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公開番号2025119864
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024014941
出願日2024-02-02
発明の名称搬送車
出願人株式会社日立ハイテク
代理人弁理士法人平木国際特許事務所
主分類B62B 3/04 20060101AFI20250807BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】多様な種類の自在輪付き対象物を搬送できる汎用性の高い搬送車を得ること。
【解決手段】少なくとも2つの自在輪を有する対象物を搬送する搬送車(1)であって、対象物(100)の両脇に沿って前後に延びる一対のサイドフレーム(11、12)と、一対のサイドフレームの互いの前端の間に亘って延びるフロントフレーム(13)と フロントフレームから一対のサイドフレームの間を後方に向かって延びるセンタフレーム(14)と、センタフレームから一対のサイドフレームに向かって拡張して2つの自在輪の間に亘って突っ張ることにより対象物を把持するアーム(30)とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも2つの自在輪を有する対象物を搬送する搬送車であって、
前記対象物の両脇に沿って前後に延びる一対のサイドフレームと、
該一対のサイドフレームの互いの前端の間に亘って延びるフロントフレームと、
該フロントフレームから前記一対のサイドフレームの間を後方に向かって延びるセンタフレームと、
該センタフレームから前記一対のサイドフレームに向かって拡張して前記2つの自在輪の間に亘って突っ張ることにより前記対象物を把持するアームと、
を有することを特徴とする搬送車。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記一対のサイドフレームの中央位置に配置され、前後に回転駆動される駆動輪を有する走行装置と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の搬送車。
【請求項3】
前記フロントフレームの中央位置に配置され、前記センタフレームを上昇させて前記対象物の下面に押し当てる昇降装置と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の搬送車。
【請求項4】
前記アームを拡張収縮させる展開装置と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の搬送車。
【請求項5】
前記一対のサイドフレームの後端と前記センタフレームの後端との間を開閉するリヤフレームを有することを特徴とする請求項1に記載の搬送車。
【請求項6】
前記アームは、前記拡張により前記自在輪が嵌入される凹部を有することを特徴とする請求項1に記載の搬送車。
【請求項7】
前記対象物が該対象物の底面に4つの前記自在輪を有する場合に、
前記アームは、前記自在輪がそれぞれ1つずつ嵌入される凹部を有することを特徴とする請求項6に記載の搬送車。
【請求項8】
前記アームは、前記自在輪がそれぞれ2つずつ嵌入される凹部を有することを特徴とする請求項7に記載の搬送車。
【請求項9】
前記センタフレームは、前記対象物に相対的に接近させて該センタフレームを前記2つの自在輪の間に挿入することによって、前記対象物と当接して前記対象物に対する位置決めを行うストッパを有することを特徴とする請求項1に記載の搬送車。
【請求項10】
少なくとも2つの自在輪を有する対象物を搬送する搬送車であって、
前記対象物の両脇に沿って前後に延びる一対のサイドフレームと、
該一対のサイドフレームの互いの前端の間に亘って延びるフロントフレームと、
該フロントフレームから前記一対のサイドフレームの間を後方に向かって延びるセンタフレームと、
前記一対のサイドフレームから前記センタフレームに向かって拡張して前記2つの自在輪を一体にまとめて挟み込むことにより前記対象物を把持するアームと、
を有することを特徴とする搬送車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば自在輪付きの対象物を搬送する搬送車に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「物品を積載する搬送台車の下部へ無人搬送車が潜り込むと、搬送台車と無人搬送車とを自動的に連結して搬送台車を無人搬送車が牽引し走行させることを可能にし、搬送台車が目的位置へ到達すると連結を自動的に解く連結装置」という記載がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-36644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術の場合、被牽引台車に専用の連結機構が必要であり、当初より牽引を想定して設計された専用台車にしか結合できない。また、専用の連結機構は外形が大きく、ある程度のスペースを必要とするため、例えば極低床の自在輪付きの対象物の下に潜り込ませることができない。
【0005】
また、被牽引台車を牽引して走行する搬送台車は、牽引走行時や旋回時に大きなフットプリントが必要であり、狭隘路での旋回が難しく、また、寸法の限られたパレットに積載できない。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、多様な種類の自在輪付き対象物を搬送できる汎用性の高い搬送車を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する本発明の搬送車は、
少なくとも2つの自在輪を有する対象物を搬送する搬送車であって、
前記対象物の両脇に沿って前後に延びる一対のサイドフレームと、
該一対のサイドフレームの互いの前端の間に亘って延びるフロントフレームと、
該フロントフレームから前記一対のサイドフレームの間を後方に向かって延びるセンタフレームと、
該センタフレームから前記一対のサイドフレームに向かって拡張して前記2つの自在輪の間に亘って突っ張ることにより前記対象物を把持するアームと、
を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、多様な種類の自在輪付き対象物を搬送できる汎用性の高い搬送車を提供することができる。
【0009】
本発明に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、上記した以外の、課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態の搬送車の全体図。
第1実施形態の搬送車の全体図。
第1実施形態におけるアームと拡縮装置の構成を説明する図。
第1実施形態におけるアームと拡縮装置の構成を説明する図。
第1実施形態の搬送装置が有する昇降装置の構成を示す図。
第1実施形態の搬送装置の使用状態を示す図。
第1実施形態の搬送装置によって搬送される対象物を底面側から示す図。
第1実施形態の搬送装置による対象物の把持状態を底面側から示す図。
第2実施形態の搬送車の全体図。
第2実施形態の搬送車の全体図。
第2実施形態におけるアームと拡縮装置の構成を説明する図。
第2実施形態におけるアームと拡縮装置の構成を説明する図。
第2実施形態の搬送装置が有する昇降装置の構成を示す図。
第2実施形態の搬送装置による対象物の把持状態を底面側から示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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