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公開番号
2025123560
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2025107335
出願日
2025-06-25
発明の名称
アロース含有飲料
出願人
松谷化学工業株式会社
代理人
主分類
A23L
2/60 20060101AFI20250815BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】アロースを含有し、風味が良好な飲料を提供する。
【解決手段】アロース、並びに、必要に応じて酸味料、香料、着色料、保存料、pH調整剤、栄養成分、水、及びアロース以外の甘味料からなる群より選ばれる少なくとも1つ
を含有する、飲料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
アロース、並びに、
必要に応じて酸味料、香料、着色料、保存料、pH調整剤、栄養成分、水、アロース以外の甘味料、流動性改善剤、増粘剤、乳化剤、コロイド安定剤、クラウディング剤、機能性付与成分、香味改良剤、沈澱防止剤及び安定化剤からなる群より選ばれる少なくとも1つ
を含有する、飲料。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のアロース含有飲料において、アロースの配合量が飲料全量に対して0.1~20質量%である、請求項1に記載の飲料。
【請求項3】
飲料が以下のうち少なくとも一種である、請求項1または2に記載の飲料:
(1)果実・野菜系飲料(例えば、ジュース類、スムージー、青汁等);
(2)風味水系飲料(例えば、レモンフレーバーウォーター、ライムフレーバーウォーター等);
(3)乳系飲料(例えば、加工乳、無脂肪乳、脱脂乳、ヨーグルト飲料、カフェオレ、ラテ等);
(4)植物性ミルク(例えば、豆乳、アーモンドミルク、オートミルク、ライスミルク等);
(5)茶系飲料(例えば、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ハーブティー、マテ茶、ルイボスティー等);
(6)コーヒー系飲料(例えば、ホットコーヒー、アイスコーヒー、エスプレッソ、コールドブリュー等);
(7)炭酸・発泡系飲料(例えば、炭酸水、レモン炭酸飲料、グレープフレーバー炭酸飲料、クラフトソーダ、発泡ワイン、シードル等);
(8)機能性・スポーツ系飲料(例えば、スポーツドリンク、アイソトニック飲料、エナジードリンク、栄養ドリンク、機能性ドリンク等);
(9)ノンアルコール系飲料(ビールテイスト飲料、リキュールテイスト飲料、カクテルテイスト飲料等);
(10)アルコール飲料(例えば、ビール、発泡酒、ワイン、スパークリングワイン、カクテル、リキュール、清酒、ウイスキー等);
(11)スープ類(味噌汁、スープ等);
(12)流動食系飲料(栄養シェイク、ダイエットシェイク、プロテインシェイク等);
(13)ゼリー飲料;
(14)粉末飲料。
【請求項4】
pHが、2.5~7.5である、請求項1~3のいずれか一項に記載の飲料。
【請求項5】
pHが以下の範囲である、請求項1~3のいずれか一項に記載の飲料:
(a)果実・野菜系飲料:3.0~4.5;
(b)風味水系飲料:2.8~4.0;
(c)乳系飲料:6.0~7.2;
(d)植物性ミルク:6.0~7.0;
(e)茶系飲料:4.0~6.0;
(f)コーヒー系飲料:4.5~6.0;
(g)炭酸・発泡系飲料:3.0~4.0;
(h)機能性・スポーツ系飲料:3.5~5.5;
(i)ノンアルコール系飲料:3.5~5.0;
(j)アルコール飲料:3.0~5.0;
(k)スープ類:5.0~7.0;
(l)流動食系飲料:5.0~7.5;
(m)ゼリー飲料3.5~5.5;
(n)粉末飲料:3.0~6.5(粉末を飲用濃度に溶解した場合)。
【請求項6】
(7)に記載の炭酸・発泡系飲料において、炭酸ガス量が0.5~6.0ガスボリュームである、請求項1~5のいずれか一項に記載の飲料。
【請求項7】
香料が、下記からなる群より選ばれる少なくとも1つを含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の飲料:
(1)精油(シトラス系精油、ペパーミント精油、ラベンダー精油、ユーカリ精油等)
(2)チンキ(柑橘皮チンキ、ハーブチンキ、スパイスチンキ等)
(3)アブソリュート(バニラアブソリュート、ローズアブソリュート、ジャスミンアブソリュート等)
(4)フレーバーオイル(ナッツオイル、コーヒーオイル、チョコレートオイル等)。
【請求項8】
保存料が、安息香酸塩、ソルビン酸塩、パラオキシ安息香酸エステル(パラベン類)、亜硫酸塩(亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸水素カリウム)、プロピオン酸塩(カルシウムプロピオン酸)、ナタマイシン及びジメチルジカルボネートからなる群より選ばれる少なくとも1つを含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の飲料。
【請求項9】
酸味料が、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、リン酸及び酒石酸からなる群より選ばれる少なくとも1つを含む、請求項1~8のいずれか一項に記載の飲料。
【請求項10】
着色料が、カラメル色素、ベータカロテン、アントシアニン、クチナシ青色色素、クチナシ黄色色色素及びカロチノイド系色素から選択される少なくとも1つを含む、請求項1~9のいずれか一項に記載の飲料。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アロース含有飲料に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、飲料の甘味付与には蔗糖、異性化糖、果糖、人工甘味料等が用いられてきた。しかし、これらは高カロリーであるか、甘味プロファイルが天然糖とは異なり後味に不快感を与える場合がある。
【0003】
希少糖の一種であるアロースは、蔗糖の約70%の甘味度を有しながらほぼゼロカロリーであり、酸性条件下における加水分解や褐変が少なく、天然糖に近いクリーンな甘味を付与できることから、飲料用途への適用が期待されている。
【0004】
また、アロースは様々な生理機能が報告されており、飲食品用の生理機能付与剤として使用することができる。抗肥満作用として、動物実験において食欲抑制や脂肪組織重量の減少が示されているほか、AMPKα2やホルモン感受性リパーゼの発現促進による脂肪酸酸化の亢進が確認されている。また、抗高血糖作用として、腸管α-グルコシダーゼ阻害による食後血糖上昇抑制効果や、ヒトを対象とした臨床試験で食後血糖値・インスリン応答の低減が報告されている。さらに、抗炎症作用、抗酸化作用および神経保護作用、さらには抗がん作用など多岐にわたる機能が示唆されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、アロースを含有し、風味が良好な飲料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の特定の組成のアロース含有飲料は、風味が良好であることを見出し、本発明を完成させた。
【0007】
本発明の具体的な実施態様は、例えば以下のものが挙げられるが、それらに限定されない。
[1]
アロース、並びに、
必要に応じて酸味料、香料、着色料、保存料、pH調整剤、栄養成分、水、及びアロース以外の甘味料からなる群より選ばれる少なくとも1つ
を含有する、飲料。
[2]
アロースの配合量が飲料全量に対して0.1~20質量%である、[1]に記載の飲料。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の好適な実施形態を具体的に示す。
【0009】
本明細書中、「アロース」は、特に断りがない限り、D-アロース(D-Allose)(CAS番号:2595-97-3)を表す。
【0010】
本発明の飲料は、アロース、並びに、
任意成分として、必要に応じて、酸味料、香料、着色料、保存料、pH調整剤、栄養成分、水、アロース以外の甘味料、流動性改善剤、増粘剤、乳化剤、コロイド安定剤、クラウディング剤、機能性付与成分、香味改良剤、沈澱防止剤及び安定化剤からなる群より選ばれる少なくとも1つを含有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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