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公開番号2025125556
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2025064097,2024021261
出願日2025-04-09,2024-02-15
発明の名称情報処理装置及び情報処理方法
出願人KDDI株式会社
代理人弁理士法人創光国際特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250820BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】停電により電力が供給されなくなった基地局が端末と通信可能な状態を延長できるようにする。
【解決手段】情報処理装置1は、無線通信に係る複数の基地局2それぞれに設けられている基地局2に電力を供給可能な蓄電池3の蓄電残量を示す蓄電残量情報を参照し、蓄電残量が所定の閾値を下回る蓄電池3に対応する基地局2である第1基地局2Aを特定する第1特定部132と、複数の基地局2それぞれの位置を示す基地局位置情報と、蓄電残量情報とに基づいて、第1基地局2Aに対して無線給電可能な基地局2である第2基地局2Bを特定する第2特定部133と、第2基地局2Bから第1基地局2Aへの給電を制御する指示部134と、を有する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
無線通信に係る複数の基地局それぞれに設けられている前記基地局に電力を供給可能な蓄電池の蓄電残量を示す蓄電残量情報を参照し、蓄電残量が所定の閾値を下回る蓄電池に対応する基地局である第1基地局を特定する第1特定部と、
複数の基地局それぞれの位置を示す基地局位置情報と、前記蓄電残量情報とに基づいて、前記第1基地局に対して給電可能な基地局である第2基地局を特定する第2特定部と、
前記第2特定部が特定した前記第2基地局から前記第1基地局への給電を制御する指示部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記指示部は、前記第2基地局と前記第1基地局とが、給電を行うための有線の電路で接続されている場合、前記第2基地局に、前記第1基地局に対して有線により給電を行うことを指示する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記指示部は、前記第2基地局と前記第1基地局とが、無線給電するためのアンテナを有している場合、前記第2基地局に、前記第1基地局に対して無線により給電を行うことを指示する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記指示部は、前記第2基地局に蓄電されている電力を前記第1基地局へ給電可能な飛行体に前記第1基地局に対して給電を行うことを指示する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記指示部は、前記第2基地局に対応し、前記第2基地局における余剰電力が蓄電される前記飛行体が設けられている場合、前記飛行体に前記第1基地局に対して給電を行うことを指示する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記指示部は、前記第2基地局に蓄電されている電力を前記第1基地局へ給電可能な飛行体に対して前記1基地局に給電することを前記第2基地局に指示させることにより、前記第2基地局から前記第1基地局への給電を制御する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記指示部は、前記第2基地局に対応し、前記第2基地局における余剰電力が蓄電される前記飛行体が設けられている場合、当該飛行体に対して前記1基地局に給電することを前記第2基地局に指示させることにより、前記第2基地局から前記第1基地局への給電を制御する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
コンピュータが実行する、
無線通信に係る複数の基地局それぞれに設けられている前記基地局に電力を供給可能な蓄電池の蓄電残量を示す蓄電残量情報を参照し、蓄電残量が所定の閾値を下回る蓄電池に対応する基地局である第1基地局を特定するステップと、
複数の基地局それぞれの位置を示す基地局位置情報と、前記蓄電残量情報とに基づいて、前記第1基地局に対して給電可能な基地局である第2基地局を特定するステップと、
特定した前記第2基地局から前記第1基地局への給電を制御するステップと、
を有する情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、携帯端末の通信に係る基地局に蓄電池を設けておき、停電や災害によって基地局に障害が発生し、商用電源等から基地局に電力が供給できなくなった場合に、蓄電池から基地局に電力を供給する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-74631号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
災害により停電が発生し、電力が供給されなくなった基地局において、ユーザが携帯端末を用いて安否の確認をすることがある。このため、当該基地局が携帯端末と通信可能な状態をできるだけ長くすることが望まれている。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、停電により電力が供給されなくなった基地局が端末と通信可能な状態を延長できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、無線通信に係る複数の基地局それぞれに設けられている前記基地局に電力を供給可能な蓄電池の蓄電残量を示す蓄電残量情報を参照し、蓄電残量が所定の閾値を下回る蓄電池に対応する基地局である第1基地局を特定する第1特定部と、複数の基地局それぞれの位置を示す基地局位置情報と、前記蓄電残量情報とに基づいて、前記第1基地局に対して給電可能な基地局である第2基地局を特定する第2特定部と、前記第2特定部が特定した前記第2基地局から前記第1基地局への給電を制御する指示部と、を有する。
【0007】
前記指示部は、前記第2基地局と前記第1基地局とが、給電を行うための有線の電路で接続されている場合、前記第2基地局に、前記第1基地局に対して有線により給電を行うことを指示してもよい。
【0008】
前記指示部は、前記第2基地局と前記第1基地局とが、無線給電するためのアンテナを有している場合、前記第2基地局に、前記第1基地局に対して無線により給電を行うことを指示してもよい。
【0009】
前記指示部は、前記第2基地局に蓄電されている電力を前記第1基地局へ給電可能な飛行体に前記第1基地局に対して給電を行うことを指示してもよい。
【0010】
前記指示部は、前記第2基地局に対応し、前記第2基地局における余剰電力が蓄電される前記飛行体が設けられている場合、前記飛行体に前記第1基地局に対して給電を行うことを指示してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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