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公開番号2025139882
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024038962
出願日2024-03-13
発明の名称情報処理装置及び情報処理方法
出願人株式会社日立製作所
代理人藤央弁理士法人
主分類G06F 16/909 20190101AFI20250919BHJP(計算;計数)
要約【課題】データに対応する位置を、コスト及び工数の増大を抑制しつつ付与する。
【解決手段】情報処理装置は、登録済みデータと、登録済みデータに対応する位置を示す情報と、を保持し、登録対象データと、登録対象データと少なくとも一部の位置を共有する階層関係にある登録済みデータを示す情報と、を取得し、登録対象データと階層関係にある登録済みデータに対応する位置と、登録対象データと類似関係にある登録済みデータに対応する位置と、に基づいて、登録対象データに対応する位置を付与する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置であって、
プロセッサとメモリとを備え、
前記メモリは、登録済みデータと、前記登録済みデータに対応する位置を示す情報と、を保持し、
前記プロセッサは、
登録対象データを含むデータ登録依頼を受け付け、
前記登録対象データと少なくとも一部の位置を共有する階層関係にある登録済みデータを示す情報を取得し、
前記登録対象データと類似関係にある登録済みデータを、所定のアルゴリズムに基づいて特定し、
前記登録対象データと前記階層関係にある登録済みデータに対応する位置と、前記登録対象データと前記類似関係にある登録済みデータに対応する位置と、に基づいて、前記登録対象データに対応する位置を付与し、
前記登録対象データと、前記付与した位置と、前記登録対象データと前記階層関係にある登録済みデータを示す情報と、を前記メモリに格納する、情報処理装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記階層関係は、データ間の親子関係を含み、
前記プロセッサは、前記登録対象データの前記親子関係における親データである登録済みデータに対応する全ての位置を、前記登録対象データに付与する位置に含める、情報処理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記プロセッサは、前記登録対象データと前記階層関係にある登録済みデータを示す情報として、前記登録対象データと同じ対象物に関する登録済みデータとが前記親子関係にあることを示す情報を取得する、情報処理装置。
【請求項4】
請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記プロセッサは、前記登録対象データと前記階層関係にある登録済みデータを示す情報として、前記登録対象データを取得する機器を示すデータが前記親子関係において前記登録対象データの親データである、ことを示す情報を取得する、情報処理装置。
【請求項5】
請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記プロセッサは、
前記登録対象データに対して、所定のアルゴリズムに基づいて分析処理を実行することで、前記登録対象データから新たな登録対象データを生成し、
前記新たな登録対象データを、前記登録対象データの前記親子関係における子データに決定し、
前記登録対象データに付与した全ての位置を、前記新たな登録対象データに付与する位置に含め、
前記新たな登録対象データと、前記新たな登録対象データに付与した位置と、前記登録対象データと前記新たな登録対象データとの間の前記親子関係を示す情報と、を前記メモリに格納する、情報処理装置。
【請求項6】
請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記メモリは、前記登録済みデータ間の前記親子関係を示す情報を保持し、
前記プロセッサは、
編集対象の前記登録済みデータの位置を編集するための編集依頼を受け付け、
前記登録済みデータから、前記編集対象の登録済みデータの前記親子関係における子データを特定し、
前記編集対象の登録済みデータと、前記特定した子データと、の位置を、前記編集依頼に従って編集する、情報処理装置。
【請求項7】
請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記メモリは、前記登録済みデータ間の前記親子関係を示す情報を保持し、
前記プロセッサは、
第1登録済みデータが第2登録済みデータの前記親子関係における親データであることを、前記親子関係を示す情報に追加するための編集依頼を受け付け、
前記編集依頼に従って、前記親子関係を示す情報を編集し、
前記第1登録済みデータに対応する全ての位置を、前記第2登録済みデータに対応する位置に追加する、情報処理装置。
【請求項8】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記メモリは、前記階層関係にある前記登録済みデータの組み合わせを示す情報を保持し、
前記組み合わせにおいて登録済みデータに対応する少なくとも一部の位置が共有され、
前記プロセッサは、
前記登録対象データと前記類似関係にある前記組み合わせを、前記所定のアルゴリズムに基づいて特定し、
前記特定した組み合わせに含まれる登録済みデータそれぞれに対応する位置に基づいて、前記登録対象データに対応する位置を付与する、情報処理装置。
【請求項9】
請求項8に記載の情報処理装置であって、
前記プロセッサは、
前記階層関係にある前記登録済みデータの組み合わせそれぞれについて、前記登録対象データと、当該組み合わせに含まれる登録済みデータそれぞれと、の類似度を算出し、
前記算出した類似度に基づいて、前記登録対象データと前記類似関係にある前記組み合わせを特定する、情報処理装置。
【請求項10】
請求項8に記載の情報処理装置であって、
前記プロセッサは、
前記階層関係にある前記登録済みデータの組み合わせそれぞれについて、当該組み合わせに含まれるデータを集計して新たなデータを生成し、
前記登録対象データと、前記新たなデータと、の類似度を算出し、
前記算出した類似度に基づいて、前記登録対象データと前記類似関係にある前記組み合わせを特定する、情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
本発明の背景技術として、特開2017-44923号公報がある。この公報には、「プラント内の現実空間に設置または存在する3次元の絶対的な位置を表す位置情報を出力する複数の位置情報機器と、プラント内に配置されたそれぞれの設備を3次元のモデルで仮想的に表して仮想空間に配置し、位置情報機器が設置された位置を印した3次元プラントモデルに基づいて、設備および位置情報機器の現実の位置を管理する位置情報オーサリング装置と、を備える。」と記載されている(要約参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-44923号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術は、位置情報機器から設備に関する3次元の絶対的な位置を取得し、設備データ及び位置を登録するが、位置情報機器を設置するにはコストがかかる。また、仮に、データに対応する位置を手で入力すると工数が増大する。そこで、本発明の一態様は、データに対応する位置を、コスト及び工数の増大を抑制しつつ付与する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明の一態様は以下の構成を採用する。情報処理装置は、プロセッサとメモリとを備え、前記メモリは、登録済みデータと、前記登録済みデータに対応する位置を示す情報と、を保持し、前記プロセッサは、登録対象データを含むデータ登録依頼を受け付け、前記登録対象データと少なくとも一部の位置を共有する階層関係にある登録済みデータを示す情報を取得し、前記登録対象データと類似関係にある登録済みデータを、所定のアルゴリズムに基づいて特定し、前記登録対象データと前記階層関係にある登録済みデータに対応する位置と、前記登録対象データと前記類似関係にある登録済みデータに対応する位置と、に基づいて、前記登録対象データに対応する位置を付与し、前記登録対象データと、前記付与した位置と、前記登録対象データと前記階層関係にある登録済みデータを示す情報と、を前記メモリに格納する。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一態様によれば、データに対応する位置を、コスト及び工数の増大を抑制しつ付与することができる。
【0007】
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1におけるデータ管理システムの構成例を示すブロック図である。
実施例1におけるメタデータDB(DataBase)に格納されるメタデータのデータ構成例を示す図である。
実施例1における仮想空間DBに格納される仮想空間データのデータ構成例を示す図である。
実施例1における参加者DBに格納される参加者データのデータ構成例を示す図である。
実施例1におけるデータ間の階層関係の一例を示す説明図である。
実施例1におけるデータ間の階層関係の具体例を示す説明図である。
実施例1におけるデータ間の階層関係の具体例を示す説明図である。
実施例1におけるデータ間の階層関係の具体例を示す説明図である。
実施例1におけるデータ間の階層関係の具体例を示す説明図である。
実施例1におけるデータ登録処理の一例を示すフローチャートである。
実施例1における類似データ選択処理の一例を示すフローチャートである。
実施例1における階層的類似測定処理の一例を示す説明図である。
実施例1における階層的類似測定処理の一例を示す説明図である。
実施例1におけるデータ削除処理の一例を示すフローチャートである。
実施例1におけるデータ編集処理の一例を示すフローチャートである。
実施例1におけるクエリ入力画面の画面構成例を示す図である。
実施例1における検索結果表示画面の画面構成例を示す図である。
実施例1におけるデータ詳細表示画面の画面構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。本実施形態において、同一の構成には原則として同一の符号を付け、繰り返しの説明は省略する。なお、本実施形態は本発明を実現するための一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではないことに注意すべきである。
【実施例】
【0010】
図1は、データ管理システムの構成例を示すブロック図である。データ管理システムは、例えば、データ管理装置100と、参加者が利用する参加者端末200と、現場の作業員が利用する作業員端末300と、を含み、各参加者端末200と各作業員端末300は、インターネット等のネットワーク400を介してデータ管理装置100に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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