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公開番号
2025108031
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2024001628
出願日
2024-01-10
発明の名称
エレベーター
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
B66B
13/18 20060101AFI20250715BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】部品点数を削減し、かつ解錠作業を安全にかつ容易に行うことができるエレベーターを提供する。
【解決手段】エレベーターは、建屋側ドアと、建屋側ドアを閉じ状態で解錠可能に施錠する乗り場側ロック機構30と、を備えている。乗り場側ロック機構30は、回動軸35と、第1フック部材31と、第2フック部材36と、固定フック部材26と、を有している。第1フック部材31は、回動軸35に回動可能に支持され、第1係合部31aが設けられている。第2フック部材36は、第1フック部材31に固定され、第2係合部36cが設けられている。固定フック部材26は、第1係合部31a及び第2係合部36aと解錠可能に係合する。そして、第2フック部材36は、解錠キー41が挿入された際に、第1フック部材31及び第2フック部材36を、回動軸35を中心に回動させるレバー片36a、36bを有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
建築構造物における乗りかごが停止する乗り場の出入り口に設けられた建屋側ドアと、
前記建屋側ドアを閉じ状態で解錠可能に施錠する乗り場側ロック機構と、を備え、
前記乗り場側ロック機構は、
前記建屋側ドアに設けられた回動軸と、
前記回動軸に回動可能に支持され、第1係合部が設けられた第1フック部材と、
前記第1フック部材に固定され、第2係合部が設けられた第2フック部材と、
前記第1係合部及び前記第2係合部と解錠可能に係合する固定フック部材と、有し、
前記第2フック部材は、解錠キーが挿入された際に、前記第1フック部材及び前記第2フック部材を、前記回動軸を中心に回動させるレバー片を有する
エレベーター。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記第2フック部材は、
前記第1フック部材に固定される第1レバー片と、
前記第2係合部から開閉方向の閉じ側に向けて突出する第2レバー片と、を有し、
前記第2係合部は、前記第1レバー片と前記第2レバー片の間に配置される
請求項1に記載のエレベーター。
【請求項3】
前記第1レバー片は、前記第1係合部と前記固定フック部材が係合している状態において、前記解錠キーが挿入されるキー孔と対向して配置され、
前記第2レバー片は、前記第2係合部と前記固定フック部材が係合している状態において、前記解錠キーが挿入されるキー孔と対向して配置される
請求項2に記載のエレベーター。
【請求項4】
前記第2係合部は、前記第1レバー片から上下方向の下方に向けて段差部である
請求項3に記載のエレベーター。
【請求項5】
前記第2フック部材は、
前記第1レバー片に設けられ、前記第1係合部と前記固定フック部材が係合している状態において、前記解錠キーが挿入されるキー孔と対向する第1押上部と、
前記第2レバー片に設けられ、前記第2係合部と前記固定フック部材が係合している状態において、前記解錠キーが挿入されるキー孔と対向する第2押上部と、を有する
請求項2に記載のエレベーター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベーターに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、エレベーターにおける乗り場側に設けられた建屋側ドアには、乗客が昇降路内に転落することを防止するために、開閉動作をロック及び解錠する乗り場側ロック機構が設けられている。点検作業時には、この乗り場側ロック機構を解錠し、建屋側ドアを開いて行われる。また、作業者が昇降路内に転落することを防止するために、建屋側ドアを所定距離開いた後、乗りかごが所定の位置に停止しているか確認する必要がある。
【0003】
このような、乗り場側ロック機構としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、第1ドアロック装置と第2ドアロック装置とを備える技術が記載されている。第1ドアロック装置は、第1凹形状部を有する第1フックと、第1凹形状部が係合する第1フック受け部と、を備える。第2ドアロック装置は、第2凹形状部を有する第2フックと、第2凹形状部が係合する第2フック受け部と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-24571号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、点検作業時に建屋側ドアを解錠するためには、2つのドアロック装置を解除する必要があり、解錠作業が大変煩雑なものとなるだけでなく、部品点数が増加する、という問題を有していた。
【0006】
本目的は、上記の問題点を考慮し、部品点数を削減し、かつ解錠作業を安全にかつ容易に行うことができるエレベーターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決し、目的を達成するため、エレベーターは、建築構造物における乗りかごが停止する乗り場の出入り口に設けられた建屋側ドアと、建屋側ドアを閉じ状態で解錠可能に施錠する乗り場側ロック機構と、を備えている。乗り場側ロック機構は、建屋側ドアに設けられた回動軸と、第1フック部材と、第2フック部材と、固定フック部材と、を有している。第1フック部材は、回動軸に回動可能に支持され、第1係合部が設けられている。第2フック部材は、第1フック部材に固定され、第2係合部が設けられている。固定フック部材は、第1係合部及び第2係合部と解錠可能に係合する。そして、第2フック部材は、解錠キーが挿入された際に、第1フック部材及び第2フック部材を、回動軸を中心に回動させるレバー片を有する。
【発明の効果】
【0008】
上記構成のエレベーターによれば、部品点数を削減し、かつ解錠作業を安全にかつ容易に行うことができる
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施の形態例にかかるエレベーターを示す概略構成図である。
第1の実施の形態例にかかるエレベーターの出入り口を乗りかご側から見た正面図である。
第1の実施の形態例にかかるエレベーターにおける乗り場側ロック機構を上方から見た平面図である。
第1の実施の形態例にかかるエレベーターにおける乗り場側ロック機構を示す正面図である。
第1の実施の形態例にかかるエレベーターの乗り場側ロック機構30における一段回目の解錠動作を示す正面図である。
第1の実施の形態例にかかるエレベーターの乗り場側ロック機構における二段回目のロック状態を示す正面図である。
第1の実施の形態例にかかるエレベーターの乗り場側ロック機構における二段階目の解錠動作を示す正面図である。
第1の実施の形態例にかかるエレベーターの二段回目のロック状態を示す建屋側ドアの正面図である。
第1の実施の形態例にかかるエレベーターの建屋側ドアが開放した状態を示す正面図である。
第2の実施の形態例にかかるエレベーターにおける乗り場側ロック機構を上方から見た平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施の形態例にかかるエレベーターにいて、図1~図10を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
(【0011】以降は省略されています)
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