TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025109340
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003154
出願日
2024-01-12
発明の名称
エレベーター及び保護カバー
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
B66B
7/02 20060101AFI20250717BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】長尺物がガイドレールとレールクリップとの隙間に入り混むことを防ぐことができるエレベーター及び保護カバーを提供する。
【解決手段】エレベーターは、昇降体と、昇降体を移動可能に支持するガイドレール6と、ガイドレール6を支持するレールブラケット21と、レールクリップ22と、保護カバー30と、を備えている。レールクリップ22は、レールブラケット21に設けられ、ガイドレール6のフランジ部6bを挟持する挟持部22aを有する。保護カバー30は、レールクリップ22の挟持部22aを覆う覆い部31を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
昇降路を昇降移動する昇降体と、
前記昇降体を移動可能に支持するガイドレールと、
前記ガイドレールを支持するレールブラケットと、
前記レールブラケットに設けられ、前記ガイドレールのフランジ部を挟持する挟持部を有するレールクリップと、
前記レールクリップに設けられ、前記レールクリップの前記挟持部を覆う覆い部を有する保護カバーと、
を備えたエレベーター。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記レールクリップは、固定ボルトを介して前記レールブラケットに固定され、
前記保護カバーの前記覆い部には、前記固定ボルトの軸部が挿通する挿通孔が形成されており、
前記保護カバーは、前記固定ボルトの頭部と前記レールクリップにより挟持される
請求項1に記載のエレベーター。
【請求項3】
前記覆い部には、前記レールクリップの一部が挿入される開口部が形成されている
請求項1に記載のエレベーター。
【請求項4】
前記ガイドレールは、
前記昇降体が摺動する摺動部と、
前記レールクリップにより挟持されるフランジ部と、
前記摺動部と前記フランジ部を接続する接続部と、を有し、
前記保護カバーの前記覆い部は、前記接続部に当接する
請求項1に記載のエレベーター。
【請求項5】
前記レールクリップは、前記ガイドレールの両側に一対設けられ、
前記保護カバーは、一対の前記レールクリップのうち長尺物が設置された側のレールクリップに配置される
請求項1に記載のエレベーター。
【請求項6】
前記覆い部には、前記レールブラケットに向かって突出する脚部が設けられている
請求項1に記載のエレベーター。
【請求項7】
エレベーターのガイドレールのフランジ部を挟持する挟持部を有するレールクリップに設けられ、
前記レールクリップにおける、前記挟持部を覆う覆い部を有する
保護カバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベーター及び保護カバーに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、エレベーターは、乗りかごと、釣合おもりと、乗りかごと釣合おもりを連結するロープと、このロープが巻回される巻上機とを備えている。また、エレベーターは、昇降路内に、位置検出用の検出体等の各種長尺状の物体(以下、長尺物という)を有している。このような、長尺物は、地震や風により大きく揺れて、昇降路内に設置したガイドレールと、このガイドレールを支持するレールクリップとの隙間に入り混むおそれがあった。
【0003】
このような、長尺物がレールクリップに引っ掛かることを防止する技術としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、上下方向に沿って昇降路内に張られている保護線と、レールブラケットに固定されている複数の変位規制金具とを有する技術が記載されている。変位規制金具は、レールブラケットとかごガイドレールとの間に介在された平板状のスペーサ部と、保護線の周囲を囲むようにスペーサ部の一端部を折り曲げて形成された変位規制部とを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-185026号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された技術における変位規制部は、スペーサ部の一端部を折り曲げて形成されている。そのため、地震や風により長尺物が揺れると、変位規制部とスペーサ部との隙間から長尺物が外れるおそれがあった。その結果、特許文献1に記載された技術では、変位規制部から外れた長尺物がガイドレールとレールクリップとの隙間に入り混み、長尺物がレールクリップに引っ掛かる、という問題を有していた。
【0006】
上記の問題点を考慮し、本発明の目的は、長尺物がガイドレールとレールクリップとの隙間に入り混むことを防ぐことができるエレベーター及び保護カバーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、エレベーターは、昇降路を昇降移動する昇降体と、昇降体を移動可能に支持するガイドレールと、ガイドレールを支持するレールブラケットと、レールクリップと、保護カバーと、を備えている。レールクリップは、レールブラケットに設けられ、ガイドレールのフランジ部を挟持する挟持部を有する。保護カバーは、レールクリップに設けられ、レールクリップの挟持部を覆う覆い部を有する。
【0008】
また、保護カバーは、上述した保護カバーが適用される。
【発明の効果】
【0009】
上記構成のエレベーター及び保護カバーによれば、長尺物がガイドレールとレールクリップとの隙間に入り混むことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態例にかかるエレベーターを示す概略構成図である。
実施の形態例にかかるエレベーターを示す平面図である。
実施の形態例にかかるエレベーターの検出体の設置例の一例を示す斜視図である。
実施の形態例にかかるエレベーターにおけるガイドレールの支持構造を示す断面図である。
実施の形態例にかかるエレベーターにおけるガイドレールの支持構造を示す正面図である。
実施の形態例にかかるエレベーターの保護カバーの一例を示すもので、図6Aは正面図、図6Bは上面図、図6Cは側面図である。
実施の形態例にかかるエレベーターの保護カバーの他の例を示すもので、図7Aは正面図、図7Bは上面図、図7Cは側面図である。
実施の形態例にかかるエレベーターの保護カバーの一例と、レールクリップ及び固定ボルトを示す正面図である。
実施の形態例にかかるエレベーターの保護カバーの一例と、レールクリップを示す上面図である。
実施の形態例にかかるエレベーターの保護カバーの一例と、レールクリップ及び固定ボルト、ナットを示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社日立製作所
蓄電装置
3日前
株式会社日立製作所
回転電機
18日前
株式会社日立製作所
制御基板
5日前
株式会社日立製作所
電力変換装置
1か月前
株式会社日立製作所
エレベーター
12日前
株式会社日立製作所
エレベーター
3日前
株式会社日立製作所
コントローラー
26日前
株式会社日立製作所
回転子および回転電機
28日前
株式会社日立製作所
巻上機及びエレベーター
5日前
株式会社日立製作所
調速機及びエレベーター
1か月前
株式会社日立製作所
分析システム及び分析方法
12日前
株式会社日立製作所
療養指導支援装置および方法
3日前
株式会社日立製作所
現新比較テスト支援システム
4日前
株式会社日立製作所
エレベーター及び保護カバー
10日前
株式会社日立製作所
めっき装置及びめっき形成方法
18日前
株式会社日立製作所
生産計画立案支援装置及び方法
28日前
株式会社日立製作所
情報提供装置及び情報提供方法
28日前
株式会社日立製作所
接点浄化装置及び風力発電装置
4日前
株式会社日立製作所
釣合いおもり及びエレベーター
6日前
株式会社日立製作所
プリント配線基板、電力変換装置
1か月前
株式会社日立製作所
補修指示装置および補修指示方法
11日前
株式会社日立製作所
振動解析装置および振動解析方法
1か月前
株式会社日立製作所
電力融通システム、電力システム
4日前
株式会社日立製作所
情報処理装置および情報処理方法
3日前
株式会社日立製作所
計算機システム及びデータ抽出方法
28日前
株式会社日立製作所
脱レール検出装置及びエレベーター
1か月前
株式会社日立製作所
巻線切替回転電機および電動システム
28日前
株式会社日立製作所
業務支援システム、及び業務支援方法
7日前
株式会社日立製作所
多重系制御システム及び周期管理方法
1か月前
株式会社日立製作所
可搬記憶機器および情報処理システム
4日前
株式会社日立製作所
劣化要因推定装置、劣化要因診断方法
1か月前
株式会社日立製作所
水素の混焼を制御する装置および方法
11日前
株式会社日立製作所
ラベル付与装置およびラベル付与方法
3日前
株式会社日立製作所
計算機システム及び教育資料の生成方法
1か月前
株式会社日立製作所
電気機器、電気機器の筐体、及び航空機
今日
株式会社日立製作所
判定システム、判定装置、及び判定方法
18日前
続きを見る
他の特許を見る