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公開番号2025139602
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024038521
出願日2024-03-13
発明の名称吊り治具
出願人株式会社奥村組
代理人弁理士法人翔和国際特許事務所
主分類B66C 1/10 20060101AFI20250919BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】フレコンバッグを運搬するための玉掛け作業を無人で行うこと。
【解決手段】収納容器を吊り上げるための吊り治具であって、収納容器は、一対のひも状の持ち手を有し、両端に留め金具が設けられ、収納容器の一対の持ち手の間の長さに対応する長さの竿と、留め金具に一端が締結された等しい長さの2本のワイヤーと、2本のワイヤーの他端が締結された磁性体リングと、竿の両端に、留め金具に対して反対方向に向けて設けられ、収納容器の持ち手を吊り下げるための吊り金具と、を備えた。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
収納容器を吊り上げるための吊り治具であって、前記収納容器は、一対のひも状の持ち手を有し、
両端に留め金具が設けられ、前記収納容器の一対の前記持ち手の間の長さに対応する長さの竿と、
前記留め金具に一端が締結された等しい長さの2本のワイヤーと、
2本の前記ワイヤーの他端が締結された磁性体リングと、
前記竿の両端に、前記留め金具に対して反対方向に向けて設けられ、前記収納容器の前記持ち手を吊り下げるための吊り金具と、
を備えた吊り治具。
続きを表示(約 46 文字)【請求項2】
前記竿は、ステンレス製のH鋼である請求項1に記載の吊り治具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、吊り治具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
上記技術分野において、特許文献1には、フレコンバッグが倒れたり変形したりしないように、上部にある複数の肩紐を介してフレコンバッグの吊り支えに必要な所定の高さに吊り上げることのできる吊り上げ治具が開示されている(同文献段落[0013]等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-43771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、フレコンバッグを運搬するための玉掛け作業を無人で行うことができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明に係る吊り治具は、
収納容器を吊り上げるための吊り治具であって、前記収納容器は、一対のひも状の持ち手を有し、
両端に留め金具が設けられ、前記収納容器の一対の前記持ち手の間の長さに対応する長さの竿と、
前記留め金具に一端が締結された等しい長さの2本のワイヤーと、
2本の前記ワイヤーの他端が締結された磁性体リングと、
前記竿の両端に、前記留め金具に対して反対方向に向けて設けられ、前記収納容器の前記持ち手を吊り下げるための吊り金具と、
を備えた。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、フレコンバッグを運搬するための玉掛け作業を無人で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の好ましい実施形態に係る吊り治具により吊り上げられる収納容器としてのフレコンバッグを説明するための斜視図である。
本発明の好ましい実施形態に係る吊り治具の全体構成を説明するための図である。
本発明の好ましい実施形態に係る吊り治具を吊り上げるための玉掛けフックを説明するためのフックの(a)開状態、(b)閉状態を示す図である。
本発明の好ましい実施形態に係る吊り治具の吊り上げ前の状態を示す図である。
本発明の好ましい実施形態に係る吊り治具の吊り上げ状態を示す図である。
本発明の好ましい実施形態に係る吊り治具の竿の構成を説明するための(a)側面図、(b)正面図、(c)上面図である。
本発明の好ましい実施形態に係る吊り治具を用いた収納容器の運搬について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
【0009】
本発明の好ましい実施形態に係る吊り治具について、図1~図7を用いて説明する。まず、放射性物質を含む廃棄物などは、対向する位置に持ち手が取り付けられた収納容器に収納され、所定の保管場所へ運搬され、貯蔵される。収納容器に収納された廃棄物は、特定廃棄物を集積する処分場の中間貯蔵施設へ運搬される。中間貯蔵施設へ運搬された収納容器は、持ち手部分を玉掛けされてクレーンにて吊り上げられ、処分場の保管場所において端から整列して並べられる。
【0010】
これまで、収納容器を整列させる場合には、まず、ダンプトラックの荷台に載せられた収納容器を作業員が人力で玉掛けを行い、クレーンで吊り上げて、所定位置まで移動をさせる。そして、クレーンの下で、収納容器が宙づりの状態で、人力で所定位置に押し込み、押し込まれた位置を保ったままクレーンから降ろして、玉掛けを外す手順で行われていた。このような手順では、放射性物質を含む廃棄物に、作業員が長時間近接して作業を行わなければならないため、作業員が被ばくするなど、危険を伴う作業となっていた。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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