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公開番号2025144151
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-02
出願番号2024043790
出願日2024-03-19
発明の名称コンテンツ出力制御装置、コンテンツ出力制御方法、及びプログラム
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類A61B 5/16 20060101AFI20250925BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】移動体で使用されるコンテンツ出力装置から出力されているコンテンツが、移動体に搭乗している利用者の好みや気分にマッチしていない場合に、コンテンツ出力装置から出力するコンテンツを速やかに切り替える。
【解決手段】コンテンツ出力制御装置1は、生体情報に基づいて、利用者が、コンテンツ出力装置50a~50c,40,51a~51c,41から出力されているコンテンツに対する没入度合が低下したことを示す没入度合低下状態であることを認識する没入度合低下状態認識部12と、コンテンツ出力装置から第1コンテンツが出力されている間に、利用者が没入度合低下状態であることが認識された時に、コンテンツ出力装置から出力されるコンテンツを、第1コンテンツと異なる第2コンテンツに切り替えるコンテンツ切替処理を実行する出力コンテンツ切替部13と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
移動体に搭乗している利用者の生体情報を取得する生体情報取得部と、
前記生体情報に基づいて、前記利用者が、前記移動体で使用されるコンテンツ出力装置から出力されているコンテンツに対する没入度合が低下したことを示す没入度合低下状態であることを認識する没入度合低下状態認識部と、
前記コンテンツ出力装置から第1コンテンツが出力されている間に、前記没入度合低下状態認識部により前記利用者が前記没入度合低下状態であることが認識された時に、前記コンテンツ出力装置から出力されるコンテンツを、前記第1コンテンツと異なる第2コンテンツに切り替えるコンテンツ切替処理を実行する出力コンテンツ切替部と、
を備えるコンテンツ出力制御装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記出力コンテンツ切替部は、映像の前記第1コンテンツが前記コンテンツ出力から出力されている間に、前記没入度合低下状態認識部により前記利用者が前記没入度合低下状態であることが認識された時に、前記コンテンツ切替処理により、映像を出力せずに音のみを出力する前記第2コンテンツに切り替える
請求項1に記載のコンテンツ出力制御装置。
【請求項3】
前記出力コンテンツ切替部は、前記コンテンツ切替処理による前記第1コンテンツから前記第2コンテンツへの切り替えを、前記第1コンテンツのデータの出力が完了したタイミングで実行する
請求項1又は請求項2に記載のコンテンツ出力制御装置。
【請求項4】
前記生体情報取得部は、前記移動体に搭乗している複数の前記利用者の生体情報を個別に取得し、
没入度合低下状態認識部は、複数の前記利用者ごとに、前記生体情報取得部により取得された前記生体情報に基づいて、前記利用者が使用している前記コンテンツ出力装置から出力されているコンテンツに対する没入度合が低下していることを示す前記没入度合低下状態を認識し、
前記出力コンテンツ切替部は、複数の前記利用者ごとに、前記コンテンツ切替処理を実行する
請求項1又は請求項2に記載のコンテンツ出力制御装置。
【請求項5】
前記出力コンテンツ切替部は、前記コンテンツ切替処理を実行した後も、前記没入度合低下状態認識部により前記没入度合低下状態が認識される状況が継続する場合に、前記利用者により使用される利用者スピーカーから所定の応答要求音声を出力し、前記利用者により使用される利用者マイクに前記応答要求音声に対する応答音声が入力されたときに、前記コンテンツ出力装置から出力するコンテンツを、前記応答音声に基づく第3コンテンツに切り替える
請求項1又は請求項2に記載のコンテンツ出力制御装置。
【請求項6】
前記出力コンテンツ切替部は、前記応答要求音声を出力した時点から所定時間以内に、前記利用者マイクに前記応答音声が入力されなかった場合に、前記移動体の運転者により使用される運転者スピーカーから、所定の対応音声を出力する
請求項5に記載のコンテンツ出力制御装置。
【請求項7】
前記出力コンテンツ切替部は、前記応答要求音声を出力した時点から所定時間以内に、前記利用者マイクに前記応答音声が入力されなかった場合に、前記移動体で使用されるナビゲーション装置による前記移動体の周辺に存在する停止可能場所までの経路案内を実行させる
請求項5に記載のコンテンツ出力制御装置。
【請求項8】
コンピュータにより実行されるコンテンツ出力制御方法であって、
移動体に搭乗している利用者の生体情報を取得する生体情報取得ステップと、
前記生体情報に基づいて、前記利用者が、前記移動体で使用されるコンテンツ出力装置から出力されているコンテンツに対する没入度合が低下したことを示す没入度合低下状態であることを認識する没入度合低下状態認識ステップと、
前記コンテンツ出力装置から第1コンテンツが出力されている間に、前記没入度合低下状態認識ステップにより前記利用者が前記没入度合低下状態であることが認識された時に、前記コンテンツ出力装置から出力されるコンテンツを、前記第1コンテンツと異なる第2コンテンツに切り替えるコンテンツ切替処理を実行する出力コンテンツ切替ステップと、
を含むコンテンツ出力制御方法。
【請求項9】
コンピュータを、
移動体に搭乗している利用者の生体情報を取得する生体情報取得部と、
前記生体情報に基づいて、前記利用者が、前記移動体で使用されるコンテンツ出力装置から出力されているコンテンツに対する没入度合が低下したことを示す没入度合低下状態であることを認識する没入度合低下状態認識部と、
前記コンテンツ出力装置から第1コンテンツが出力されている間に、前記没入度合低下状態認識部により前記利用者が前記没入度合低下状態であることが認識された時に、前記コンテンツ出力装置から出力されるコンテンツを、前記第1コンテンツと異なる第2コンテンツに切り替えるコンテンツ切替処理を実行する出力コンテンツ切替部と、
して機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテンツ出力制御装置、コンテンツ出力制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両に乗車しているユーザが身に着けているウェアラブルデバイスにより検出されるユーザの状態(心拍数、体温、発汗レベル等)に基づいて、車両システムの設定を調整する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、車両システムとして、車両の環境制御システム(空調又はヒーター設定)、車内オーディオシステム(音量レベル及びオーディオ源設定)、運転者の座席(運転者座席のリクライニング角度)が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-89808号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両に乗車している利用者が、車両の表示装置に表示されるコンテンツを視聴する場合、コンテンツを視聴する時間が乗車時間内に限られることから、表示装置に表示されているコンテンツが利用者の好みや気分にマッチしていないときには、表示するコンテンツを速やかに切り替えて、車両の移動をより快適なものにすることが望ましい。そこで、車両等の移動体で使用されるコンテンツ出力装置から出力されているコンテンツが、移動体に搭乗している利用者の好みや気分にマッチしていない場合に、コンテンツ出力装置から出力するコンテンツを速やかに切り替えることが本願の課題である。
本願は上記課題の解決のため、操作性の向上目的としたものである。そして、延いては交通の安全性をより一層改善して持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するための第1態様として、移動体に搭乗している利用者の生体情報を取得する生体情報取得部と、前記生体情報に基づいて、前記利用者が、前記移動体で使用されるコンテンツ出力装置から出力されているコンテンツに対する没入度合が低下したことを示す没入度合低下状態であることを認識する没入度合低下状態認識部と、前記コンテンツ出力装置から第1コンテンツが出力されている間に、前記没入度合低下状態認識部により前記利用者が前記没入度合低下状態であることが認識された時に、前記コンテンツ出力装置から出力されるコンテンツを、前記第1コンテンツと異なる第2コンテンツに切り替えるコンテンツ切替処理を実行する出力コンテンツ切替部と、を備えるコンテンツ出力制御装置が挙げられる。
【0006】
上記コンテンツ出力制御装置において、前記出力コンテンツ切替部は、映像の前記第1コンテンツが前記コンテンツ出力から出力されている間に、前記没入度合低下状態認識部により前記利用者が前記没入度合低下状態であることが認識された時に、前記コンテンツ切替処理により、映像を出力せずに音のみを出力する前記第2コンテンツに切り替える構成としてもよい。
【0007】
上記コンテンツ出力制御装置において、前記出力コンテンツ切替部は、前記コンテンツ切替処理による前記第1コンテンツから前記第2コンテンツへの切り替えを、前記第1コンテンツのデータの出力が完了したタイミングで実行する構成としてもよい。
【0008】
上記コンテンツ出力制御装置において、前記生体情報取得部は、前記移動体に搭乗している複数の前記利用者の生体情報を個別に取得し、没入度合低下状態認識部は、複数の前記利用者ごとに、前記生体情報取得部により取得された前記生体情報に基づいて、前記利用者が使用している前記コンテンツ出力装置から出力されているコンテンツに対する没入度合が低下していることを示す前記没入度合低下状態を認識し、前記出力コンテンツ切替部は、複数の前記利用者ごとに、前記コンテンツ切替処理を実行する構成としてもよい。
【0009】
上記コンテンツ出力制御装置において、前記出力コンテンツ切替部は、前記コンテンツ切替処理を実行した後も、前記没入度合低下状態認識部により前記没入度合低下状態が認識される状況が継続する場合に、前記利用者により使用される利用者スピーカーから所定の応答要求音声を出力し、前記利用者により使用される利用者マイクに前記応答要求音声に対する応答音声が入力されたときに、前記コンテンツ出力装置から出力するコンテンツを、前記応答音声に基づく第3コンテンツに切り替える構成としてもよい。
【0010】
上記コンテンツ出力制御装置において、前記出力コンテンツ切替部は、前記応答要求音声を出力した時点から所定時間以内に、前記利用者マイクに前記応答音声が入力されなかった場合に、前記移動体の運転者により使用される運転者スピーカーから、所定の対応音声を出力する構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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