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公開番号2025154347
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024057288
出願日2024-03-29
発明の名称制御装置及び制御方法
出願人株式会社NTTドコモ,株式会社Space Compass
代理人個人,個人
主分類H04W 36/16 20090101AFI20251002BHJP(電気通信技術)
要約【課題】
NTNにおいてエッジサービスを適切に提供し得る制御装置及び制御方法を提供する。
【解決手段】
制御装置は、非地上型ネットワークを構成する非地上ネットワーク装置から、前記非地上型ネットワークに存在する端末から要求されるエッジサービスを特定する情報を受信する受信部と、前記端末から要求されるエッジサービスを特定する情報に基づいて、前記非地上ネットワーク装置及び前記非地上ネットワーク装置と通信可能な隣接非地上ネットワーク装置の中から、前記端末から要求されるエッジサービスを提供する提供ネットワーク装置を決定する制御部と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
非地上型ネットワークを構成する非地上ネットワーク装置から、前記非地上型ネットワークに存在する端末から要求されるエッジサービスを特定する情報を受信する受信部と、
前記端末から要求されるエッジサービスを特定する情報に基づいて、前記非地上ネットワーク装置及び前記非地上ネットワーク装置と通信可能な隣接非地上ネットワーク装置の中から、前記端末から要求されるエッジサービスを提供する提供ネットワーク装置を決定する制御部と、を備える、制御装置。
続きを表示（約 650 文字）【請求項２】
前記制御部は、前記隣接非地上ネットワーク装置の中から前記提供ネットワーク装置を決定する場合に、前記非地上ネットワーク装置と前記隣接非地上ネットワーク装置との間の通信品質に基づいて、前記提供ネットワーク装置を決定する、請求項１に記載の制御装置。
【請求項３】
前記制御部は、前記端末から要求されるエッジサービスの要求品質に基づいて、前記提供ネットワーク装置を決定する、請求項１に記載の制御装置。
【請求項４】
前記端末から要求されるエッジサービスにおいて、前記提供ネットワーク装置を経由せずに制御信号の通信が実行され、前記提供ネットワーク装置を経由してデータ信号の通信が実行される、請求項１に記載の制御装置。
【請求項５】
前記制御部は、前記端末から要求されるエッジサービスにおけるデータ通信単位毎に前記提供ネットワーク装置を決定する、請求項１に記載の制御装置。
【請求項６】
非地上型ネットワークを構成する非地上ネットワーク装置から、前記非地上型ネットワークに存在する端末から要求されるエッジサービスを特定する情報を受信するステップと、
前記端末から要求されるエッジサービスを特定する情報に基づいて、前記非地上ネットワーク装置及び前記非地上ネットワーク装置と通信可能な隣接非地上ネットワーク装置の中から、前記端末から要求されるエッジサービスを提供する提供ネットワーク装置を決定するステップと、を備える、制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、NTNにおいてエッジサービスをサポートする制御装置及び制御方法に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
3rd Generation Partnership Project（3GPP（登録商標））は、5th generation mobile communication system（5G、New Radio（NR）又はNext Generation（NG）とも呼ばれる）を仕様化し、さらに、Beyond 5G、5G Evolution或いは6Gと呼ばれる次世代の仕様化も進めている。
【０００３】
3GPPでは、NTN（Non-Terrestrial Network）が検討されている。NTNでは、人工衛星（以下、衛星）やHAPS（High Altitude Platform Station）などの非地上ネットワーク装置によって構成される非地上型ネットワークを利用することによって、地上型ネットワークではコストなどの理由からカバーできないエリアにエッジサービスが提供される（例えば、非特許文献１）。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００４】
“Revised WID: NR NTN (Non-Terrestrial Networks) enhancements”, RP-221819, 3GPP TSG RAN Meeting #96, 3GPP, June 6-9, 2022
【発明の概要】
【０００５】
ところで、NTNにおいては、Transparent型及びRegenerative型などの方式が想定される。Transparent型では、非地上ネットワーク装置が基地局の機能を有しておらず、非地上ネットワーク装置によって単なる信号の再送信が実行される。Regenerative型では、非地上ネットワーク装置が基地局の機能の一部を有しており、非地上ネットワーク装置によって信号の再生成が行われる。
【０００６】
ここで、Regenerative型に注目した場合に、非地上ネットワーク装置においてデータ信号の送受信が完結するエッジサービスの検討が進められることが想定される。
【０００７】
このような背景下において、発明者等は、鋭意検討の結果、エッジサービスを提供する機能を有する非地上ネットワーク装置及びエッジサービスを提供する機能を有していない非地上ネットワーク装置が混在するケースを想定した場合に、エッジサービスを適切に提供することができない可能性を見出した。
【０００８】
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、NTNにおいてエッジサービスを適切に提供し得る制御装置及び制御方法を提供することを目的とする。
【０００９】
開示の態様は、非地上型ネットワークを構成する非地上ネットワーク装置から、前記非地上型ネットワークに存在する端末から要求されるエッジサービスを特定する情報を受信する受信部と、前記端末から要求されるエッジサービスを特定する情報に基づいて、前記非地上ネットワーク装置及び前記非地上ネットワーク装置と通信可能な隣接非地上ネットワーク装置の中から、前記端末から要求されるエッジサービスを提供する提供ネットワーク装置を決定する制御部と、を備える、制御装置である。
【００１０】
開示の態様は、非地上型ネットワークを構成する非地上ネットワーク装置から、前記非地上型ネットワークに存在する端末から要求されるエッジサービスを特定する情報を受信するステップと、前記端末から要求されるエッジサービスを特定する情報に基づいて、前記非地上ネットワーク装置及び前記非地上ネットワーク装置と通信可能な隣接非地上ネットワーク装置の中から、前記端末から要求されるエッジサービスを提供する提供ネットワーク装置を決定するステップと、を備える、制御方法である。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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