TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025109065
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002765
出願日
2024-01-11
発明の名称
船舶
出願人
株式会社アカデミー出版
代理人
個人
,
個人
主分類
B63B
1/38 20060101AFI20250716BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約
【課題】船体と水との摩擦を効果的に低減することができる船舶を提供する。
【解決手段】船舶10は、船体20と、前記船体の船底25に気体を供給する気体供給装置40と、を含む。前記船底に、前記気体を供給される複数の窪み30が設けられている。前記複数の窪みは、幅方向に互いから離間している。前記複数の窪みの各々は、前後方向に延びる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
船体と、
前記船体の船底に気体を供給する気体供給装置と、を備え、
前記船底に、前記気体を供給される複数の窪みが設けられ、
前記複数の窪みは、幅方向に互いから離間し、
前記複数の窪みの各々は、前後方向に延びる、船舶。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記複数の窪みの一部は、前記船底の前記幅方向における一方の側に設けられ、
前記複数の窪みの残りは、前記船底の前記幅方向における他方の側に設けられている、請求項1に記載の船舶。
【請求項3】
前記気体供給装置は、前記気体を供給する気体供給源と、前記気体供給源から供給される前記気体を前記窪みに向けて供給する気体供給筒部と、を含み、
前記気体供給筒部は、前記船体から船外へ延び出している、請求項1に記載の船舶。
【請求項4】
前記気体供給筒部は、前記前後方向における後側に向けて開口した吐出端部を含む、請求項3に記載の船舶。
【請求項5】
前記気体供給装置は、前記気体を供給する気体供給源と、前記気体供給源から供給される前記気体を前記窪みに向けて供給する気体供給筒部と、を含み、
前記気体供給筒部は、前記前後方向における後側に向けて開口した吐出端部を含む、請求項1に記載の船舶。
【請求項6】
前記気体供給装置は、前記気体を供給する気体供給源と、前記気体供給源から供給される前記気体を前記窪みに向けて供給する気体供給筒部と、を含み、
前記気体供給筒部は、複数の枝筒部を含み、
複数の枝筒部の各々は、前記複数の窪みに含まれる別の窪みに前記気体を供給する、請求項1に記載の船舶。
【請求項7】
前記複数の窪みは、前記幅方向の中心を通って上下方向に延びる面を中心として、対称的に配置されている、請求項1に記載の船舶。
【請求項8】
前記船体は、スクリューを含み、
前記スクリューは、前記複数の窪みの各々の延長線上に位置していない、請求項1に記載の船舶。
【請求項9】
前記複数の窪みに含まれる一以上の窪みは、前記前後方向における後側において、前記幅方向における外側に曲がる、請求項1に記載の船舶。
【請求項10】
前記複数の窪みに含まれる一以上の窪みは、前記前後方向における後側において上下方向における上側に曲がる、請求項1に記載の船舶。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、船舶に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、船舶の船体と水との摩擦を低減する摩擦低減装置が提案されている。特許文献1の摩擦低減装置は、船底に設けられた空気噴出孔群から気体を噴出する。噴出された気体が船底に気泡の膜を形成することにより、船体と水との間の摩擦を低減することができる。摩擦を低減することにより、燃費が向上し、環境負荷の低減を図ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
JP2010-120607A
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された船舶では、船底の広い領域で気体を噴出することを目的として、空気噴出孔群の形成位置が工夫されている。その一方で、船底には工夫がなされていない。したがって、噴出された気体が船底からすぐに水面まで浮かび上がってしまい、摩擦を有効に低減できない。
【0005】
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、船体と水との摩擦を効果的に低減することができる船舶の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施の形態による船舶は、
船体と、
前記船体の船底に気体を供給する気体供給装置と、を備え、
前記船底に、前記気体を供給される複数の窪みが設けられ、
前記複数の窪みは、幅方向に互いから離間し、
前記複数の窪みの各々は、前後方向に延びる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、船体と水との摩擦を効果的に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施の形態を説明するための図であって、船舶の一例を示す斜視図である。
図2は、図1に示された船舶を前後方向における前側から示す正面図である。
図3は、図1に示された船舶を幅方向における外側から示す側面図である。
図4は、図1に示された船舶を上下方向における下側から示す下面図である。
図5は、図1に示された船体に含まれる一つの窪みを拡大して示す、前後方向に直交する断面における、断面図である。
図6は、図3に対応する図であって、気体供給装置の一変形例を説明するための図である。
図7は、図4に対応する図であって、窪み及び気体供給筒部の一変形例を説明するための図である。
図8は、図5に対応する図であって、窪み及び気体供給筒部の他の変形例を説明するための図である。
図9は、図5に対応する図であって、窪みの更に他の変形例を説明するための図である。
図10は、図5に対応する図であって、窪みの更に他の変形例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施の形態は、次の<1>~<12>に関する。
【0010】
<1>
船体と、
前記船体の船底に気体を供給する気体供給装置と、を備え、
前記船底に、前記気体を供給される複数の窪みが設けられ、
前記複数の窪みは、幅方向に互いから離間し、
前記複数の窪みの各々は、前後方向に延びる、船舶。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
水上遊具
1か月前
個人
川下り用船
8か月前
個人
洋上研究所
4日前
個人
発電船
9か月前
個人
シーアンカー
10か月前
個人
補助機構
4か月前
個人
船用横揺防止具
5か月前
個人
コンパクトシティ船
4か月前
小柳建設株式会社
台船
11か月前
個人
渦流動力推進構造
4か月前
個人
セールのバテンガイド装置
16日前
ウラカミ合同会社
曳航ロボット
11か月前
炎重工株式会社
浮標
6か月前
個人
水質浄化・集熱昇温システム
1か月前
炎重工株式会社
浮標
6か月前
個人
水陸両用移動装置
11か月前
住友重機械工業株式会社
船舶
1か月前
炎重工株式会社
移動体
9か月前
個人
船舶
6か月前
株式会社フルトン
水中捕捉装置
4か月前
株式会社ラフティ
サーフボード
23日前
個人
スクリュープロペラ
4か月前
オーケー工業株式会社
係留フック
5か月前
個人
回転式による流体流出防止タンカー
4か月前
ヤマハ発動機株式会社
船外機
6か月前
株式会社テラサン
位置保持システム
9か月前
スズキ株式会社
船外機
4か月前
スズキ株式会社
船外機
4か月前
スズキ株式会社
船外機
2か月前
スズキ株式会社
船外機
2か月前
株式会社アカデミー出版
船舶
2日前
常石造船株式会社
メタノール燃料船
7か月前
誠加興業股分有限公司
呼吸用マスク
11か月前
株式会社ユピテル
システム及びプログラム等
3か月前
藤倉コンポジット株式会社
架台
7か月前
炎重工株式会社
自律航行浮遊体
6か月前
続きを見る
他の特許を見る