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公開番号2025112412
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024006614
出願日2024-01-19
発明の名称蓄電装置
出願人株式会社日立製作所
代理人ポレール弁理士法人
主分類H01M 10/6563 20140101AFI20250725BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】
本発明の目的は、冷却能力とメンテナンス性の高い蓄電装置を提供することにある。
【解決手段】
本発明の蓄電装置100は、アウターフレーム1と、アウターフレーム1の内側で電池6を支持するインナーフレーム5と、アウターフレーム1の内側で空気流れ9を形成する送風装置4と、アウターフレーム1とインナーフレーム5との間の空気流れを遮る仕切り部7と、を備える。インナーフレーム5は、アウターフレーム1から着脱可能に構成される。仕切り部7は、アウターフレーム1に支持されており、インナーフレーム5には非支持の関係にある。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
アウターフレームと、前記アウターフレームの内側で電池を支持するインナーフレームと、前記アウターフレームの内側で空気流れを形成する送風装置と、前記アウターフレームと前記インナーフレームとの間の空気流れを遮る仕切り部と、を備え、
前記インナーフレームは、前記アウターフレームから着脱可能に構成され、
前記仕切り部は、前記アウターフレームに支持されており、前記インナーフレームには非支持の関係にある蓄電装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の蓄電装置において、
前記アウターフレームは、少なくとも一つの吸気口と、少なくとも一つの排気口と、を備え、
前記仕切り部と前記送風装置とは、前記吸気口、前記インナーフレームの内側、前記排気口の順に空気流れを形成するように構成された蓄電装置。
【請求項3】
請求項1に記載の蓄電装置において、
前記アウターフレームは、少なくとも一つの吸気口と、前記吸気口が設けられた面と同じ面に設けられた少なくとも一つの排気口と、を備え、
前記仕切り部と前記送風装置とは、前記吸気口、前記インナーフレームの内側、前記インナーフレームの外側、前記排気口の順に空気流れを形成するように構成された蓄電装置。
【請求項4】
請求項3に記載の蓄電装置において、
前記仕切り部は、前記インナーフレームの底面と前記アウターフレームの床面との間の空間への空気流れを妨げるように設けられた第1仕切り部を備え、
当該蓄電装置は、前記吸気口から前記インナーフレームの内側に向かう空気流れが前記インナーフレームの外側に流れるのを遮る第2仕切り部を備える蓄電装置。
【請求項5】
請求項3に記載の蓄電装置において、
前記インナーフレームの外側を流れる空気流れは、前記アウターフレームの天井の内面と前記インナーフレームの上面との間の空間を流れる蓄電装置。
【請求項6】
請求項1に記載の蓄電装置において、
前記アウターフレームは、少なくとも一つの吸気口と、少なくとも一つの排気口と、を備え、
前記吸気口は、前記アウターフレームの下方に設けられ、
前記排気口は、前記アウターフレームの上方に設けられ、
前記送風装置は、前記インナーフレームの内側を高さ方向に流れる空気流れを形成する蓄電装置。
【請求項7】
請求項6に記載の蓄電装置において、
前記インナーフレームの内側を流れる空気流れの方向に対して前記送風装置と並列に設けられた開閉機構と、前記開閉機構を開閉駆動するモータと、を備える蓄電装置。
【請求項8】
請求項7に記載の蓄電装置において、
前記開閉機構が開動作し、前記送風装置が停止している場合に、前記インナーフレームの内側に高さ方向に流れる空気流れが形成される蓄電装置。
【請求項9】
請求項8に記載の蓄電装置において、
前記電池の温度または当該蓄電装置の内側の空気温度を検出する温度センサと、前記温度センサの検出温度をもとに前記送風装置を制御する制御装置と、を備える蓄電装置。
【請求項10】
請求項9に記載の蓄電装置において、
前記制御装置は、
前記温度センサの検出温度が第1温度閾値に未たない場合に、前記モータに前記開閉機構の開動作を指令すると共に、前記送風装置を停止し、
前記温度センサの検出温度が第1温度閾値を超えている場合に、前記モータに前記開閉機構の閉動作を指令すると共に、前記送風装置を運転する蓄電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池を交換可能な蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車輪を持つ台車と、前記台車に支持されたインバーターと、下部に電力出力端子を備えた電池とを有し、電池は上下方向に移動させて着脱可能である電源装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
WO2018/074446
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の蓄電装置では、電池周囲に冷却風を誘導して電池の冷却効率を向上することについて十分な配慮がない。
【0005】
冷却効率を向上する方法として、例えば、送風手段およびダクトにより電池周囲の風速を上昇させることで、電池表面の熱伝達率を向上することが考えられる。しかしながら、ダクトを装置内壁と電池に固定して支持すると、電池交換時にダクトを取り外す手間が生じてしまい、メンテナンス性が低下するデメリットがある。
【0006】
本発明の目的は、冷却能力とメンテナンス性の高い蓄電装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、代表的な本発明にかかる蓄電装置は、
アウターフレームと、前記アウターフレームの内側で電池を支持するインナーフレームと、前記アウターフレームの内側で空気流れを形成する送風装置と、前記アウターフレームと前記インナーフレームとの間の空気流れを遮る仕切り部と、を備え、
前記インナーフレームは、前記アウターフレームから着脱可能に構成され、
前記仕切り部は、前記アウターフレームに支持されており、前記インナーフレームには非支持の関係にある。
【0008】
また上記目的を達成するために、代表的な本発明にかかる蓄電装置は、
アウターフレームと、前記アウターフレームの内側で電池を支持するインナーフレームと、前記アウターフレームと前記インナーフレームとの間の空気流れを遮る仕切り部と、を備え、
前記インナーフレームは、前記アウターフレームから着脱可能に構成され、
前記仕切り部は、前記アウターフレームに支持されており、前記インナーフレームには非支持の関係にあり、
前記アウターフレームは、少なくとも一つの吸気口と、少なくとも一つの排気口と、を備え、
前記吸気口は、前記アウターフレームの下方に設けられ、
前記排気口は、前記アウターフレームの上方に設けられ、
前記インナーフレームの内側を流れる空気流れは、自然対流により下方から上方に向かう流れを形成する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、仕切り部により電池周囲の風速や風量が大きくなるように、送風機による冷却風を誘導することができるため、冷却能力が向上する。また、インナーフレーム単位で電池を交換する際に、仕切り部の取り外しが容易なため、メンテナンス性が高い。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の蓄電装置に係る一実施例(実施例1)の構造を示す、幅方向中央断面図である。
図1のII-II断面を示す断面図である。
本発明の蓄電装置に係る一実施例(実施例2)の構造を示す、幅方向中央断面図である。
図3のIV-IV断面を示す断面図である。
実施例2の変更例(変更例1)の構造を示す、図3と同様な断面図である。
図5のVI-VI断面を示す断面図である。
実施例2の変更例(変更例2)の構造を示す、図3と同様な断面図である。
図7のVIII-VIII断面を示す断面図である。
実施例2の変更例(変更例2)の構造を示す、図3と同様な断面図である。
図9のX-X断面を示す断面図である。
本発明の蓄電装置に係る一実施例(実施例3)の構造を示す、幅方向中央断面図である。
図11のXII-XII断面を示す断面図である。
本発明の蓄電装置に係る一実施例(実施例4)の構造を示す、幅方向中央断面図である。
図7の蓄電装置において、開閉機構が開動作し、送風機が停止した場合の図である。
実施例1~4における、蓄電装置の電池温度に応じた送風機の制御方式の説明図の一例である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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