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公開番号
2025145604
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024045881
出願日
2024-03-22
発明の名称
圧入式オープンケーソン
出願人
株式会社奥村組
代理人
弁理士法人翔和国際特許事務所
主分類
E02D
23/08 20060101AFI20250926BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】ケーソンを安定して圧入すること。
【解決手段】上下方向に延びる筒状の圧入式オープンケーソンであって、圧入ケーソンの下端に設けられた刃口と、圧入ケーソンの外周面の全体に、下端から所定高さおよび外周面から外側方向へ所定厚みで設けられたフリクションカット部と、外周面の周方向に所定幅、フリクションカット部の上端部から所定高さ、および、フリクションカット部の厚み以下の厚みで、周方向に所定間隔で設けられた複数の板状突起部と、を備えた。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向に延びる筒状の圧入式オープンケーソンであって、
前記圧入式オープンケーソンの下端に設けられた刃口と、
前記圧入式オープンケーソンの外周面の全体に、前記下端から所定高さおよび前記外周面から外側方向へ所定厚みで設けられたフリクションカットと、
前記外周面の周方向に所定幅、前記フリクションカットの上端部から所定高さ、および、前記フリクションカットの厚み以下の厚みで、前記周方向に所定間隔で設けられた複数の板状突起部と、
を備えた圧入式オープンケーソン。
続きを表示(約 57 文字)
【請求項2】
前記板状突起部は、前記刃口に溶接されている請求項1に記載の圧入式オープンケーソン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧入式オープンケーソンに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
上記技術分野において、特許文献1には、フリクション用治具の突出長を調整することで、余掘り量を調整したり、姿勢制御したりできることが開示されている(同文献段落[0033]、[0045]等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-138409号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、ケーソンの回転を抑止することができず、ケーソンを安定して圧入することができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明に係る圧入式オープンケーソンは、
上下方向に延びる筒状の圧入式オープンケーソンであって、
前記圧入ケーソンの下端に設けられた刃口と、
前記圧入ケーソンの外周面の全体に、前記下端から所定高さおよび前記外周面から外側方向へ所定厚みで設けられたフリクションカット部と、
前記外周面の周方向に所定幅、前記フリクションカット部の上端部から所定高さ、および、前記フリクションカット部の厚み以下の厚みで、前記周方向に所定間隔で設けられた複数の板状突起部と、
を備えた。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ケーソンを安定して圧入することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の好ましい実施形態に係る圧入式オープンケーソンを用いた圧入式オープンケーソン工法の概要を説明するための図である。
本発明の好ましい実施形態に係る圧入式オープンケーソンを用いた圧入式オープンケーソン工法の施工手順について説明するための図である。
本発明の好ましい実施形態に係る圧入式オープンケーソンの先端のスリットの構成を説明するための断面模式図である。
本発明の好ましい実施形態に係る圧入式オープンケーソンの先端のスリットの構成を説明するための斜視図である。
本発明の好ましい実施形態に係る圧入式オープンケーソンの先端のスリットの構成を説明するための上面図である。
本発明の好ましい実施形態に係る圧入式オープンケーソンの前提技術に係るケーソンの刃口によるケーソン躯体の回転について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
【0009】
本発明の好ましい実施形態に係る圧入ケーソンについて、図1~図6を用いて説明する。
【0010】
<前提技術>
まず、図6を参照して、本実施形態の前提技術について説明する。シールド掘進機による掘削は、発進立坑からシールド掘進機を発進させて、到達立坑まで掘進させることにより行われる。ここで、発進立坑や到達立坑を掘削するための工法として、圧入式オープンケーソン工法などがある。当該工法は、地上で構築した鉄筋コンクリート製の筒状のケーソンの内部を機械等で掘削しながら徐々にケーソンを沈下構築させて、支持層まで到達したらケーソン内にコンクリートを打込み、ケーソン自体を基礎構造物とする工法である。ケーソンには、下部に鋼製の刃口が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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