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公開番号
2025117399
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024012217
出願日
2024-01-30
発明の名称
再生方法
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20250804BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】現像ローラの性能を回復させるために、帯電制御剤を現像ローラの外表面に塗布すべきかを適切に決定できる技術を提供する。
【解決手段】現像カートリッジは、トナーメモリを有する。メモリは、現像カートリッジの使用履歴情報および仕様情報の少なくともいずれか一方を記憶している。現像ローラの再生を行う場合、まず、トナーメモリから、使用履歴情報および仕様情報の少なくともいずれか一方を読み出す(S2)。そして、トナーの帯電量を制御するための帯電制御剤を現像ローラの外表面に塗布すべきかを、トナーメモリから読み出された使用履歴情報または仕様情報に基づいて決定する(S3)。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
現像カートリッジの使用履歴を示す使用履歴情報および前記現像カートリッジによる印刷可能枚数を含む仕様情報の少なくともいずれか一方を記憶するメモリを有する現像カートリッジに備えられた現像ローラの再生方法であって、
a)回収された現像カートリッジの前記メモリから前記使用履歴情報および前記仕様情報の少なくともいずれか一方を読み出す工程と、
b)前記現像ローラに担持されるトナーの帯電量を制御するための帯電制御剤を前記現像ローラの外表面に塗布すべきかを、前記工程a)において前記メモリから読み出された前記使用履歴情報または前記仕様情報に基づいて決定する工程と、
を有することを特徴とする、再生方法。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の再生方法であって、
前記メモリは、前記現像カートリッジの前記使用履歴情報を記憶し、
前記工程a)では、前記メモリから前記使用履歴情報を読み出し、
前記工程b)では、前記メモリから読み出された前記使用履歴情報に基づいて、前記帯電制御剤を前記現像ローラの外表面に塗布すべきかを決定することを特徴とする、再生方法。
【請求項3】
請求項2に記載の再生方法であって、
前記使用履歴情報は、
前記現像カートリッジの使用時の湿度と、
前記現像ローラの使用量を示す使用量情報であって、前記現像ローラを用いた累積印刷枚数と、前記現像ローラの累積回転数と、累積ドットカウントとのいずれかを示す使用量情報と、
を含み、
前記工程b)では、前記湿度および前記使用量情報に基づいて、前記帯電制御剤を前記現像ローラの外表面に塗布すべきかを決定することを特徴とする、再生方法。
【請求項4】
請求項3に記載の再生方法であって、
前記工程b)では、前記使用量が閾値を超えている場合、前記帯電制御剤を前記現像ローラの外表面に塗布すべきと判断することを特徴とする、再生方法。
【請求項5】
請求項4に記載の再生方法であって、
前記工程b)では、前記湿度が低いほど、前記閾値が低くなることを特徴とする、再生方法。
【請求項6】
請求項5に記載の再生方法であって、
前記工程b)では、前記現像カートリッジの使用時における前記湿度の平均値が低いほど、前記閾値が低くなることを特徴とする、再生方法。
【請求項7】
請求項1に記載の再生方法であって、
前記メモリは、前記現像カートリッジの前記仕様情報を記憶し、
前記工程a)では、前記メモリから前記仕様情報を読み出し、
前記工程b)では、前記メモリから読み出された前記仕様情報に基づいて、前記帯電制御剤を前記現像ローラの外表面に塗布すべきかを決定することを特徴とする、再生方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、現像ローラの再生方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、レーザプリンタ、LEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。画像形成装置は、現像カートリッジを有する。現像カートリッジは、画像形成装置に対して装着可能である。現像カートリッジは、トナーを収容する。また、現像カートリッジは、トナーを供給するための現像ローラを有する。
【0003】
使用済みの現像カートリッジは、資源の有効活用のために、工場へ輸送されて再生産(リサイクル)される場合がある。従来の再生産方法については、例えば、特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-328587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の再生産方法では、現像ローラの性能が所定の基準を満たさない場合には、新しい現像ローラに交換される(特許文献1の段落0072参照)。しかしながら、資源をより有効活用するためには、現像ローラの性能が低下している場合でも、その性能を回復させた上で、現像ローラを再利用することが望ましい。
【0006】
本開示の目的は、現像ローラの性能を回復させるために、現像ローラの外表面に帯電制御剤を塗布すべきかを適切に決定できる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願の第1開示は、現像カートリッジの使用履歴を示す使用履歴情報および前記現像カートリッジによる印刷可能枚数を含む仕様情報の少なくともいずれか一方を記憶するメモリを有する現像カートリッジに備えられた現像ローラの再生方法であって、a)回収された現像カートリッジの前記メモリから前記使用履歴情報および前記仕様情報の少なくともいずれか一方を読み出す工程と、b)前記現像ローラに担持されるトナーの帯電量を制御するための帯電制御剤を前記現像ローラの外表面に塗布すべきかを、前記工程a)において前記メモリから読み出された前記使用履歴情報または前記仕様情報に基づいて決定する工程と、を有することを特徴とする。
【0008】
本願の第2開示は、第1開示の再生方法であって、前記メモリは、前記現像カートリッジの前記使用履歴情報を記憶し、前記工程a)では、前記メモリから前記使用履歴情報を読み出し、前記工程b)では、前記メモリから読み出された前記使用履歴情報に基づいて、前記帯電制御剤を前記現像ローラの外表面に塗布すべきかを決定することを特徴とする。
【0009】
本願の第3開示は、第2開示の再生方法であって、前記使用履歴情報は、前記現像カートリッジの使用時の湿度と、前記現像ローラの使用量を示す使用量情報であって、前記現像カートリッジを用いた印刷枚数と、前記現像ローラの回転数と、ドットカウントとのいずれかを示す使用量情報と、を含み、前記工程b)では、前記湿度および前記使用量情報に基づいて、前記帯電制御剤を前記現像ローラの外表面に塗布すべきかを決定することを特徴とする。
【0010】
本願の第4開示は、第3開示の再生方法であって、前記工程b)では、前記使用量が閾値を超えている場合、前記帯電制御剤を前記現像ローラの外表面に塗布すべきと判断することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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