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公開番号2025154819
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024058021
出願日2024-03-29
発明の名称鞍乗り型車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類B62M 7/02 20060101AFI20251002BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】マフラの着脱性がよく、マフラの支持部の大型化を抑制しながらマフラの支持強度、支持剛性を確保し易い鞍乗り型車両を提供する。
【解決手段】鞍乗り型車両は、スイングアーム(16)を揺動可能に支持するピボットフレーム(32)と、前記ピボットフレーム(32)の側方を通って後方に延出するマフラ(82)と、を備える鞍乗り型車両において、前記ピボットフレーム(32)には、前記ピボットフレーム(32)と並行に延出する補強部材(70)が設けられ、前記マフラ(82)は、前記補強部材(70)を介して前記ピボットフレーム(32)に支持される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
スイングアーム(16)を揺動可能に支持するピボットフレーム(32)と、前記ピボットフレーム(32)の側方を通って後方に延出するマフラ(82)と、を備える鞍乗り型車両において、
前記ピボットフレーム(32)には、前記ピボットフレーム(32)と並行に延出する補強部材(70)が設けられ、
前記マフラ(82)は、前記補強部材(70)を介して前記ピボットフレーム(32)に支持される
ことを特徴とする鞍乗り型車両。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記補強部材(70)は、少なくとも上側支持部(72)および下側支持部(73)の2か所で、前記ピボットフレーム(32)に支持され、
前記上側支持部(72)は、前記マフラ(82)の上面よりも上方に位置し、
前記下側支持部(73)は、前記マフラ(82)の下面よりも下方に位置する
ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項3】
前記上側支持部(72)は、スイングアームピボット軸(22)に支持される
ことを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両。
【請求項4】
前記マフラ(82)は、少なくとも前側支持部(83)および後側支持部(84)の2か所で前記補強部材(70)に支持され、
前記前側支持部(83)は、車体側面視で、前記補強部材(70)における前記上側支持部(72)と前記下側支持部(73)とを結ぶ直線(L1)よりも前側に位置し、
前記後側支持部(84)は、車体側面視で、前記直線(L1)よりも後側に位置する
ことを特徴とする請求項2または3に記載の鞍乗り型車両。
【請求項5】
前記前側支持部(83)と前記後側支持部(84)とは高低差を有して設けられ、
前記前側支持部(83)および前記後側支持部(84)のうちの高い方は、前記補強部材(70)の前記上側支持部(72)よりも下方に位置し、
前記前側支持部(83)および前記後側支持部(84)のうちの低い方は、前記補強部材(70)の前記下側支持部(73)よりも下方に位置する
ことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両。
【請求項6】
前記前側支持部(83)が、前記後側支持部(84)よりも低い
ことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両。
【請求項7】
前記ピボットフレーム(32)と前記補強部材(70)との間には、車体機能部品(100)が収容される
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗り型車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ピボットフレームの側方を通って後方に延出するマフラを備える鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、マフラには、上支持ステーと下支持ステーと後ステーとが設けられており、このうち、上支持ステーがスイングアームと共にスイングアームピボット軸に共締めされ、下支持ステーがピボットフレームに固定されることにより、マフラがピボットフレームに固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-020706号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の技術では、マフラがスイングアームと共締めとなっていることから、マフラを外す場合には、スイングアームピボット軸のボルトを緩める必要がある。また、特許文献1に記載の技術では、マフラの支持強度、支持剛性を確保するためには、支持部が大型化し易いという課題もある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、マフラの着脱性がよく、マフラの支持部の大型化を抑制しながらマフラの支持強度、支持剛性を確保し易い鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
鞍乗り型車両は、スイングアームを揺動可能に支持するピボットフレームと、前記ピボットフレームの側方を通って後方に延出するマフラと、を備える鞍乗り型車両において、前記ピボットフレームには、前記ピボットフレームと並行に延出する補強部材が設けられ、前記マフラは、前記補強部材を介して前記ピボットフレームに支持されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
マフラの着脱性がよく、マフラの支持部の大型化を抑制しながらマフラの支持強度、支持剛性を確保し易い鞍乗り型車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の前部の右側面図である。
ブレーキペダルの周辺部を右前方から見た斜視図である。
図1のIV-IV線断面図である。
ピボットフレームの下端部の周辺を示す底面図である。
ピボットフレームの周辺部を示す右側面図である。
図6から排気装置を取り外した状態を示す図である。
補強部材を車幅方向内側から見た斜視図である。
CBS機構の周辺部を車幅方向内側から見た斜視図である。
ブレーキペダルが通常位置にある場合のCBS機構の作用説明図である。
ブレーキペダルが操作され始めた場合のCBS機構の作用説明図である。
ブレーキペダルが操作位置に移動した場合のCBS機構の作用説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
【0009】
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
【0010】
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
(【0011】以降は省略されています)

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