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公開番号
2025127329
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024024005
出願日
2024-02-20
発明の名称
発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法。
出願人
株式会社カネカ
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
C08J
9/18 20060101AFI20250825BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】粒子径の均一性に優れ、かつ経日でのセル斑の発生が抑制された発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を提供し得る、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の新規の製造方法を提供すること。
【解決手段】水、種樹脂、造核剤B、重合開始剤およびスチレン系単量体を含む水性懸濁液中にて、スチレン系単量体を重合する重合工程を含み、種樹脂は、基材樹脂と造核剤Aとを含む、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法、とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
水、種樹脂、造核剤B、重合開始剤およびスチレン系単量体を含む水性懸濁液中にて、前記スチレン系単量体を重合する重合工程を含み、
前記種樹脂は、基材樹脂と、前記造核剤Bとは異なる造核剤Aと、を含む、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記種樹脂における前記造核剤Aの含有量は、前記基材樹脂100重量部に対して、0.05重量部~0.33重量部である、請求項1に記載の発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法。
【請求項3】
前記造核剤Bの使用量は、前記種樹脂の使用量および前記スチレン系単量体の使用量の合計量100重量部に対して、0.05重量部~0.50重量部である、請求項1または2に記載の発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法。
【請求項4】
前記造核剤Aはアクリル系樹脂を含む、請求項1または2に記載の発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法。
【請求項5】
前記造核剤Bはエチレンビスステアリン酸アミドおよび/またはポリエチレンワックスを含む、請求項1または2に記載の発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法。に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ポリスチレン系発泡粒子はクッションビーズ、軽量骨材用途、および美麗性の求められる成形体などに使用されている。
【0003】
ポリスチレン系発泡粒子の原料である発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、またはその製造方法としてとして、様々な技術が開発されている(例えば、特許文献1および2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平03-166239号公報
特開2022-144234号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述のような従来技術は、製造からしばらく経過した発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を発泡および成形してなるポリスチレン系発泡成形体においてセル斑(セル荒れ)が発生する場合があり、さらなる改善の余地があった。また、粒子径の均一性に優れる発泡性ポリスチレン系樹脂粒子が求められる場合もある。
【0006】
本発明の一実施形態は、前記問題点に鑑みなされたものである。本発明の一実施形態の目的は、粒子径の均一性に優れる発泡性ポリスチレン系樹脂粒子であり、かつ製造からしばらく経過した後であってもセル斑の発生が抑制されたポリスチレン系発泡成形体を提供し得る発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、を提供することができる、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の新規の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、前記課題を解決するため鋭意検討した結果、本発明を完成させるに至った。
【0008】
すなわち本発明の一実施形態は、以下の構成を含むものである。
【0009】
〔1〕水、種樹脂、造核剤B、重合開始剤およびスチレン系単量体を含む水性懸濁液中にて、前記スチレン系単量体を重合する重合工程を含み、
前記種樹脂は、基材樹脂と、前記造核剤Bとは異なる造核剤Aと、を含む、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法。
【0010】
〔2〕前記種樹脂における前記造核剤Aの含有量は、前記基材樹脂100重量部に対して、0.05重量部~0.33重量部である、〔1〕に記載の発泡性ポリスチレン系樹脂粒子の製造方法。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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