TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025128681
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025489
出願日2024-02-22
発明の名称荷台装置
出願人新菱冷熱工業株式会社,ユアサ商事株式会社,協栄産業株式会社
代理人個人
主分類B66F 9/06 20060101AFI20250827BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】建築資材の昇降作業時の安全性を高めると共に昇降作業の手間を軽減して省力化を図る。
【解決手段】
本発明は、建築資材5を高所に吊り込む時に使用される昇降装置50に設置可能な荷台装置1であって、昇降装置50に取り付けられるベース部2と、ベース部2上においてベース部2に対して水平方向にスライド可能に設けられ、建築資材5を搭載可能なスライド部3と、スライド部3に搭載された建築資材の固定及び固定解除の操作を遠隔制御によって可能なロック機構31と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建築資材を高所に吊り込む時に使用される昇降装置に設置可能な荷台装置であって、
前記昇降装置に取り付けられるベース部と、
該ベース部上において該ベース部に対して水平方向にスライド可能に設けられ、前記建築資材を搭載可能なスライド部と、
前記スライド部に搭載された前記建築資材の固定及び固定解除の操作を遠隔制御によって可能なロック機構と、
を備えることを特徴とする荷台装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記スライド部の水平方向へのスライド動作を可能とするボールベアリングと、
前記スライド部の水平方向へのスライド長を規制するスライド規制部と、
前記スライド部のスライド動作を不能にするスライドロック部と、
前記ベース部に対する前記スライド部の浮き上がりを防止する浮き上がり防止部と、
を備える請求項1に記載の荷台装置。
【請求項3】
前記ロック機構は、
前記建築資材に巻き付けられるベルトを電動で巻取り可能な巻取り部と、
前記巻取り部から手動で引き延ばされて前記建築資材に巻き付けられた前記ベルトの先端部に係止可能なロック部と、
前記巻取り部に対する前記ベルトの固定及び固定解除と前記ロック部に対する前記ベルトの先端部の固定及び固定解除の各動作をそれぞれ遠隔操作で可能にする制御部と、
を備える請求項1に記載の荷台装置。
【請求項4】
前記ロック部に対する前記ベルトの先端部の固定時には、前記ロック部は水平姿勢に保持され、前記ロック部に対する前記ベルトの先端部の固定解除時には、前記ロック部は水平姿勢から上方に60度回転した位置に保持される請求項3に記載の荷台装置。
【請求項5】
前記建築資材は、建築設備用の配管材やダクト材を含む長尺物であり、
前記スライド部には、前記長尺物の長手方向に直交する方向に沿って所定間隔で該長尺物の転がり防止用のガイド部が突設され、
前記ベース部の周囲には、前記長尺物の落下防止用の突出部が設けられている請求項1~4のいずれかの請求項に記載の荷台装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建築資材を高所に吊り込む時に使用される昇降装置に設置可能な荷台装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、機器や配管材、ダクト等の建築資材を高所に吊り込む作業を行う場合、電動式若しくはガスボンベ式の昇降装置(アッパー)が使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-211495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記した従来の昇降装置では、配管材等の建築資材を高所へ吊り込む作業を行う際、配管材等の丸い形状のものは不安定であるため、配管材等が転がることによって昇降装置から落下したり、或いは、搭載した配管材等の重量の偏りによって昇降装置が転倒したりする危険性がある。
【0005】
また、配管材等の接続作業時に芯ずれが生じた場合、配管材等の搭載位置の微調整のために何度も配管材等を昇降させる必要があり、その分作業に手間が掛かるという問題もある。
【0006】
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、建築資材の吊り込み作業時の安全性を高めると共に、吊り込み作業の手間を軽減して省力化を図ることのできる荷台装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した目的を達成するため、本発明は、建築資材を高所に吊り込む時に使用される昇降装置に設置可能な荷台装置であって、前記昇降装置に取り付けられるベース部と、該ベース部上において該ベース部に対して水平方向にスライド可能に設けられ、前記建築資材を搭載可能なスライド部と、前記スライド部に搭載された前記建築資材の固定及び固定解除の操作を遠隔制御によって可能なロック機構と、を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明に係る荷台装置において、前記スライド部の水平方向へのスライド動作を可能とするボールベアリングと、前記スライド部の水平方向へのスライド長を規制するスライド規制部と、前記スライド部のスライド動作を不能にするスライドロック部と、前記ベース部に対する前記スライド部の浮き上がりを防止する浮き上がり防止部と、を備えるのが好ましい。
【0009】
本発明に係る荷台装置において、前記ロック機構は、前記建築資材に巻き付けられるベルトを電動で巻取り可能な巻取り部と、前記巻取り部から手動で引き延ばされて前記建築資材に巻き付けられた前記ベルトの先端部に係止可能なロック部と、前記巻取り部に対する前記ベルトの固定及び固定解除と前記ロック部に対する前記ベルトの先端部の固定及び固定解除の各動作をそれぞれ遠隔操作で可能にする制御部と、を備えるのが好ましい。
【0010】
本発明に係る荷台装置において、前記ロック部に対する前記ベルトの先端部の固定時には、前記ロック部は水平姿勢に保持され、前記ロック部に対する前記ベルトの先端部の固定解除時には、前記ロック部は水平姿勢から上方に60度回転した位置に保持されるのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

新菱冷熱工業株式会社
荷台装置
3日前
新菱冷熱工業株式会社
ユニット処理システム
4日前
個人
自走手摺
1か月前
個人
懸吊装置
12か月前
ユニパルス株式会社
吊具
3か月前
個人
海上コンテナ昇降装置
8か月前
ユニパルス株式会社
荷役装置
8か月前
ユニパルス株式会社
吊具装置
9か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
8か月前
株式会社いうら
車椅子用昇降機
1か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
9か月前
ユニパルス株式会社
リフト装置
3か月前
水戸工業株式会社
吊り具
5か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
7か月前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
4か月前
愛知製鋼株式会社
受け架台
15日前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
1か月前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
3か月前
株式会社大林組
安全支援システム
8日前
株式会社伊藤
滑り止め装置
1か月前
白山工業株式会社
バランサ
5か月前
大栄産業株式会社
クランプ
3か月前
株式会社ユピテル
システム等
4か月前
個人
建築部材の吊り上げ装置
10か月前
株式会社キトー
タイヤ用吊具
4か月前
株式会社五十鈴製作所
搬送装置
3か月前
株式会社大林組
養生方法
11か月前
フジテック株式会社
エレベータ
7か月前
大和ハウス工業株式会社
吊上具
24日前
株式会社豊田自動織機
フォークリフト
6か月前
新英運輸株式会社
自動車用台車
4か月前
株式会社キトー
吊具
11か月前
株式会社タダノ
高所作業車
11か月前
白山工業株式会社
腕重量補償機構
11か月前
有限会社サエキ
玉掛用器具
8か月前
中坪造園有限会社
吊り荷降ろし具
3か月前
続きを見る