TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025115808
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010461
出願日2024-01-26
発明の名称画像処理装置、画像処理装置の作動方法および作動プログラム
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A61B 6/03 20060101AFI20250731BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】指定された断面の断層画像を従来と比較して短時間で表示することが可能な画像処理装置、画像処理装置の作動方法および作動プログラムを提供する。
【解決手段】画像処理装置は、断層画像撮影装置が出力し、被検体の体軸に直交するアキシャル断面を表す複数のスライス画像に対して、画像処理を施すプロセッサを備えた画像処理装置であって、プロセッサは、複数のスライス画像を取得し、複数のスライス画像の画素値をパラメータとする関数を用いて、指定された断面を表す断層画像を生成する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
断層画像撮影装置が出力し、被検体の体軸に直交するアキシャル断面を表す複数のスライス画像に対して、画像処理を施すプロセッサを備えた画像処理装置であって、
前記プロセッサは、
複数の前記スライス画像を取得し、
複数の前記スライス画像の画素値をパラメータとする関数を用いて、指定された断面を表す断層画像を生成する
画像処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記断層画像撮影装置が撮影途中に複数の前記スライス画像を出力する場合において、
前記プロセッサは、
複数の前記スライス画像を用いて、前記撮影途中に前記断層画像の生成処理を開始する
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記関数は、前記断層画像撮影装置の撮影条件であって、前記スライス画像のスライス間隔を少なくとも含む撮影条件に応じて作成される
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記断層画像撮影装置が撮影を開始する前に、前記撮影条件を取得して、前記関数を作成する
請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記被検体の体軸方向をZ軸方向、前記体軸方向と直交する断面を規定する二方向をX軸方向及びY軸方向とした場合において、
前記関数は、X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向において解像度が等方化された画素の画素値として等方化データを導出する等方化データ導出関数を含み、
前記プロセッサは、前記等方化データに基づいて前記断層画像を生成する
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記断層画像の断面は、アキシャル断面、サジタル断面、およびコロナル断面のいずれかである
請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記断層画像の厚みとしてスラブ厚の指定を受け付けて、スラブ厚に応じた重み付けを行って前記断層画像を生成する
請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記被検体の体軸方向をZ軸方向、前記体軸方向と直交する断面の幅方向をX軸方向、高さ方向をY軸方向とした場合において、
前記関数は、前記スライス画像の前記アキシャル断面をX軸回りに回転させることにより傾斜させた傾斜断面の画素値を導出する画素値導出関数を含み、
前記プロセッサは、前記画素値導出関数を用いて前記傾斜断面の前記断層画像であるチルト画像を生成する
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記Z軸方向に配列される複数のチルト画像が生成される場合において、
複数の前記チルト画像の画素の前記Y軸方向の高さが揃っている
請求項8に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、前記チルト画像の厚みとしてスラブ厚の指定を受け付けて、指定された前記スラブ厚に応じた重み付けを行って前記チルト画像を生成する
請求項8に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、画像処理装置、画像処理装置の作動方法および作動プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
CT(Computed Tomography)装置およびMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置など、被検体の断層画像を撮影する断層撮影装置が知られている。断層撮影装置は、被検体の体軸に対して直交するアキシャル断面を表す複数枚のスライス画像を出力する。また、断層撮影装置で撮影された複数のスライス画像に基づいて、三次元の解像度が等方化された等方化三次元画像を生成し、等方化三次元画像から任意の断面を表す断層画像を切り出すことにより、被検体の任意の断面を表す断層画像を取得することも行われている。このような断面を表す断層画像は、MPR(Multi Planar Reconstruction)画像などと呼ばれる。
【0003】
特許文献1に記載の断層撮影装置においても、スライス画像から三次元準備画像データ(三次元画像に相当)を生成し、生成した三次元準備画像データに対して任意の断面を指定して断層画像を取得している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-143735号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、スライス画像から三次元画像を生成するプロセスは画像処理の負荷が大きく、時間が掛かるため、指定された断面の断層画像を表示するまでに時間が掛かっていた。しかも、このような三次元画像データを、例えば、体軸方向において設定される撮影範囲のすべてのスライス画像に基づいて生成する場合は、断層画像撮影装置の撮影が終了した後に三次元画像データを生成することになる。この場は、より時間が掛かってしまう。そのため、断層画像撮影装置による撮影開始後、指定された断面の断層画像を表示するまでの時間の短縮化が要望されていた。
【0006】
本開示に係る技術は、指定された断面の断層画像を従来と比較して短時間で表示することが可能な画像処理装置、画像処理装置の作動方法および作動プログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の技術に係る画像処理装置は、断層画像撮影装置が出力し、被検体の体軸に直交するアキシャル断面を表す複数のスライス画像に対して、画像処理を施すプロセッサを備えた画像処理装置であって、プロセッサは、複数のスライス画像を取得し、複数のスライス画像の画素値をパラメータとする関数を用いて、指定された断面を表す断層画像を生成する。
【0008】
断層画像撮影装置が撮影途中に複数のスライス画像を出力する場合において、プロセッサは、複数のスライス画像を用いて、撮影途中に断層画像の生成処理を開始することが好ましい。
【0009】
関数は、断層画像撮影装置の撮影条件であって、スライス画像のスライス間隔を少なくとも含む撮影条件に応じて作成されることが好ましい。
【0010】
プロセッサは、断層画像撮影装置が撮影を開始する前に、撮影条件を取得して、関数を作成することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
健康器具
5か月前
個人
歯茎みが品
6か月前
個人
短下肢装具
22日前
個人
鼾防止用具
5か月前
個人
前腕誘導装置
26日前
個人
嚥下鍛錬装置
1か月前
個人
脈波測定方法
5か月前
個人
脈波測定方法
6か月前
個人
白内障治療法
5か月前
個人
導電香
6か月前
個人
マッサージ機
6か月前
個人
洗井間専家。
4か月前
個人
歯の修復用材料
1か月前
個人
バッグ式オムツ
1か月前
個人
矯正椅子
2か月前
個人
ホバーアイロン
4か月前
個人
口内洗浄具
6か月前
個人
車椅子持ち上げ器
5か月前
三生医薬株式会社
錠剤
4か月前
個人
陣痛緩和具
1か月前
個人
歯の保護用シール
2か月前
個人
シャンプー
3か月前
個人
哺乳瓶冷まし容器
20日前
個人
服薬支援装置
4か月前
株式会社大野
骨壷
1か月前
株式会社八光
剥離吸引管
2か月前
個人
性行為補助具
12日前
株式会社結心
手袋
5か月前
株式会社 MTG
浴用剤
6か月前
個人
シリンダ式歩行補助具
16日前
株式会社GSユアサ
歩行器
2か月前
個人
尿バッグカバー
6か月前
個人
腰用サポーター
5か月前
株式会社ファンケル
化粧料
5か月前
株式会社コロナ
サウナ装置
3か月前
個人
歯列矯正用器具
5か月前
続きを見る