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公開番号
2025117799
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012714
出願日
2024-01-31
発明の名称
画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20250805BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】ユーザによる操作忘れを防止できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、複数の感光体ドラム3と、装置本体に対して、挿抜方向Lへ抜き差しすることで着脱可能な中間転写ユニット6とを備える。中間転写ユニット6は、中間転写ベルト61と、中間転写ベルト61の内周に沿って配置されたカラー転写ローラ66およびモノクロ転写ローラ65と、ユーザに操作されるレバー20と、モノクロ転写ローラ65を揺動させるモノクロ揺動機構とを有する。モノクロ揺動機構は、レバー20が操作された際、中間転写ベルト61をモノクロ画像形成状態と離間状態とのいずれかに切り換える。装置本体は、モノクロ画像形成状態のとき、中間転写ユニット6の抜き取りを規制する規制部101が設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の感光体と、装置本体と、前記装置本体に対して、挿抜方向へ抜き差しすることで着脱可能な中間転写ユニットとを備える画像形成装置であって、
前記中間転写ユニットは、
複数のローラに張架された中間転写ベルトと、
前記中間転写ベルトの内周に沿って配置され、揺動した際、前記中間転写ベルトを押圧して、対応する前記感光体に当接させるカラー転写ローラおよびモノクロ転写ローラと、
ユーザに操作されるレバーと、
前記モノクロ転写ローラを揺動させるモノクロ揺動機構とを有し、
前記中間転写ベルトは、対応する全ての前記感光体に当接したカラー画像形成状態と、前記モノクロ転写ローラに対応する前記感光体に当接したモノクロ画像形成状態と、全ての前記感光体から離間した離間状態とに切り換え可能とされ、
前記モノクロ揺動機構は、前記レバーが操作された際、前記モノクロ画像形成状態と前記離間状態とのいずれかに切り換え、
前記装置本体は、前記モノクロ画像形成状態のとき、前記中間転写ユニットの抜き取りを規制する規制部が設けられていること
を特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記カラー転写ローラを揺動させるカラー揺動機構を備え、
前記カラー揺動機構は、カラーの画像形成の際に前記カラー画像形成状態に切り換え、カラーの画像形成が完了すると前記モノクロ画像形成状態に切り換えること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記モノクロ揺動機構は、前記モノクロ画像形成状態において、前記規制部に対し前記挿抜方向で対向する被規制部を有し、
前記被規制部は、前記モノクロ画像形成状態から前記離間状態に推移した際、前記挿抜方向で前記規制部と重ならない位置に移動すること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記中間転写ユニットは、前記中間転写ベルトの内周に沿って配置された転写前ローラを有し、
前記モノクロ揺動機構は、前記モノクロ転写ローラと連動して前記転写前ローラを揺動させること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記レバーは、前記挿抜方向で移動するように操作されること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記中間転写ユニットに対し、前記挿抜方向で対向する前記装置本体の側面を開閉する開閉カバーと、
前記レバーを係止して前記モノクロ画像形成状態を維持する係止部とが設けられ、
前記レバーは、前記係止部に係止されていない状態において、閉じられる前記開閉カバーに干渉して、前記開閉カバーの閉塞を阻止すること
を特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、装置本体に対して着脱可能な中間転写ユニットを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の感光体(例えば、感光体ドラム)と中間転写ベルトとを有する画像形成装置、例えば、タンデム方式のカラー(多色)画像形成装置では、各感光体上に形成されたトナー像を、回転する中間転写ベルト上に、上流側から下流側に向かって順番に転写(1次転写)する。また、カラー画像形成装置では、モノクロ(単色)の画像を形成する際、1つの感光体だけを中間転写ベルトに当接させ、他の感光体を中間転写ベルトから離間させることがあった。
【0003】
ところで、画像形成装置では、中間転写ベルトを含む一部の部材を併せた中間転写ユニットのような内部装置を有する構成が採用されており、内部装置の保守作業時には、装置本体から内部装置を取り外すことができるようになっている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-167788号公報
特開2020-101591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の画像形成装置は、装置筐体と、装置筐体に着脱自在に並設される複数の感光体ドラムと、複数の感光体ドラムの全てに接触する第一姿勢と、複数の感光体ドラムのうちの一つのみに接触する第二姿勢と、複数の感光体ドラムの全てに非接触となる第三姿勢とにベルト姿勢を変位可能に複数のローラに掛け渡されて循環移動可能な転写ベルトと、転写ベルトのベルト姿勢の変位を制御するベルト変位制御機構と、を備えて装置筐体に着脱自在な転写ベルトユニットと、装置筐体に設けられ、複数の感光体ドラムが装置筐体に着脱される際に開閉される開閉部材と、開閉部材をロックするロックレバーと、一方でロックレバーと係合し、他方でベルト変位制御機構と係合し、ベルト変位制御機構に対しロックレバーのロック解除に連動して転写ベルトの姿勢を第三姿勢に変位するよう制御させる連動機構とを備える。
【0006】
また、従来の画像形成装置は、感光体と、感光体上にトナー像を形成するための帯電器および現像器とをそれぞれ含む複数のプロセスユニットと、複数のプロセスユニットと対面するよう配置された無端状に巻回された転写ベルトを含む転写ユニットと、転写ベルトにテンションを付与するテンション付与部材と、転写ベルトの感光体に対するポジションを切り替えるように、転写ベルトに当接離間可能なポジション切替部材と、感光体の長手方向に沿って、転写ベルトの端部近傍に設けられ、ポジション切替部材と連動して移動可能なサポート部材と、ポジション切替部材を動かすための操作部材と、操作部材の移動操作に連動させて、ポジション切替部材を転写ベルトから離間させたときに、サポート部材に転写ベルトをサポートさせる制御部とを有する。
【0007】
上述した画像形成装置では、感光体と転写ベルトとを離間させる際に操作される操作部材やロックレバー等が設けられているが、これらを操作せずに転写ユニット等の取り外しを行うと、感光体と転写ベルトとが擦れて両者を損傷してしまう虞がある。
【0008】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、中間転写ユニットの抜き取りを規制して、ユーザによる操作忘れを防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示に係る画像形成装置は、複数の感光体と、装置本体と、前記装置本体に対して、挿抜方向へ抜き差しすることで着脱可能な中間転写ユニットとを備える画像形成装置であって、前記中間転写ユニットは、複数のローラに張架された中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトの内周に沿って配置され、揺動した際、前記中間転写ベルトを押圧して、対応する前記感光体に当接させるカラー転写ローラおよびモノクロ転写ローラと、ユーザに操作されるレバーと、前記モノクロ転写ローラを揺動させるモノクロ揺動機構とを有し、前記中間転写ベルトは、対応する全ての前記感光体に当接したカラー画像形成状態と、前記モノクロ転写ローラに対応する前記感光体に当接したモノクロ画像形成状態と、全ての前記感光体から離間した離間状態とに切り換え可能とされ、前記モノクロ揺動機構は、前記レバーが操作された際、前記モノクロ画像形成状態と前記離間状態とのいずれかに切り換え、前記装置本体は、前記モノクロ画像形成状態のとき、前記中間転写ユニットの抜き取りを規制する規制部が設けられていることを特徴とする。
【0010】
本開示に係る画像形成装置は、前記カラー転写ローラを揺動させるカラー揺動機構を備え、前記カラー揺動機構は、カラーの画像形成の際に前記カラー画像形成状態に切り換え、カラーの画像形成が完了すると前記モノクロ画像形成状態に切り換える構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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