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公開番号
2025119647
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024014532
出願日
2024-02-02
発明の名称
エアフィルタ清掃ユニット、および空調装置
出願人
ダイニチ工業株式会社
代理人
主分類
B01D
46/681 20220101AFI20250807BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】塵埃の除去を確実に行えるエアフィルタ清掃ユニット、およびエアフィルタ清掃ユニットを備えた空調装置を低コストで提供すること。
【解決手段】エアフィルタ2と、エアフィルタ2の塵埃を除去する清掃体41と、清掃体41を周方向のうち第1方向のみに回転可能とするクラッチ6と、を備えたエアフィルタ掃除ユニット1であって、クラッチ6は、エアフィルタ1または清掃体41を手動で摺動させる動作に伴って回転する外輪60と、清掃体41の回転軸42が接続される内輪61と、を備え、外輪60が第1方向へ回転すると内輪61に回転が伝達される。これにより、清掃体41を回転させる駆動源を用いずに、簡単な手動動作によって塵埃の除去を行える。また、清掃体41の回転・非回転を切り換えられるため、エアフィルタ2から除去された塵埃がエアフィルタ2に再付着することを防止できる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
空気中の塵埃を捕集するエアフィルタと、
前記エアフィルタの塵埃を除去する清掃体と、
前記清掃体を周方向のうち第1方向のみに回転可能とするクラッチと、を備えたエアフィルタ掃除ユニットであって、
前記クラッチは、
前記エアフィルタまたは前記清掃体を手動で摺動させる動作に伴って回転する外輪と、
前記外輪の内側に配置され、前記清掃体の回転軸が接続される内輪と、を備え、
前記外輪が前記第1方向へ回転すると、前記外輪から前記内輪へ回転が伝達される回転状態となる
エアフィルタ清掃ユニット。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記クラッチは、前記外輪と前記内輪の間に配置される転動体を備え、
前記外輪は、内周面から前記内輪に向かって突出する突出部を有し、
前記転動体は、前記回転状態において前記突出部と前記内輪とに挟まれる
請求項1に記載のエアフィルタ清掃ユニット。
【請求項3】
前記突出部は、基端部の一端から突出し、凹状に湾曲している第1側面を有し、
前記第1側面は、前記回転状態において前記転動体と当接する外輪側当接部を有する
請求項2に記載のエアフィルタ清掃ユニット。
【請求項4】
前記外輪側当接部は、前記転動体の曲率と同一曲率の面からなる
請求項3に記載のエアフィルタ清掃ユニット。
【請求項5】
前記内輪は、前記外輪に向かって延びる脚部を有し、
前記脚部は、前記回転状態において前記転動体と当接する内輪側当接部を有し、
前記内輪側当接部は、凸状に湾曲している
請求項4に記載のエアフィルタ清掃ユニット。
【請求項6】
前記突出部は、
前記基端部の他端から突出する第2側面を有し、
前記外輪の内周面と前記第2側面とがなす内角が90度以下である
請求項5に記載のエアフィルタ清掃ユニット。
【請求項7】
本体内に空気を取り込む吸気口を有し、
前記吸気口に請求項1から6のいずれかに記載のエアフィルタ清掃ユニットが取り付けられる
空調装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気中の塵埃を捕集するエアフィルタを清掃するエアフィルタ清掃ユニット、およびエアフィルタ清掃ユニットを備えた空調装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、空調装置の吸気口には、空気中の塵埃が本体内に流入するのを防止するためにフィルタが設けられている。そのため、空調装置の運転を続けるとフィルタに塵埃が付着して本体内に取り込まれる空気量が低下し、本体内の異常高温や空調性能の低下などが起こるおそれがある。そこで、特許文献1のように、フィルタに付着した塵埃を自動で除去するフィルタ清掃装置を備えた空調装置が提案されている。
【0003】
特許文献1のフィルタ清掃装置は、フィルタを駆動するフィルタローラと、フィルタの塵埃を除去するブラシを備えており、フィルタローラおよびブラシは制御部により回転駆動させられる。フィルタローラとブラシは回転方向および回転時間が個別に制御され、塵埃の除去および回収が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-142521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の構成とすることで、除去した塵埃がフィルタに再付着することなく、フィルタの清掃ができるが、フィルタローラおよびブラシのそれぞれに駆動源が必要となり、コストがかかる。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためのもので、塵埃の除去を確実に行えるエアフィルタ清掃ユニット、およびエアフィルタ清掃ユニットを備えた空調装置を低コストで提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、
空気中の塵埃を捕集するエアフィルタと、
前記エアフィルタの塵埃を除去する清掃体と、
前記清掃体を周方向のうち第1方向のみに回転可能とするクラッチと、を備えたエアフィルタ掃除ユニットであって、
前記クラッチは、
前記エアフィルタまたは前記清掃体を手動で摺動させる動作に伴って回転する外輪と、
前記外輪の内側に配置され、前記清掃体の回転軸が接続される内輪と、を備え、
前記外輪が前記第1方向へ回転すると、前記外輪から前記内輪へ回転が伝達される回転状態となる
エアフィルタ清掃ユニットである。
【発明の効果】
【0008】
上述のように構成することにより、塵埃の除去を確実に行えるエアフィルタ清掃ユニット、およびエアフィルタ清掃ユニットを備えた空調装置を低コストで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施例のエアフィルタ清掃ユニットを備えた空調装置の背面図である。
本実施例のエアフィルタ清掃ユニットの分解構成図である。
本実施例のクラッチの断面図であり、(A)は回転状態を示し、(B)は非回転状態を示す。
脚部から転動体に加わる力を説明する図である。
本実施例の突出部の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用を示して簡単に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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