
1か月前
株式会社日立製作所
契約照会システム及び契約照会方法
2日前
株式会社日立製作所
施策策定方法及び施策策定システム
3日前
株式会社日立製作所
画像解析システム及び画像解析方法
3日前
株式会社日立製作所
脱レール検出装置及びエレベーター
1か月前
株式会社日立製作所
計算機システム及びデータ抽出方法
1か月前
株式会社日立製作所
業務支援システム、及び業務支援方法
11日前
株式会社日立製作所
巻線切替回転電機および電動システム
1か月前
株式会社日立製作所
劣化要因推定装置、劣化要因診断方法
1か月前
株式会社日立製作所
多重系制御システム及び周期管理方法
1か月前
続きを見る
他の特許を見る