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公開番号2025118415
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013726
出願日2024-01-31
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250805BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】一回のリフレッシュ動作で劣化した古いトナーを良好に排出できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、均一な画像濃度のトナー吐き出し用画像をシートの全面に形成して、現像装置内のトナーを強制的に消費させるリフレッシュ動作を所定のタイミングで実行するリフレッシュ実行手段を備えている。トナー吐き出し用画像は、使用者の視認が容易な画像濃度の可視画像たる「吐き出し可視画像」であり、「吐き出し可視画像」の画像濃度は、設定手段たる操作パネルで使用者が設定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
トナー吐き出し用画像をシートの全面に形成して、現像装置内のトナーを強制的に消費させるリフレッシュ動作を所定のタイミングで実行するリフレッシュ実行手段を備えた画像形成装置において、
前記トナー吐き出し用画像は、可視画像であり、
前記可視画像の画像濃度を、前記使用者が設定する設定手段を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記リフレッシュ実行手段は、前記現像装置の駆動時における所定時間内の画像面積の累積平均値が閾値よりも少ないときに、前記リフレッシュ動作を実行することを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記可視画像は、画像濃度5%よりも濃く、30%以下のハーフトーン画像であることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記リフレッシュ実行手段は、リフレッシュ動作を実行するときに、前記現像装置内のトナーをリフレッシュするのに必要な必要トナー量を算出し、前記使用者が設定した前記可視画像の画像濃度で強制消費されるトナー量が、前記必要トナー量より少ないときは、前記使用者が設定している画像濃度よりも濃い画像濃度の可視画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記リフレッシュ実行手段は、リフレッシュ動作を実行するときに、前記現像装置内のトナーをリフレッシュするのに必要な必要トナー量を算出し、前記使用者が設定した前記可視画像の画像濃度で強制消費されるトナー量が、前記必要トナー量より多いときは、前記使用者が設定している画像濃度よりも薄い画像濃度の可視画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1に記載の画像形成装置において、
片面印刷ジョブにおいて、白紙のシート裏面にのみ前記可視画像を形成する裏面入力モードを有することを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、トナー吐き出し用画像をシートの全面に形成して、現像装置内のトナーを強制的に消費させるリフレッシュ動作を所定のタイミングで実行するリフレッシュ実行手段を備えた画像形成装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、シートの全面に形成するトナー吐き出し用画像を、使用者の視認が困難な画像濃度(1%~5%)の「透かし画像」とするものが記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、一回のリフレッシュ動作で強制的に消費されるトナー量が少なく、現像装置の劣化した古いトナーの排出が不十分となるおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明は、トナー吐き出し用画像をシートの全面に形成して、現像装置内のトナーを強制的に消費させるリフレッシュ動作を所定のタイミングで実行するリフレッシュ実行手段を備えた画像形成装置において、前記トナー吐き出し用画像は、可視画像であり、前記可視画像の画像濃度を、使用者が設定する設定手段を有することを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、一回のリフレッシュ動作で劣化した古いトナーを良好に排出できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態を示す画像形成装置の一例としてのカラー複写機の全体構成を透視して示す概略的な正面図。
カラー複写機のリフレッシュ動作に関する機能ブロック図。
画素取得部が各色の画素数を取得するタイミングについて説明する図。
操作パネルの表示部に表示される設定画面の一例を示す図。
操作パネルの表示部に表示される「吐き出し可視画像」の画像濃度選択画面の一例を示す図。
リフレッシュ動作の制御フロー図。
4枚連続印刷時の「吐き出し可視画像」形成例を示す。
使用者が「裏面入力モード」にチェックを入れているときの3枚連続片面印刷時の「吐き出し可視画像」形成例を示す。
変形例のリフレッシュ動作の制御フロー図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0009】
図1は、本発明の実施形態を示す画像形成装置の一例としてのカラー複写機の全体構成を透視して示す概略的な正面図である。
図1において、符号1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置として例示する電子写真方式を利用した胴内排紙タイプのカラー複写機を示す。
図中Z方向は、上下方向であり、図中Y方向は、装置の前後方向(軸方向でもある)であり、図中X方向は、装置の左右方向を示している。
【0010】
このカラー複写機1は、画像形成装置全体の筐体である概略箱状の装置本体10と、この装置本体10の上方に配置され、原稿の画像を読み取る画像読取部2とを備えている。また、カラー複写機1は、装置本体内に配置され、画像読取部2で読み取るかまたは外部機器であるパーソナルコンピュータ等から送信される画像情報を基にシートの一例としての用紙に画像を記録・形成する画像形成部3を有している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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