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公開番号2025118123
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013254
出願日2024-01-31
発明の名称電気機器ユニット、および、照明ユニット
出願人コイズミ照明株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK,個人
主分類F21S 8/00 20060101AFI20250805BHJP(照明)
要約【課題】電気機器を取り付ける際の作業が容易となる電気機器ユニットを提供する。
【解決手段】電気機器ユニットは、取付体に取り付けられる。電気機器ユニットは、固定体と、電気機器とを備える。固定体は、取付体に固定される。固定体は、配置部と、第1側壁部とを含む。配置部は、電気機器が配置される。第1側壁部は、配置部から突出する。配置部は、第1方向の一方側の第1端部に取付体と重なる第1貫通孔を有する。第1方向の一方側における第1側壁部の端部は、第1貫通孔の第1方向の他方側の縁から第1端部の第1方向の一方側の縁までの領域に位置する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
取付体に取り付けられる電気機器ユニットであって、
前記取付体に固定される固定体と、
電気機器と
を備え、
前記固定体は、
前記電気機器が配置される配置部と、
前記配置部から突出する第１側壁部と
を含み、
前記配置部は、第１方向の一方側の第１端部に前記取付体と重なる第１貫通孔を有し、
前記第１方向の一方側における前記第１側壁部の端部は、前記第１貫通孔の前記第１方向の他方側の縁から前記第１端部の前記第１方向の一方側の縁までの領域に位置する、電気機器ユニット。
続きを表示（約 1,500 文字）【請求項２】
前記配置部は、前記第１方向の他方側の第２端部に第２貫通孔を有し、
前記第１方向の他方側における前記第１側壁部の端部は、前記第２貫通孔の前記第１方向の一方側の縁から前記第２端部の前記第１方向の他方側の縁までの領域に位置する、請求項１に記載の電気機器ユニット。
【請求項３】
前記第１方向の一方側における前記第１側壁部の端部は、前記第１貫通孔の前記第１方向の他方側の縁から前記第１貫通孔の前記第１方向の一方側の縁までの領域に位置し、
前記第１方向の他方側における前記第１側壁部の端部は、前記第２貫通孔の前記第１方向の一方側の縁から前記第２貫通孔の前記第１方向の他方側の縁までの領域に位置する、請求項２に記載の電気機器ユニット。
【請求項４】
前記固定体は、前記配置部の第２方向の他方側の端部から突出する第２側壁部を更に含み、
前記第２方向は前記第１方向に交差する方向を示し、
前記第２側壁部は、前記第１側壁部と対向する、請求項３に記載の電気機器ユニット。
【請求項５】
前記電気機器の一部を収容する収容部を更に備え、
前記第２方向における前記収容部の長さは、前記第２方向における前記固定体の長さよりも短く、
前記第１側壁部および前記第２側壁部の少なくとも一方は、前記収容部から離隔する、請求項４に記載の電気機器ユニット。
【請求項６】
前記配置部を覆うカバー部を更に備え、
前記カバー部は、
前記第１方向の一方側の端部に第３貫通孔と、
前記第１方向の他方側の端部に第４貫通孔と
を有し、
前記第３貫通孔は、前記第１貫通孔と第３方向に並び、
前記第４貫通孔は、前記第２貫通孔と前記第３方向に並び、
前記第３方向は、前記カバー部から前記配置部に向かう方向を示す、請求項５に記載の電気機器ユニット。
【請求項７】
前記配置部は、前記第３方向の一方側に突出し、前記電気機器が取付られる取付部を更に含み、
前記カバー部は、前記第３方向の一方側に突出し、前記取付部を覆う被覆部を有し、
前記第２方向における前記被覆部の長さは、前記第２方向における前記配置部の長さ以下である、請求項６に記載の電気機器ユニット。
【請求項８】
前記配置部は、取付方向を示す第１印部を有し、
前記カバー部は、前記第１印部に対応する第２印部を有し、
前記カバー部が前記配置部を覆うときに、前記第１印部と前記第２印部とは重なる、請求項７に記載の電気機器ユニット。
【請求項９】
前記固定体は、
前記配置部から前記第１側壁部まで延びる第１補強部と、
前記配置部から前記第２側壁部まで延びる第２補強部と
を更に含む、請求項４に記載の電気機器ユニット。
【請求項１０】
光を出射する照明器具と、
取付体に固定される固定体と
を備え、
前記固定体は、
前記照明器具が配置される配置部と、
前記配置部から突出する第１側壁部と
を含み、
前記配置部は、第１方向の一方側の第１端部に前記取付体と重なる第１貫通孔を有し、
前記第１方向の一方側における前記第１側壁部の端部は、前記第１貫通孔の前記第１方向の他方側の縁から前記第１端部の前記第１方向の一方側の縁までの領域に位置する、照明ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、電気機器ユニット、および、照明ユニットに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１に記載の照明装置１は、壁面に設けられる埋込ボックスに固定される。照明装置１は、ベース本体と、回路基板と、ランプ装着部と、カバーと、照明カバーと、ランプとを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平４－３６３８０１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１に記載の照明装置では、壁面に設けられる埋込ボックスに照明装置１を固定する際に、埋込ボックスのような筐体に対して照明装置のような電気機器ユニットが過剰に移動可能で、筐体に対して電気機器ユニットの位置決めが困難な場合があった。それにより、筐体に電気機器ユニットを取り付ける作業が煩雑となっていた。
【０００５】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、電気機器を取り付ける際の作業が容易となる電気機器ユニットおよび照明ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本願に開示する電気機器ユニットは、取付体に取り付けられる。前記電気機器ユニットは、固定体と、電気機器とを備える。前記固定体は、前記取付体に固定される。前記固定体は、配置部と、第１側壁部とを含む。前記配置部は、前記電気機器が配置される。前記第１側壁部は、前記配置部から突出する。前記配置部は、第１方向の一方側の第１端部に前記取付体と重なる第１貫通孔を有する。前記第１方向の一方側における前記第１側壁部の端部は、前記第１貫通孔の前記第１方向の他方側の縁から前記第１端部の前記第１方向の一方側の縁までの領域に位置する。
【０００７】
本願に開示する電気機器ユニットによれば、前記配置部は、前記第１方向の他方側の第２端部に第２貫通孔を有することが好ましい。前記第１方向の他方側における前記第１側壁部の端部は、前記第２貫通孔の前記第１方向の一方側の縁から前記第２端部の前記第１方向の他方側の縁までの領域に位置することが好ましい。
【０００８】
本願に開示する電気機器ユニットによれば、前記第１方向の一方側における前記第１側壁部の端部は、前記第１貫通孔の前記第１方向の他方側の縁から前記第１貫通孔の前記第１方向の一方側の縁までの領域に位置することが好ましい。前記第１方向の他方側における前記第１側壁部の端部は、前記第２貫通孔の前記第１方向の一方側の縁から前記第２貫通孔の前記第１方向の他方側の縁までの領域に位置することが好ましい。
【０００９】
本願に開示する電気機器ユニットによれば、前記固定体は、第２側壁部を更に含むことが好ましい。前記第２側壁部は、前記配置部の第２方向の他方側の端部から突出し、前記第１側壁部と対向することが好ましい。前記第２方向は前記第１方向に交差する方向を示すことが好ましい。
【００１０】
本願に開示する電気機器ユニットは、前記電気機器の一部を収容する収容部を更に備えることが好ましい。前記第２方向における前記収容部の長さは、前記第２方向における前記固定体の長さよりも短いことが好ましい。前記第１側壁部および前記第２側壁部の少なくとも一方は、前記収容部から離隔することが好ましい。
（【００１１】以降は省略されています）

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