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公開番号2025125567
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-28
出願番号2024019098
出願日2024-02-13
発明の名称ネッククーラー
出願人エレス株式会社
代理人個人
主分類A61F 7/00 20060101AFI20250821BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】接触している首の部分以外も冷却可能とし、かつ急速に涼しさが得られ、冷却できる持続時間をより長くすることが可能なネッククーラーを提供する。
【解決手段】人体の首に装着できるリング形状の本体部102と、本体部102の端部に接続される冷却ユニット106と、を備えるネッククーラー100であって、本体部102は、人体の体温により固相から液相に相変化を引き起こす相変化部材110と、相変化部材110を収納する外装108と、を備え、冷却ユニット106は、電気エネルギーにより熱輸送を可能とし、本体部102に対して熱輸送の方向の調整が自在で、かつ脱着が可能とされている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
人体の首に装着できるリング形状の本体部と、該本体部の端部に接続される冷却ユニットと、を備えるネッククーラーであって、
前記本体部は、蓄熱技術を利用した蓄熱部材と、該蓄熱部材を収納する外装と、を備え、
前記冷却ユニットは、電気エネルギーにより熱輸送を可能とし、前記本体部に対して該熱輸送の方向の調整が自在とされている
ことを特徴とするネッククーラー。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記冷却ユニットは、前記本体部と脱着が可能とされている
ことを特徴とするネッククーラー。
【請求項3】
請求項1において、
前記蓄熱部材は、前記人体の体温により固相から液相に相変化を引き起こす相変化部材
とされている
ことを特徴とするネッククーラー。
【請求項4】
請求項1において、
前記冷却ユニットは、送風モーターを備える
ことを特徴とするネッククーラー。
【請求項5】
請求項1において、
前記冷却ユニットは、更に、前記人体の状況を検出するセンサ、前記蓄熱部材の変化を検出するセンサ、あるいは外気の温度を検出するセンサのうちのいずれかを備え、該センサの出力に応じて、前記熱輸送の量の増減を可能とする
ことを特徴とするネッククーラー。
【請求項6】
請求項5において、
前記冷却ユニットは、更に、前記センサの出力を反映可能な出力部を備える
ことを特徴とするネッククーラー。
【請求項7】
請求項1において、更に、
前記本体部は温度表示機能を有する
ことを特徴とするネッククーラー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ネッククーラーに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年の夏は、真夏日が多く、かつ、新型肺炎の影響でマスクを着用していることで呼吸による熱放出が阻害されてしまったり、マスクをしていることにより喉の渇きを感じない等が原因で、屋内にいても熱中症にかかってしまったりする場合が増大している。
【0003】
そこで、特許文献1に示すような、首を冷却するネッククーラーの需要が近年高まっている。このネッククーラーでは、人体の体温によって固相から液相に変化する相変化部材の相変化によって生じる冷却効果によって、首回りを効率的に冷却することが可能となっている。このネッククーラーでは、電力が不要であり、繰り返し何度でも使用でき、一般的な保冷剤で生じる結露がしにくく、直接肌に当たっても刺激が少ない。更に、人体に有害な物質が含まれないので、安心して使用することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-21963号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1で示すようなネッククーラーでは、冷却されるのは接触している首の部分だけであり、それ以外を冷却することはできない。また、人体の体温域での相変化で冷却することから、急速な涼しさを得ることも難しく、かつ体温や気温が暑いとその分、冷却できる持続時間も短くなってしまっている。
【0006】
そこで、本発明は、前記問題点を解決するべくなされたもので、接触している首の部分以外も冷却可能とし、かつ急速に涼しさが得られ、冷却できる持続時間をより長くすることが可能なネッククーラーを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、人体の首に装着できるリング形状の本体部と、該本体部の端部に接続される冷却ユニットと、を備えるネッククーラーであって、前記本体部が、蓄熱技術を利用した
蓄熱部材(例えば、相変化部材など)と、該蓄熱部材を収納する外装と、を備え、前記冷却ユニットが、電気エネルギーにより熱輸送を可能とし、前記本体部に対して取付方向の調整が自在とされたことにより、前記課題を解決したものである。
【0008】
本発明では、ネッククーラーが本体部の端部に接続される冷却ユニットを備える。このとき、冷却ユニットが、電気エネルギーにより熱輸送を可能とし、本体部に対して熱輸送の方向の調整が自在で、かつ脱着が可能とされている。このため、蓄熱技術を利用した蓄熱部材(例えば、相変化部材など)を収納する本体部の接触する首の部分以外に対しても、冷却ユニットで熱輸送を可能としている。また、冷却ユニットは電気エネルギーで、熱輸送を可能とすることから、電気エネルギーにより急速な熱輸送やその持続時間の長期化も可能となる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、接触している首の部分以外も冷却可能とし、かつ急速に涼しさが得られ、冷却できる持続時間をより長くすることが可能なネッククーラーを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係るネッククーラーを示す模式図(正面図(A)、背面図(B))
図1のネッククーラーの側面図
図1のネッククーラーを示す模式図(上面図(A)、下面図(B))
図1のネッククーラーのボールジョイントのソケット部を示す図(螺合部とホールド部の側面図(A)、ナット部(B)、螺合部とホールド部の下面図(C))
図1のネッククーラーの冷却ユニットの側面図
図5の冷却ユニットのブロック図
本発明の第2実施形態に係るネッククーラーの冷却ユニットのブロック図
本発明の第3実施形態に係るネッククーラーの冷却ユニットのブロック図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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