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公開番号
2025117368
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024012167
出願日
2024-01-30
発明の名称
容器
出願人
サイデック株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
85/86 20060101AFI20250804BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】本発明は、真空成形が可能で収容効率が高い容器を提供することを目的とする。
【解決手段】複数個の被収容部材40を収容するトレイ1Aは、各々が真空成形品で構成された第1部材10および第2部材20を備えている。第1部材10および第2部材20には、複数の収容部11および収容部21がそれぞれ設けられている。第1部材10および第2部材20のうちの一方の収容部11には、第1部材10および第2部材20のうちの他方に向かって突出する突出部15と、収容部11同士を連結する副部13が設けられている。隣接する突出部15と副部13とにより囲まれた部分は、嵌合凹部16(または嵌合凹部26)を構成し、突出部15が嵌合凹部26に対して嵌合した状態で、第1部材10と第2部材20とが接続されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
複数個の被収容部材を収容する容器であって、
各々が真空成形品で構成されて互いに接続される第1部材および第2部材を備え、
前記第1部材および前記第2部材には、所定方向に間隔をあけて並び上方に開口する複数の収容部が設けられ、
前記第1部材および前記第2部材のうちの一方の前記収容部には、上面視で前記所定方向に交差し前記第1部材および前記第2部材のうちの他方に向かって突出する突出部と、前記突出部の基端側で隣接する前記収容部同士を前記所定方向に連結する連結部と、が設けられ、
隣接する前記突出部の先端側と、前記連結部と、により囲まれた部分は、前記突出部の突出方向を向く嵌合凹部を構成し、
前記第1部材および前記第2部材のうちの一方の前記突出部が、前記第1部材および前記第2部材のうちの他方の前記嵌合凹部に対して前記突出方向に嵌合した状態で、前記第1部材と前記第2部材とが接続されていることを特徴とする容器。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記嵌合凹部に嵌合する一の前記突出部の壁部と、前記一の前記突出部に隣接する前記突出部の壁部と、で前記収容部を前記所定方向に仕切る二重の仕切壁が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記第1部材と前記第2部材とは、同一の形状を備え、前記上面視で回転対称となる姿勢で接続されていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項4】
前記被収容部材は、前記所定方向に厚さを有する円板状に形成され、
前記突出部は、前記被収容部材の径方向に突出していることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項5】
前記第1部材および前記第2部材には、前記収容部の外方に突出するフランジ部がそれぞれ設けられ、
前記フランジ部を板厚方向に貫通する固定部材によって前記第1部材と前記第2部材とが接続されていることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
電子部品などの被収容部材を、所定方向に複数個並べて収容する容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の容器は、熱可塑性合成樹脂シートを真空成形して構成された搬送用パッドである。この搬送用パッドは、特許文献1の図1に示すように、断面視L字状に形成される複数個の箱体部1と、箱体部1の底板および背板の内壁にそれぞれL字状に沿って適宜個数が設けられた板状体挿入溝7と、を有している。板状体挿入溝7には、被収容部材としての液晶基板、プリント配線基板、シリコンウエハー等の板状体がそれぞれ挿入されて厚さ方向に並ぶこととなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-276770号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述したような容器では、被収容部材の搬送コストの観点から、収容効率の向上が求められている。この点につき、被収容部材の隣接する収容部同士(特許文献1においては、隣接する板状体挿入溝7同士)を接近させて、被収容部材の収容数を増大させることにより、収容効率を向上させることが考えられる。しかしながら、上述した容器では、隣接する収容部同士の間隔を小さくしすぎると、隣接する収容部同士の壁部の厚さが十分に確保し難い。このため、収容部の壁部が潰れるなどして真空成形を円滑に行うことが困難となるため、収容部同士を接近させること自体が難しい。
【0005】
本発明は、真空成形が可能で収容効率が高い容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の容器は、複数個の被収容部材を収容する容器であって、各々が真空成形品で構成されて互いに接続される第1部材および第2部材を備え、前記第1部材および前記第2部材には、所定方向に間隔をあけて並び上方に開口する複数の収容部が設けられ、前記第1部材および前記第2部材のうちの一方の前記収容部には、上面視で前記所定方向に交差し前記第1部材および前記第2部材のうちの他方に向かって突出する突出部と、前記突出部の基端側で隣接する前記収容部同士を前記所定方向に連結する連結部と、が設けられ、隣接する前記突出部の先端側と、前記連結部と、により囲まれた部分は、前記突出部の突出方向を向く嵌合凹部を構成し、前記第1部材および前記第2部材のうちの一方の前記突出部が、前記第1部材および前記第2部材のうちの他方の前記嵌合凹部に対して前記突出方向に嵌合した状態で、前記第1部材と前記第2部材とが接続されていることを特徴とする。
【0007】
このような本発明によれば、被収容部材の収容部を、第1部材と第2部材とでそれぞれ別々に構成することで、各収容部の壁部の厚さを十分に確保することができる。これにより、当該壁部を潰す等することなく円滑に真空成形を行うことができる。そして、第1部材と第2部材とが接続された状態では、第1部材および第2部材のうちの一方の突出部が、第1部材および第2部材のうちの他方の嵌合凹部に対して突出部の突出方向に嵌合している。このため、第1部材の収容部と、第2部材の収容部とが、隣接する収容部間のスペースを互いに埋め合うように、所定方向に互い違いに並ぶこととなる。すなわち、上記スペースを収容部として有効利用しながら、互い違いに並ぶ2列の収容部を構成することができる。これにより、第1部材および第2部材を備えない構成と比較して、容器における単位体積当たりの被収容部材の収容数を増大させることができる。したがって、真空成形が可能で収容効率が高い容器を提供することができる。
【0008】
この際、前記嵌合凹部に嵌合する一の前記突出部の壁部と、前記一の前記突出部に隣接する前記突出部の壁部と、で前記収容部を前記所定方向に仕切る二重の仕切壁が構成されていることが好ましい。このような構成によれば、一の突出部の壁部と、当該一の突出部に隣接する突出部の壁部とで、二重の仕切壁を構成することで、収容部の強度を向上させることができる。これにより、収容部に被収容部材が収容された状態を安定して維持することができる。
【0009】
また、前記第1部材と前記第2部材とは、同一の形状を備え、前記上面視で回転対称となる姿勢で接続されていることが好ましい。このような本発明によれば、第1部材と第2部材とが同一の形状を備えることから、金型を1種類としてトレイを容易に製造でき、トレイの製造コストを低減することができる。
【0010】
また、前記被収容部材は、前記所定方向に厚さを有する円板状に形成され、前記突出部は、前記被収容部材の径方向に突出していることを特徴とする。このような構成によれば、複数の円板状の被収容部材を、板厚方向に向かって複数個並べるとともに、複数列とした状態で、まとめて容器に収容することができ、被収容部材の収容効率を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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