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公開番号2025120388
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2025097655,2022528780
出願日2025-06-11,2021-05-27
発明の名称ガイドワイヤ
出願人ニプロ株式会社
代理人個人,個人
主分類A61M 25/09 20060101AFI20250807BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】センサのハウジングが湾曲しやすく、且つスリットが破断し難いガイドワイヤを提供する。
【解決手段】ガイドワイヤ30は、コアワイヤ31、第1螺旋体33、及び第2螺旋体35と、第1螺旋体33及び第2螺旋体35に取り付けられたハウジング34と、ハウジング34の内部空間に位置する圧力センサ11と、を具備する。ハウジング34は、周壁42を貫通してスパイラルに延びるスリット51~54を有する。スリット51は、延出方向Dsへスパイラルに延びる中央部分55と、屈曲向きDeに沿って中央部分55に対して屈曲している端部分56と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
線材と、
上記線材に取り付けられた円管形状のハウジングと、
上記ハウジングの内部空間に位置するセンサと、を具備しており、
上記ハウジングは、ハウジングの周壁を貫通してスパイラルに延びる第1スリットを有しており、
上記ハウジングにおいて上記第1スリットが位置する周壁に囲まれた内部空間に、合成樹脂が充填されているガイドワイヤ。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
上記第1スリットは、
上記周壁に沿った一定の延出方向へスパイラルに延びる中央部分と、
第1スリットの一端を含み、上記延出方向に対して交差しており且つスパイラルのピッチが大きくなる屈曲向きに沿って、上記中央部分に対して屈曲している端部分と、を有する請求項1に記載のガイドワイヤ。
【請求項3】
上記屈曲向きは、上記ハウジングの軸線と平行である請求項2に記載のガイドワイヤ。
【請求項4】
上記端部分は、U字形状に湾曲している請求項2に記載のガイドワイヤ。
【請求項5】
上記中央部分と上記端部分との屈曲箇所は、R形状である請求項2から4のいずれかに記載のガイドワイヤ。
【請求項6】
上記第1スリットの上記中央部分におけるスパイラルのピッチは、両端側が中央よりも大きい請求項2から5のいずれかに記載のガイドワイヤ。
【請求項7】
上記ハウジングは、ハウジングの周壁を貫通してスパイラルに延びる第2スリットを更に有しており、
上記第1スリットと上記第2スリットとは、上記ハウジングの軸線方向に対して交互に位置する二重スパイラルをなしている請求項1から6のいずれかに記載のガイドワイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、センサを有しており、血管内に挿入されるガイドワイヤに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
血管内における各種の物理量、例えば、血圧、血流量を検出するために、センサを有するガイドワイヤが血管内に挿入されることが行われている。ガイドワイヤは、例えば、鎖骨の下部または大腿部から静脈内へ挿入され、その先端が冠状動脈まで送られる。そして、ガイドワイヤの先端に設けられたセンサによって、冠状動脈における血圧などが測定される(特許文献1)。
【0003】
センサは、ガイドワイヤの一部を構成する円管形状のハウジングの内部空間に位置する。例えば、金属製のハウジングは、剛性が高いのでセンサを保護するに適しているが、血管の湾曲に沿って撓み難い。その結果、血管の湾曲部分においてハウジングを通過させ難いという問題がある。この問題に対して、ハウジングにスリットを形成して、ハウジングを湾曲しやすくする構成が特許文献2,3に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-225312号公報
特開2014-147459号公報
特許第6395826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
スリットが形成されたハウジングは湾曲しやすいものの、湾曲したときにスリットが変形して、スリットの端部が破断しやすい。また、ハウジングに引張り力が作用したときも、スリットの端部が破断しやすい。他方、特許文献2、3に開示されているように、スリットの延出方向の長さを比較的短くすると、スリットの強度が増すが、ハウジングが湾曲し難くなったり、伸び難くなったりして、操作性が損なわれる。
【0006】
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、センサのハウジングが湾曲しやすく、且つスリットが破断し難いガイドワイヤを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 本発明に係るガイドワイヤは、線材と、上記線材に取り付けられた円管形状のハウジングと、上記ハウジングの内部空間に位置するセンサと、を具備する。上記ハウジングは、ハウジングの周壁を貫通してスパイラルに延びるスリットを有する。上記スリットは、上記周壁に沿った一定の延出方向へスパイラルに延びる中央部分と、スリットの一端を含み、上記延出方向に対して交差しており且つスパイラルのピッチが大きくなる屈曲向きに沿って、上記中央部分に対して屈曲している端部分と、を有する。
【0008】
スリットにより、ハウジングが湾曲しやすく、また伸びやすくなる。スリットの端部分により、ハウジングに引張り力が作用しても、端部分が破断し難い。
【0009】
(2) 好ましくは、上記屈曲向きは、上記ハウジングの軸線と平行である。
【0010】
(3) 好ましくは、上記端部分は、U字形状に湾曲している。
(【0011】以降は省略されています)

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