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公開番号
2025115889
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010592
出願日
2024-01-26
発明の名称
船外機用照明装置
出願人
朝日電装株式会社
代理人
個人
主分類
B63B
45/04 20060101AFI20250731BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約
【課題】複数の船外機にそれぞれ形成された発光表示手段の表示タイミングを効率よく制御して精度よく同期させることができる船外機用照明装置を提供する。
【解決手段】複数の船外機Kのそれぞれに形成され、発光により所定の表示を行わせ得る発光表示手段1と、複数の船外機Kのそれぞれに形成され、発光表示手段1の発光を制御する発光制御手段3とを具備した船外機用照明装置であって、複数の船外機Kのそれぞれに形成され、それぞれの船外機Kの発光制御手段3の間で発光表示手段1の表示タイミングを制御するための同期信号を送信または受信可能とされた同期手段6と、複数の船外機Kのそれぞれに形成された同期手段6のうち同期信号を専ら送信する主同期手段と、主同期手段から送信された同期信号を専ら受信する従同期手段とを任意に設定可能な設定手段5とを具備したものである。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
船舶に取り付けられた複数の船外機のそれぞれに形成され、発光により所定の表示を行わせ得る発光表示手段と、
前記複数の船外機のそれぞれに形成され、前記発光表示手段の発光を制御する発光制御手段と、
を具備した船外機用照明装置であって、
前記複数の船外機のそれぞれに形成され、それぞれの船外機の前記発光制御手段の間で前記発光表示手段の表示タイミングを制御するための同期信号を送信または受信可能とされた同期手段と、
前記複数の船外機のそれぞれに形成された前記同期手段のうち前記同期信号を専ら送信する主同期手段と、前記主同期手段から送信された前記同期信号を専ら受信する従同期手段とを任意に設定可能な設定手段と、
を具備したことを特徴とする船外機用照明装置。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記設定手段による主同期手段及び従同期手段の設定を記憶する記憶手段がそれぞれの前記船外機に配設されたことを特徴とする請求項1記載の船外機用照明装置。
【請求項3】
前記発光制御手段は、前記発光表示手段に電力供給するバッテリの残容量に応じて当該発光表示手段の発光を強制的に停止することを特徴とする請求項1記載の船外機用照明装置。
【請求項4】
前記発光表示手段は、各船外機に取り付けられた複数の発光ダイオードを有した表示パネルから成り、当該発光ダイオードを選択的に所定の色及びタイミングで点灯及び消灯することにより所定の表示が行われることを特徴とする請求項1記載の船外機用照明装置。
【請求項5】
前記発光表示手段は、前記発光ダイオードを選択的に所定の色及びタイミングで点灯及び消灯することにより船尾灯としての表示または緊急救助要請の表示を行わせることを特徴とする請求項4記載の船外機用照明装置。
【請求項6】
前記設定手段による設定を行うための操作手段を有し、前記操作手段に前記同期手段が設けられ、当該操作手段の同期手段が前記主同期手段に設定されることを特徴とする請求項1記載の船外機用照明装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光により所定の表示を行わせ得る発光表示手段が船舶の船外機に取り付けられた船外機用照明装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、船舶の後方に取り付けられた船外機は、エンジン等の駆動源を内部に有するとともに、その駆動源の駆動力で回転可能なプロペラを有して構成されており、かかるプロペラの回転駆動により船舶の推進力を得るものとされている。プレジャーボート等の船舶の船外機には、従来、装飾用の発光ダイオード(LED)を発光表示手段として取り付けられたものがある。なお、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、船舶に複数の船外機が取り付けられた場合、それぞれの船外機に取り付けられた発光表示手段を点灯または点滅させて装飾効果を高めることができるものの、発光によって多様な表示を行わせようとした場合、それぞれの発光表示手段の表示タイミングを制御して同期させる必要がある。例えば、各船外機の発光表示手段を時間経過に応じて順番に発光させることにより装飾効果を図るものやそれぞれの発光表示手段による表示を合わせて一つの表示形態を成すもの等においては、各発光表示手段の表示タイミングを制御して高精度に同期させる必要がある。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複数の船外機にそれぞれ形成された発光表示手段の表示タイミングを効率よく制御して精度よく同期させることができる船外機用照明装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1記載の発明は、船舶に取り付けられた複数の船外機のそれぞれに形成され、発光により所定の表示を行わせ得る発光表示手段と、前記複数の船外機のそれぞれに形成され、前記発光表示手段の発光を制御する発光制御手段とを具備した船外機用照明装置であって、前記複数の船外機のそれぞれに形成され、それぞれの船外機の前記発光制御手段の間で前記発光表示手段の表示タイミングを制御するための同期信号を送信または受信可能とされた同期手段と、前記複数の船外機のそれぞれに形成された前記同期手段のうち前記同期信号を専ら送信する主同期手段と、前記主同期手段から送信された前記同期信号を専ら受信する従同期手段とを任意に設定可能な設定手段とを具備したことを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の船外機用照明装置において、前記設定手段による主同期手段及び従同期手段の設定を記憶する記憶手段がそれぞれの前記船外機に配設されたことを特徴とする。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の船外機用照明装置において、前記発光制御手段は、前記発光表示手段に電力供給するバッテリの残容量に応じて当該発光表示手段の発光を強制的に停止することを特徴とする。
【0008】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の船外機用照明装置において、前記発光表示手段は、各船外機に取り付けられた複数の発光ダイオードを有した表示パネルから成り、当該発光ダイオードを選択的に所定の色及びタイミングで点灯及び消灯することにより所定の表示が行われることを特徴とする。
【0009】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の船外機用照明装置において、前記発光表示手段は、前記発光ダイオードを選択的に所定の色及びタイミングで点灯及び消灯することにより船尾灯としての表示または緊急救助要請の表示を行わせることを特徴とする。
【0010】
請求項6記載の発明は、請求項1記載の船外機用照明装置において、前記設定手段による設定を行うための操作手段を有し、前記操作手段に前記同期手段が設けられ、当該操作手段の同期手段が前記主同期手段に設定されることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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