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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025134380
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024032258
出願日
2024-03-04
発明の名称
監視装置、監視方法及びプログラム
出願人
日本製鉄株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20250909BHJP(計算;計数)
要約
【課題】不要な画像処理及び画像蓄積を軽減する監視装置、監視方法及びプログラムを提供することである。
【解決手段】監視システム10において、監視装置は、カメラによって撮像された画像データを画像を取得する取得部と、学習画像と当該学習画像における所定の特徴物の是非を示す正解ラベルとから構成される学習データセットによって予め学習された機械学習モデルを使って、前記画像内に設備などの所定の特徴物を認識すると、前記画像から監視対象の可視煙の発生などの異常検出を実行する検出部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
画像を取得する取得部と、
前記画像内に所定の特徴物を認識すると、前記画像から監視対象の異常検出を実行する検出部と、
を有する、監視装置。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記検出部は、特徴物検出モデルを利用して、前記画像に前記所定の特徴物が認識されているか判定する、請求項1に記載の監視装置。
【請求項3】
前記検出部は、前記特徴物検出モデルを利用して、前記画像に前記所定の特徴物が認識されていないと判定すると、前記異常検出を停止する、請求項2に記載の監視装置。
【請求項4】
前記特徴物検出モデルは、学習画像と、前記学習画像における前記所定の特徴物の認識の是非を示す正解ラベルとから構成される第1の学習データセットを利用して学習される、請求項2に記載の監視装置。
【請求項5】
前記所定の特徴物は所定の設備であり、前記異常検出は煙排出設備からの発煙であり、
前記検出部は、発煙検出モデルを利用して、前記画像に撮像された煙排出設備からの発煙の有無又は発煙のレベルを検出する、請求項1に記載の監視装置。
【請求項6】
前記発煙検出モデルは、学習画像と、前記学習画像における発煙状態を示す正解ラベルとから構成される第2の学習データセットを利用して学習される、請求項5に記載の監視装置。
【請求項7】
前記検出部は、前記検出された所定の設備の位置に基づいて、前記画像から1つ以上の監視エリアを抽出する、請求項5に記載の監視装置。
【請求項8】
前記検出部は、各監視エリアに対応する発煙検出モデルを利用して、各監視エリアにおける発煙の有無又は発煙のレベルを検出する、請求項5に記載の監視装置。
【請求項9】
前記監視エリアは、通知エリアを含み、
前記通知エリアにおいて発煙を検出すると、前記検出部は、発煙通知処理を実行する、請求項7に記載の監視装置。
【請求項10】
前記監視エリアはさらに、煙排出設備に対応する発煙エリアを含み、
前記通知エリアと前記発煙エリアとの双方において発煙を検出すると、前記検出部は、前記発煙エリアに対応する前記煙排出設備を示す発煙通知処理を実行する、請求項9に記載の監視装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、監視装置、監視方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
製鉄所では、コークス炉や製鋼転炉などの各種設備から排出される排ガスに対して、排出基準を満たすように処理を施してから排出している。しかしながら、炉の損傷や未燃ガスによって可視煙が発生することがある。環境配慮の観点から可視煙の発生を直ちに検知し、発生防止措置や再発防止措置を行うことが重要である。
【0003】
従来、人手による目視監視や録画監視による映像監視を行っていた。しかしながら、可視煙の見逃し、前日監視の確認によって発煙確認から関係者への連絡まで時間がかかりうるという問題がある。また、可視煙の発生防止措置を施すには、発煙場所を検出することが重要である。発煙場所と発煙日時とを関係者に連絡することによって、発煙設備の流量調整や次タイミングの操業炉の変更などの操業調整を実行して発煙発生を抑制し、発煙実績の傾向分析による未然防止を実施しうる。このような背景の下、カメラによって撮像された画像を利用した発煙検知技術が提案されてきた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-124064号公報
特開2014-102645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
画像処理によって発煙などの異常を検出する際、日没や雨天時に誤検知が発生しうる。このような誤検知を抑制するとともに、画像処理が困難である日没や雨天時などに撮像された不要な画像の蓄積を抑制し、画像処理及び画像蓄積に係る負荷を軽減するための技術が望まれうる。
【0006】
本開示の1つの課題は、不要な画像処理及び画像蓄積を軽減するための技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、画像を取得する取得部と、前記画像内に所定の特徴物を認識すると、前記画像から監視対象の異常検出を実行する検出部と、を有する、監視装置に関する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、不要な画像処理及び画像蓄積を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の一実施形態による異常検出を示す概略図である。
図2は、本開示の一実施形態による撮像画像を示す概略図である。
図3は、本開示の一実施形態による機械学習モデルを利用した監視装置を示す概略図である。
図4は、本開示の一実施形態による監視装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図5は、本開示の一実施形態による監視装置の機能構成を示すブロック図である。
図6は、本開示の一実施形態による特徴物検出モデルを示す図である。
図7は、本開示の一実施形態による監視エリア画像の抽出処理を示す図である。
図8は、本開示の一実施形態による発煙検出モデルを示す図である。
図9は、本開示の一実施形態による監視処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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