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公開番号2025130110
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024027061
出願日2024-02-27
発明の名称睡眠制御システム
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類A61M 21/02 20060101AFI20250901BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】対象者の睡眠の質を向上することができる。
【解決手段】建物1内が対象者の睡眠に適した環境となるように、建物1内の環境を調整可能な環境設備20Aを動作させる睡眠制御を実行することができる睡眠制御部と、対象者の起床時刻を推定する起床時間推定部と、起床時刻から、起床後の対象者の身体が睡眠に適した睡眠準備状態となるまでの推定期間である第一期間の経過後の時刻を第一時刻として設定する第一時刻設定部と、第一時刻において、睡眠制御を開始する制御を実行可能である制御開始タイミング決定部と、を具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建物内が対象者の睡眠に適した環境となるように、前記建物内の環境を調整可能な環境設備を動作させる睡眠制御を実行することができる睡眠制御部と、
前記対象者の起床時刻を推定する起床時間推定部と、
前記起床時刻から、起床後の前記対象者の身体が睡眠に適した睡眠準備状態となるまでの推定期間である第一期間の経過後の時刻を第一時刻として設定する第一時刻設定部と、
前記第一時刻において、前記睡眠制御を開始する制御を実行可能である制御開始タイミング決定部と、
を具備する睡眠制御システム。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記環境設備の動作情報を取得する環境動作情報取得部を具備し、
前記起床時間推定部は、
前記環境動作情報取得部が取得した前記環境設備の動作情報に基づいて、前記対象者の前記起床時刻を推定する、
請求項1に記載の睡眠制御システム。
【請求項3】
前記睡眠制御部は、
少なくとも、前記建物のうち前記対象者が就寝する第一の部屋とは異なる第二の部屋の前記環境設備を、前記睡眠制御において動作させる、
請求項1に記載の睡眠制御システム。
【請求項4】
前記対象者の覚醒を促す覚醒行動を推定可能な覚醒行動検出部を具備し、
前記制御開始タイミング決定部は、
前記第一時刻において、前記覚醒行動検出部による前記覚醒行動の検出がされない場合は、前記第一時刻に前記睡眠制御を開始し、前記第一時刻において、前記覚醒行動検出部による前記覚醒行動の検出がされた場合は、前記睡眠制御の開始のタイミングを前記第一時刻よりも後に遅らせる、
請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の睡眠制御システム。
【請求項5】
前記制御開始タイミング決定部は、
前記覚醒行動検出部による前記覚醒行動の検出がされている間、前記睡眠制御の開始のタイミングを遅らせる、
請求項4に記載の睡眠制御システム。
【請求項6】
前記対象者の前記覚醒行動に使用される覚醒設備の動作情報を取得する覚醒動作情報取得部を具備し、
前記覚醒行動検出部は、
前記覚醒動作情報取得部が取得した前記覚醒設備の動作情報に基づいて、前記対象者の前記覚醒行動を推定する、
請求項4に記載の睡眠制御システム。
【請求項7】
前記対象者の翌日の起床時刻である翌日起床時刻を設定可能な翌日起床時刻設定部と、
前記翌日起床時刻から、前記対象者の睡眠時間に相当する期間を含む第二期間分遡った時刻を第二時刻として設定する第二時刻設定部と、
を具備し、
前記制御開始タイミング決定部は、
前記第二時刻において、前記覚醒行動検出部による前記覚醒行動の検出結果に関わらず、前記睡眠制御を開始する、
請求項4に記載の睡眠制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物内が対象者の睡眠に適した環境となるような制御を行うことができる睡眠制御システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、睡眠中の対象者にとって快適な環境となるように、建物内の設備の制御を行う技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、利用者(対象者)の睡眠深度を判定し、睡眠深度の判定結果に基づいて、寝床内温度や寝室の室温等の睡眠環境温度を制御する睡眠環境温度制御装置が記載されている。上記特許文献1に記載された発明では、対象者の睡眠中に、寝室の温度等を快適に制御することができる。
【0004】
ここで、就寝前であって、対象者の身体が睡眠の準備を始めるタイミング(例えばメラトニンが分泌されるタイミング)の室内の環境が睡眠に適していない場合、対象者の寝つきが悪くなり、睡眠の質が低下することが想定される。このため、対象者の睡眠の質を向上させる観点から、更なる改善が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-24628公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、対象者の睡眠の質を向上することができる睡眠制御システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、建物内が対象者の睡眠に適した環境となるように、前記建物内の環境を調整可能な環境設備を動作させる睡眠制御を実行することができる睡眠制御部と、前記対象者の起床時刻を推定する起床時間推定部と、前記起床時刻から、起床後の前記対象者の身体が睡眠に適した睡眠準備状態となるまでの推定期間である第一期間の経過後の時刻を第一時刻として設定する第一時刻設定部と、前記第一時刻において、前記睡眠制御を開始する制御を実行可能である制御開始タイミング決定部と、を具備するものである。
【0009】
請求項2においては、前記環境設備の動作情報を取得する環境動作情報取得部を具備し、前記起床時間推定部は、前記環境動作情報取得部が取得した前記環境設備の動作情報に基づいて、前記対象者の前記起床時刻を推定するものである。
【0010】
請求項3においては、前記睡眠制御部は、少なくとも、前記建物のうち前記対象者が就寝する第一の部屋とは異なる第二の部屋の前記環境設備を、前記睡眠制御において動作させるものである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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