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公開番号2025120892
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-18
出願番号2024026004
出願日2024-02-05
発明の名称二輪車の三次元折りたたみ機構
出願人個人
代理人
主分類B62K 15/00 20060101AFI20250808BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】Fフォーク折りたたみ回転軸8とリアフレーム折りたたみ回転軸16を延長または伸縮式にすることで、Fフォーク2とリアフレーム17を左右へスライドさせ縦方向へ真っすぐに回転して折りたたみ可能とする。
【解決手段】Fフォーク折りたたみ回転軸8とリアフレーム折りたたみ回転軸16を延長または伸縮式にすることでFフォーク2とリアフレーム17のスライドを行い、Fフォーク2とリアフレーム17を左右へスライドすることでFフォーク中心線21とリアフレーム中心線22を左右へずらす手段において、メインフレーム中心線23と平行を保ち、前輪1と後輪18がぶつからずに折りたためる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
フロントフォーク折りたたみ回転軸とリアフレーム折りたたみ回転軸を延長または伸縮式にすることでフロントフォークとリアフレームのスライドを行い、フロントフォークとリアフレームを左右へスライドすることでフロントフォーク中心線とリアフレーム中心線を左右へずらす手段において、メインフレーム中心線と平行を保ち、前輪と後輪がぶつからずに折りたためることを特徴とする二輪車の折りたたみ機構。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
輪行キャスターを伸縮式にすることでリアフレーム固定軸を兼ね、リアフレームとジョイントの緊結を行い、駐輪中は外側へ伸ばす手段において、車体の安定を保ち、走行中はペダリングを妨げないように内側へ格納できることを特徴とするリアフレームの固定機構。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、二輪車の収納や携帯が容易な二輪車の折りたたみ方に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【0002】
二輪車のメインフレームをフロントセクションとリアフレームに分割し、フロントフォーク(以降、Fフォークと呼びます)をコラム部分で上下に分割して、Fフォークとリアフレームを縦に回転させる折りたたみ方は、比較的簡単に二輪車を折りたためる利点があるので、二輪車の折りたたみ機構として実用に供されている。
実用の折りたたみ二輪車は、車のトランクや室内等の狭い空間へ収納するためである。折りたたみサイズは、車のトランクを考慮して2分の1以下に余裕を持たせてあったが、家具と壁の間など狭い隙間へ収納するため、折りたたんだ厚さは極力薄くして折りたたみやすくするのみで実用上十分であった。
【0003】
しかし、折りたたむときは前輪と後輪がぶつからないように、ハンドルを左右どちらかに切り、リアフレームもリアフレーム折りたたみ回転軸を傾斜させて斜めに折りたたむ必要がある。図1は、ハンドルを左へ切り前輪を左へ傾斜させてからFフォークを縦に折りたたみ、リアフレーム折りたたみ回転軸を左へ傾斜させリアフレームを斜め左に折りたたんだ二輪車を示したものであり、1は前輪、2はFフォーク、3はクイックレバー、4はU字クランプ、5はFフォークコラム上、6はヘッドチューブ、7はFフォークコラム下、8はFフォーク折りたたみ回転軸、9はFフォークコラム上下緊結フック、10はトップチューブ、11はダウンチューブ、12はシートチューブ、13はシートポストクランプ、14は輪行キャスター、15はボトムブラケット、16はリアフレーム折りたたみ回転軸、17はリアフレーム、18は後輪、19はジョイント、20はリアフレーム固定軸、21はFフォーク中心線、22はリアフレーム中心線、23はメインフレーム中心線を表す。また、このようにFフォーク中心線21とリアフレーム中心線22がメインフレーム中心線23から大きく傾斜し、前輪1と後輪18が外側へ大きく飛び出すので、折りたたみサイズが大きくなるので、公共交通機関へ持ちこみ難いという欠点があった。
【0004】
特に公共交通機関へ折りたたみ自転車と一緒に乗車する用途において、この欠点は折りたたみ自転車と公共交通機関の併用に関して大きな障害である。具体的には、駅の改札口をスムーズに通れなかったり、他の乗客と接触したり、あるいは、列車の座席に座ると手元に置けないなどの問題があった。
【0005】
この改善策として、Fフォーク2を縦方向の折りたたみ縦回転軸8へ横方向の折りたたみ横回転軸をプラスして、Fフォーク2を縦と横に回転させることで大きく外側へずらしてリアフレーム17を真っすぐに折りたたむ方法がある。しかしながらこの方法でも、後輪18がダウンチューブ11とぶつかり折りたたみサイズが大きくなるのでリアフレーム17を斜めに折りたたむかダウンチューブ11を短縮する必要があり、フレーム剛性が低下する。Fフォーク2の折りたたみ機構が複雑になり折りたたみの方も煩雑になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
解決しようとする問題点は、公共交通機関へ折りたたみ自転車と一緒に乗車する用途において障害となる折りたたみサイズが大きすぎる点と折りたたみ方が煩雑な点であり、フレーム剛性を低下させず、折りたたみサイズが容易に小さくできる二輪車を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、Fフォーク2とリアフレーム17を縦に回転させる折りたたみ方で前輪1と後輪18がぶつからないようにメインフレーム中心線23と平行を保ったままFフォーク中心線21とリアフレーム中心線22を左右へずらすため、Fフォーク折りたたみ回転軸8とリアフレーム折りたたみ回転軸16を延長または伸縮式にして、Fフォーク2とリアフレーム17を左右へスライドさせることを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の折りたたみ機構は、Fフォーク折りたたみ回転軸8とリアフレーム折りたたみ回転軸16を延長または伸縮式にして、Fフォーク2を右側へリアフレーム17を左側へスライドさせてからFフォーク2とリアフレーム17を縦に回転させるため、Fフォーク中心線21とリアフレーム中心線22がメインフレーム中心線23と平行を保ったままずらせるので、前輪1と後輪18が斜めに飛び出さないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
Fフォークとリアフレームを斜めに折りたたむ実施方法を示した説明図である。
本発明の実施方法を示した側面図である。
本発明の実施方法を示した平面図である。
本発明のFフォークとリアフレームを左右へスライドさせた実施方法を示した平面図である。
本発明を実施して折りたたんだ二輪車を示した側面図である。
本発明を実施して折りたたんだ二輪車を示した平面図である。
本発明を実施して折りたたんだ二輪車を示した背面図である。
図3のA1の拡大図である。
図4のA2の拡大図である。
図3のB1の拡大図である。
図4のB2の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
メインフレーム中心線23と平行を保ったままFフォーク中心線21とリアフレーム中心線22を左右へずらし、折りたたみサイズをコンパクトにするという目的を、最小の部品点数で、フレーム剛性を損なわずに実現した。
(【0011】以降は省略されています)

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