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公開番号2025116093
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2025088039,2018565695
出願日2025-05-27,2017-06-15
発明の名称幹細胞療法を増強するための方法および組成物
出願人オーハイ エナジェティクス ピービーシー
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61K 35/545 20150101AFI20250731BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】幹細胞治療の機能を増強することができる方法および組成物を提供する。
【解決手段】本開示の一態様は、対象における幹細胞の機能を増強する方法であって、(a)前記対象に前記幹細胞を投与するステップ;(b)前記対象にカプセル化されたカンナビノイド化合物を含む医薬組成物を投与するステップを含み、(b)は、ステップ(a)の前、それと同時、またはその後に行われる、方法を提供する。一部の実施形態において、ステップ(b)は、少なくとも1種のテルペン化合物をさらに含む。一部の実施形態において、ステップ(b)による処置は、ステップ(a)に通常関連する副作用を低減する。一部の実施形態において、ステップ(a)および(b)は、前記対象におけるプロセスに対して相乗効果を示す。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
明細書に記載の方法またはキット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
相互参照
本出願は、2016年6月15日に出願された米国仮出願番号第62/350,708号の利益を主張しており、この仮出願は、参考として本明細書中に全体が援用される。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
背景
幹細胞は、発生中の組織の生成と組織損傷後の再生の両方に関与する。幹細胞は、2つの重要な特性である自己再生する能力およびより特殊化した細胞型を産生する能力を示す。
【0003】
幹細胞に関する研究は、多くの疾患を処置するための見込みを示している。幹細胞治療の最も確立された形態の1つは骨髄移植であり、そこでは、患者の造血幹細胞がドナー幹細胞と置換される。ドナー幹細胞は、患者の骨髄に存在し、造血系を再生する。十分に確立されている別の種類の幹細胞治療は、熱傷患者などの大きな皮膚創傷の処置における上皮幹細胞の使用である。細胞培養上皮自家移植片は、罹患していない皮膚からの小さな移植片を培養中で拡大することを可能にし、広範囲の創傷の被覆を可能にする。幹細胞治療はまた、関節炎、自己免疫疾患、視力および聴覚喪失、糖尿病および整形外科の処置にも成功している。神経疾患における幹細胞の使用は、活発な研究の分野であり、有望な結果が脳卒中および多発性硬化症の疾患モデルにおいて見られている。
【0004】
幹細胞治療には多くの課題が残されている。自家成体幹細胞の使用は、それらの限られた複製可能性によって制限されている。胚性幹細胞の使用は、この懸念を軽減することができるが、ドナー幹細胞は、免疫拒絶を最小限に抑えるために慎重に適合させなければならず、免疫抑制薬がなおも必要とされ得る。幹細胞由来組織は既存の構造と一緒に機能できることが必要であるため、統合は依然として課題である。幹細胞はまた望ましくない増殖を促進する能力を有するため、分化および複製の制御は重要である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
要旨
幹細胞治療の機能を増強することができる方法および組成物が非常に必要とされている。本開示に記載される発明は、この必要性に対処し、他の関連する利点を同様に提供する。
【0006】
本開示の一態様は、対象における幹細胞の機能を増強する方法であって、(a)前記対象に前記幹細胞を投与するステップ;(b)前記対象にカプセル化されたカンナビノイド化合物を含む医薬組成物を投与するステップを含み、(b)は、ステップ(a)の前、それと同時、またはその後に行われる、方法を提供する。一部の実施形態において、ステップ(b)は、少なくとも1種のテルペン化合物をさらに含む。一部の実施形態において、ステップ(b)による処置は、ステップ(a)に通常関連する副作用を低減する。一部の実施形態において、ステップ(a)および(b)は、前記対象におけるプロセスに対して相乗効果を示す。
【0007】
一部の実施形態において、前記対象は、急性白血病、慢性白血病、およびリンパ腫、遺伝性血小板異常、形質細胞障害、自己免疫疾患、骨髄増殖性障害、リンパ球増殖性障害、食細胞障害、骨髄異形成症候群、組織球性障害、先天性免疫系障害、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、アルツハイマー病、および多発性硬化症、脳卒中、糖尿病、不妊症、視力喪失または他の眼疾患、リソソーム蓄積症、末梢動脈疾患、虚血性四肢損傷、糖尿病、心疾患、肝疾患、骨疾患、筋ジストロフィー、歯科疾患、および癌の群から選択される疾患に罹っているかまたは罹っていると疑われる。
【0008】
一部の実施形態において、前記対象は、脊柱および脊髄損傷、創傷、熱傷もしくは化学火傷、スポーツ損傷、職業損傷、または脳損傷の群から選択される損傷に罹っている。
【0009】
一部の実施形態において、前記幹細胞は、人工多能性幹細胞、胚性幹細胞、胎児幹細胞、または成体幹細胞である幹細胞由来である。
【0010】
一部の実施形態において、前記幹細胞は、AA4、AA4.1、P-gp(CD243)、ABCB5、ABCG2(CDw338)、ALDH、アルカリホスファターゼ、アルファ6-インテグリン、WNT2B、アンチトロンビンIII(AT)、アシアロGM1、Bcl-2、ベータ1-インテグリン、ブロモデオキシウリジン、c-kit(CD117)、c-Met、C1qR(p)、END(CD105)、PROM1(CD133)、ALCAM(CD166)、ITGB1(CD29)、TNFRSF8(CD30)、PECAM-1(CD31)、Siglec-3(CD33)、CD34、CD44、NCAM(CD56)、CD73、CD9、CD90、CDCP1、循環抗凝固タンパク質C(PC)、CK19、CLV3、サイクリックCMP、ECMA-7、EDR1、EEC、FGF-4、Flk-2、Flk1(+)、Flt3/Flk2、FMS(CD115)、FORSE-1、Gアルファ16、GDF3、GFPM、Gli2、Gli3、グリア線維性酸性タンパク質、糖タンパク質IB、GSTA1、HAS2遺伝子発現、Her5、hMYADM、HSA、hsp25、Id2、IL-3Rアルファ、インテグリン、インターロイキン-3受容体アルファ鎖、酸化鉄ナノ粒子、KDR、ケラチン15(別名CK15、サイトケラチン15)、ケラチン19(別名CK19、サイトケラチン19、K19)、Kit、L-セレクチン(CD62L)、ラミンA/C、ルイスX抗原(Le(X))、LeX、Lgr5、Lrp4、MCM2、MCSP、メタロチオネイン(MT)陰窩拘束性免疫陽性指数(MTCRII)、モノソミー7、ARXのマウスオルソログ、MRP4、Msi-1、Musashi、Musashi-1、突然変異型BCRP、ネスチン、ニューロフィラメント微小管関連タンパク質2、ニューロングリア抗原2(NG2)、ノッチ1、nrp-1、ヌクレオステミン、OC.3、Oct-4、OST-PTP、P-gp/MDR1、p21、p63、p75、PCLP、PCNA、PECAM、PgP-1、リン酸化-p38、ポドカリキシン、プロカルシトニン(PCT)、PSC、pSV2gpt、PTPRC、精製LRC、ラット肝臓脂肪酸結合タンパク質/ヒト成長ホルモン導入遺伝子(Fabpl/hGH)、RC1抗原、Rex-1、Sca-1、SCF、シアリル-ラクトテトラ、サイドポピュレーション(SP)、SOX10、SOX2、SOX9、SP表現型、SSEA-1、SSEA-3、SSEA-4、Stat3、Stat5、Stella、Stra8、Stro-1、酒石酸耐性酸性ホスファターゼ(TRAcP)、TdT、テロメラーゼ逆転写酵素、ヘモグロビンの電気泳動パターン、トロンボムチン、Thy-1、Tra-1-60、TWIST1、VEGFR-2、ビメンチン、X-スムーズンド、XKrk1、またはZac1のうちの少なくとも1つを発現する。
(【0011】以降は省略されています)

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