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公開番号
2025117111
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011801
出願日
2024-01-30
発明の名称
吸収性物品
出願人
日本製紙クレシア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61F
13/56 20060101AFI20250804BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】資材のコストを抑制しながらも、下着への接着強度、下着への粘着層の転写(糊残り)の少なさ及び通気性について、いずれも高水準で満たす吸収性物品を提供する。
【解決手段】液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、トップシート及びバックシートの間に配置される吸収体と、バックシートの非肌側面に設けられる粘着層と、粘着層を覆う剥離シートと、を備える吸収性物品であって、バックシートが通気性のプラスチックフィルムであり、バックシートの面積に対する粘着層の面積の比率が20%以上45%以下であり、剥離シートの面積に対する粘着層の面積の比率が50%以上70%以下であり、粘着層を形成するための接着剤の塗工量が20g/m
2
以上60g/m
2
以下であることを特徴とする、吸収性物品を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシート及び前記バックシートの間に配置される吸収体と、前記バックシートの非肌側面に設けられる粘着層と、前記粘着層を覆う剥離シートと、を備える吸収性物品であって、
前記バックシートが通気性のプラスチックフィルムであり、
前記バックシートの面積に対する前記粘着層の面積の比率が20%以上45%以下であり、
前記剥離シートの面積に対する前記粘着層の面積の比率が50%以上70%以下であり、
前記粘着層を形成するための接着剤の塗工量が20g/m
2
以上60g/m
2
以下であることを特徴とする、吸収性物品。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記粘着層は、形状が線状である線状粘着層を含み、
前記線状粘着層の周長を該線状粘着層の面積で除した値が0.6以下であることを特徴とする、請求項1に記載の吸収性物品。
【請求項3】
前記剥離シートの幅方向の寸法が45mm以上75mm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の吸収性物品。
【請求項4】
前記線状粘着層の幅方向の寸法が5mm以上25mm以下であることを特徴とする、請求項2に記載の吸収性物品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、粘着層を備える吸収性物品に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、生理用品や介護用品を含めて、様々なタイプの吸収性物品が販売されている。
【0003】
その中でも、下着内部に装着して使用する吸収性物品は、液透過性のトップシートと、装着時に非肌側面側に位置する液不透過性のバックシートと、トップシートとバックシートの間に配置される吸収体とで構成され、バックシートの非肌側面側の面に設けられる粘着層と下着を貼りつけることで、使用中のズレを防止することができる。
【0004】
粘着層を備える吸収性物品の先行技術文献として、例えば特許文献1には、人体に当接する面に位置するトップシートと、トップシートと反対側の面であって、下着に当接する面に位置するバックシートと、トップシートとバックシートとの間に介装される吸収体と、バックシートの下着当接面に設けられ、接着剤が塗布されたズレ止め部と、を備える吸収性物品において、バックシートは、下着側に位置する不織布層と、不織布層に接着され、吸収体側に位置するフィルム層の二層からなり、ズレ止め部は、不織布層よりフィルム層が露出した露出部に形成され、露出部は、不織布層が刳り貫かれて形成され、ズレ止め部が形成される露出部の全面に接着剤が塗布され、フィルム層の目付量が、15~25g/m
2
であり、フィルム層と不織布層の合計目付量が、40g/m
2
以下であることを特徴とする吸収性物品が開示されている。
【0005】
また、特許文献2には、中央部、第1端部および第2端部を有し、衣類の股間部に着用されるための吸収性製品において、吸収性コアと、この吸収性コアに組合わされたバックシートと、吸収性製品を衣類に装着するためにバックシート上に載置された接着性取り付け手段とを含み、接着性取り付け手段は大文字Iの形状の接着剤パターンから成り、この大文字Iの形状は、吸収性製品の第1端部に配置された接着性基部と、吸収性製品の中央部の中心に配置された接着性軸部と、吸収性製品の第2端部に配置された接着性頭部とを有し、接着性基部と接着性頭部は、それぞれの配置された端部を横断する大体長方形の区域から成り、端部における長方形区域の面積はそれぞれの端部の有効接着性区域の少なくとも約50%を占めることを特徴とする吸収性製品が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第4533653号公報
実開平9-000211号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
粘着層の形成には、主にホットメルト接着剤が用いられ、着用者の動きによって下着から剥がれず、かつ、使用後に剥がしやすい適切な接着強度と、下着から剥がしたときにホットメルト接着剤が下着へ転写しない(糊が残らない)ことが求められる。
【0008】
また、吸収性物品においては、着用時の蒸れにくさが重要であり、そのためにバックシートに通気性のフィルムを用いる場合がある。しかしながら、通気性フィルムをバックシートに用いても、ホットメルト接着剤を塗布すると通気性が低下してしまう。
【0009】
そのため、ホットメルト接着剤の塗布面積を広くして接着強度を強くしようとすると、通気性が悪化するという問題があった。
しかし、面積を少なくして通気性を確保しながら、強度を向上させるために塗布目付(塗工量)を高くすると、今度は下着から剥がす際にホットメルト接着剤が材破しやすくなって、下着に糊が残りやすい。
【0010】
このような問題に対して、上記の特許文献1はバックシートに不織布とフィルムをラミネートしたシートを用いることにより、通気性を確保しているが、そのようなラミネート加工を行うことで、製造コストが高くなる問題という問題があった。
(【0011】以降は省略されています)
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