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公開番号
2025112692
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007091
出願日
2024-01-19
発明の名称
包装装置
出願人
株式会社デュプロ
代理人
主分類
B65B
25/14 20060101AFI20250725BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】長尺な包装対象物を包装できる包装装置を提供する。
【解決手段】搬送手段と、横溶着を行う溶着切断ヒータと、縦溶着を行う一対のサイド溶着ヒータとを備え、上フィルムF1と下フィルムF2との間に包装対象シートSを挟んで包装物Pkを作成する包装装置で、包装物Pkは、包装対象シートSが下流側溶着ラインFx1及び上流側溶着ラインFx2と、奥側溶着ラインF3及び手前側溶着ラインF4とによって囲まれるものであり、包装装置は一つの包装物Pkを形成するフィルム(F1、F2)対して、搬送方向の位置をずらしてサイド溶着ヒータを二回接触させる縦接合二回実行制御を行う。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送方向に連続するシート状の包装材をそれぞれ供給する第一供給部及び第二供給部と、
前記第一供給部から供給される前記包装材である第一包装材と前記第二供給部から供給される前記包装材である第二包装材との間に包装対象物を挟んで搬送する搬送手段と、
前記搬送方向に直交する幅方向に延在する横接合部分を形成するように前記第一包装材と前記第二包装材とを接合し、前記横接合部分で前記包装材を切断する横接合手段と、
前記幅方向の一方の側と他方の側とで、前記搬送方向に延在する一対の縦接合部材を有し、前記縦接合部材を前記包装材に接触させ、前記搬送方向に延在する縦接合部分を形成するように前記第一包装材と前記第二包装材とを接合する縦接合手段と、
前記搬送手段、前記横接合手段及び前記縦接合手段を制御する制御手段と、を備え、
前記横接合手段によって前記包装対象物の搬送方向の前後を接合し、前記縦接合手段で前記包装対象物の幅方向の両外側を接合することで、前記包装対象物が前記第一包装材と前記第二包装材とに挟まれ、前記横接合部分と前記縦接合部分とによって前記包装対象物が囲まれるように接合部分が形成された包装成果物を作成する包装処理を行う包装装置であって、
前記制御手段は、前記包装処理として、一つの前記包装成果物を形成する前記包装材に対して、前記搬送方向の位置をずらして一対の前記縦接合部材を複数回接触させる縦接合複数回実行制御を行うことを特徴とする包装装置。
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【請求項2】
請求項1の包装装置において、
前記包装処理で前記縦接合部材が前記包装材に接触して接合する動作を縦接合動作としたときに、
前記縦接合複数回実行制御では、先の縦接合動作で前記縦接合部材の上流側端部が接触した前記包装材の部分が、次の縦接合動作では前記縦接合部材の下流側端部よりも下流側に位置するように制御することを特徴とする包装装置。
【請求項3】
請求項1または2の包装装置において、
前記包装処理で前記縦接合部材が前記包装材に接触して接合する動作を縦接合動作としたときに、
前記縦接合複数回実行制御では、予め先端同士が接合された前記第一包装材と前記第二包装材との間に挟んだ状態で上記搬送手段が搬送し、
少なくとも一回の前記縦接合動作を実行した後に、前記横接合手段を前記包装材に接触させて切断する横接合動作を実行し、
前記横接合動作を実行した後に、前記縦接合動作を実行することを特徴とする包装装置。
【請求項4】
請求項1または2の包装装置において、
前記包装処理で前記縦接合部材が前記包装材に接触して接合する動作を縦接合動作としたときに、
前記縦接合複数回実行制御では、予め先端同士が接合された前記第一包装材と前記第二包装材との間に挟んだ状態で上記搬送手段が搬送し、
少なくとも一回の前記縦接合動作を実行した後に、前記横接合手段を前記包装材に接触させて切断する横接合動作と前記縦接合動作とを同時に実行することを特徴とする包装装置。
【請求項5】
請求項1または2の包装装置において、
前記包装処理で前記縦接合部材が前記包装材に接触して接合する動作を縦接合動作としたときに、
前記縦接合複数回実行制御では、予め先端同士が接合された前記第一包装材と前記第二包装材との間に挟んだ状態で上記搬送手段が搬送し、
複数回の前記縦接合動作を実行した後に、前記横接合手段を前記包装材に接触させて切断する横接合動作を実行することを特徴とする包装装置。
【請求項6】
請求項1の包装装置において、
前記包装材は、樹脂製のフィルムシートであり、
前記横接合手段及び前記縦接合手段は、重なった状態の二枚の前記フィルムシートを加熱溶着することを特徴とする包装装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、包装装置として、連続する二枚のフィルムシートの間に、包装対象物を挟んで、包装対象物の前後左右を直線状の溶着部分で囲むようにフィルムシート同士を溶着して包装物を作成するものが知られている。
この種の包装装置として、特許文献1には、フィルムシートの搬送方向に直交する幅方向に延在するカットヒータと、フィルムシートの幅方向両端側で、搬送方向に延在する一対のサイドヒータとを備えるものが記載されている。この包装装置では、二枚のフィルムシートの先端が、先の包装処理の際にカットヒータによって予め溶着されており、この溶着部分の内側に包装対象物が突き当たった状態で搬送される。そして、包装対象物の後端がカットヒータによる溶着位置を過ぎると搬送を停止、カットヒータとサイドヒータとによる溶着処理を行う。このとき、包装対象物の先端側は予め溶着されており、幅方向両端は、一対のサイドヒータによって溶着され、包装対象物の後端側はカットヒータによって溶着・切断される。これにより、包装対象物の前後左右が直線状の溶着部分で囲まれた包装成果物を作成することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-074977号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の包装装置は、フィルムシートの搬送方向における包装成果物の長さは一対のサイドヒータの搬送方向の長さ以内の長さに限られ、サイドヒータよりも長尺な包装対象物を包装することができなかった。
このような問題は、包装材がフィルムシートである場合に限らない。二つの包装材の間に包装対象物を挟んで、二つの包装材を接合して包装物を作成するものであれば、同様の問題が生じ得る。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、搬送方向に連続するシート状の包装材をそれぞれ供給する第一供給部及び第二供給部と、前記第一供給部から供給される前記包装材である第一包装材と前記第二供給部から供給される前記包装材である第二包装材との間に包装対象物を挟んで搬送する搬送手段と、前記搬送方向に直交する幅方向に延在する横接合部分を形成するように前記第一包装材と前記第二包装材とを接合し、前記横接合部分で前記包装材を切断する横接合手段と、前記幅方向の一方の側と他方の側とで、前記搬送方向に延在する一対の縦接合部材を有し、前記縦接合部材を前記包装材に接触させ、前記搬送方向に延在する縦接合部分を形成するように前記第一包装材と前記第二包装材とを接合する縦接合手段と、前記搬送手段、前記横接合手段及び前記縦接合手段を制御する制御手段と、を備え、前記横接合手段によって前記包装対象物の搬送方向の前後を接合し、前記縦接合手段で前記包装対象物の幅方向の両外側を接合することで、前記包装対象物が前記第一包装材と前記第二包装材とに挟まれ、前記横接合部分と前記縦接合部分とによって前記包装対象物が囲まれるように接合部分が形成された包装成果物を作成する包装処理を行う包装装置であって、前記制御手段は、前記包装処理として、一つの前記包装成果物を形成する前記包装材に対して、前記搬送方向の位置をずらして一対の前記縦接合部材を複数回接触させる縦接合複数回実行制御を行うことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、一対の縦整合部材よりも長尺な包装対象物を包装できる、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
包装装置の斜視図。
包装装置の概略側面図。
包装装置の各部のタイミングチャート。
縦溶着を一回行った包装物の説明図。
縦溶着を二回行った包装物の説明図。
縦溶着を三回行った包装物の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
【0009】
以下、本発明に係る包装装置の一実施形態について説明する。
【0010】
図1は、本実施形態に係る包装機1の斜視図であり、図2は、図1に示す包装機1の概略を示す側面図である。
包装機1は、包装対象物である包装対象シートSを二つのフィルムロールR(R1、R2)から供給される二枚のフィルムF(F1、F2)で挟んで溶着部40で溶着することで包装物を作成するものである。さらに、包装機1は、上フィルムロールR1から供給される上フィルムF1にミシン目を入れるミシン目形成手段であるミシン目形成部50を備えるが、本発明に係る包装装置としてはミシン目形成部50を備えていなくてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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