TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025154653
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024057769
出願日2024-03-29
発明の名称排気装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人
主分類F01N 13/00 20100101AFI20251002BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】左右の排気管を連結する連通路の近傍に排気ガスセンサを配設しつつ、排気ガスの成分検知の精度を維持することができる排気装置を提供する。
【解決手段】車両(1)のパワーユニット(P)に取り付けられて左右一対で後方に延びる排気管(T)と、車幅方向に延びて排気管(T)同士を接続する連通路(35)とを備えた排気装置(30)において、連通路(35)が排気管(T)の左右それぞれに収納される触媒装置(C)に対して、前記パワーユニット(P)の排気ガス(G)の流路方向の下流側に設けられており、触媒装置(C)と連通路(35)との間の位置の排気管(T)に、パワーユニット(P)の排気ガス(G)の成分検知を行う排気ガスセンサ(42)を配設する。排気ガスセンサ(42)を、排気管(T)の車幅方向内側寄りの位置に取り付けると共に、車両後面視で、連通路(35)と全体が重ならないように配設する。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
車両(1)のパワーユニット(P)に取り付けられて左右一対で後方に延びる排気管(T)と、車幅方向に延びて前記排気管(T)同士を接続する連通路(35)とを備えた排気装置(30)において、
前記連通路(35)が、前記排気管(T)の左右それぞれに収納される触媒装置(C)に対して、前記パワーユニット(P)の排気ガス(G)の流路方向の下流側に設けられており、
前記触媒装置(C)と前記連通路(35)との間の位置の前記排気管(T)に、前記排気ガス(G)の成分検知を行う排気ガスセンサ(42)が配設されていることを特徴とする排気管構造。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記排気ガスセンサ(42)は、前記排気管(T)の車幅方向内側寄りの位置に取り付けられると共に、車両後面視で、前記連通路(35)と全体が重ならないように配設されていることを特徴とする請求項1に記載の排気装置。
【請求項3】
前記排気管(T)と前記連通路(35)との接続部(41)が、前記排気ガスセンサ(42)の取付部(36)より車幅方向外側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の排気装置。
【請求項4】
前記連通路(35)の後方に、前記排気ガス(G)を消音するマフラ(M)が係合する係合部(38)が設けられており、
前記接続部(41)から前記取付部(36)までの距離(A)より、前記接続部(41)から前記係合部(38)までの距離(B)の方が長いことを特徴とする請求項3に記載の排気装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、排気装置に係り、特に、左右一対の排気管のそれぞれの内部に触媒装置が配設された排気装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、左右一対の排気管のそれぞれの内部に触媒装置が配設された排気装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、左右一対の排気管のそれぞれの内部に触媒装置が配設されると共に、左右の排気管を連結する連通路が設けられ、排気管と連通路とを接続する接続部の近傍に、排気ガスの成分検知を行う排気ガスセンサを取り付けた排気装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-156330号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の排気装置では、排気管と連通路との接続部の近傍に排気ガスセンサが取り付けられているため、連通路から逆流する排気ガスが排気ガスセンサに触れることで、排気ガスの成分検知の精度に影響を与える可能性があった。
【0006】
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、左右の排気管を連結する連通路の近傍に排気ガスセンサを配設しつつ、排気ガスの成分検知の精度を維持することができる排気装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明は、車両(1)のパワーユニット(P)に取り付けられて左右一対で後方に延びる排気管(T)と、車幅方向に延びて前記排気管(T)同士を接続する連通路(35)とを備えた排気装置(30)において、前記連通路(35)が、前記排気管(T)の左右それぞれに収納される触媒装置(C)に対して、前記パワーユニット(P)の排気ガス(G)の流路方向の下流側に設けられており、前記触媒装置(C)と前記連通路(35)との間の位置の前記排気管(T)に、前記排気ガス(G)の成分検知を行う排気ガスセンサ(42)が配設されている点に第1の特徴がある。
【0008】
また、前記排気ガスセンサ(42)は、前記排気管(T)の車幅方向内側寄りの位置に取り付けられると共に、車両後面視で、前記連通路(35)と全体が重ならないように配設されている点に第2の特徴がある。
【0009】
また、前記排気管(T)と前記連通路(35)との接続部(41)が、前記排気ガスセンサ(42)の取付部(36)より車幅方向外側に設けられている点に第3の特徴がある。
【0010】
さらに、前記連通路(35)の後方に、前記排気ガス(G)を消音するマフラ(M)が係合する係合部(38)が設けられており、前記接続部(41)から前記取付部(36)までの距離(A)より、前記接続部(41)から前記係合部(38)までの距離(B)の方が長い点に第4の特徴がある。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

本田技研工業株式会社
車両
1日前
本田技研工業株式会社
車両
1日前
本田技研工業株式会社
排気装置
1日前
本田技研工業株式会社
固体電池
1日前
本田技研工業株式会社
排気装置
1日前
本田技研工業株式会社
内燃機関
1日前
本田技研工業株式会社
排気装置
1日前
本田技研工業株式会社
発電セル
1日前
本田技研工業株式会社
除草装置
1日前
本田技研工業株式会社
リアクトル
1日前
本田技研工業株式会社
鞍乗型車両
1日前
本田技研工業株式会社
鞍乗型車両
1日前
本田技研工業株式会社
鞍乗型車両
1日前
本田技研工業株式会社
電極積層体
1日前
本田技研工業株式会社
始動制御装置
1日前
本田技研工業株式会社
鞍乗り型車両
1日前
本田技研工業株式会社
電池製造装置
1日前
本田技研工業株式会社
車両制御装置
1日前
本田技研工業株式会社
燃料電池装置
1日前
本田技研工業株式会社
始動制御装置
1日前
本田技研工業株式会社
作業システム
1日前
本田技研工業株式会社
燃料電池構造
1日前
本田技研工業株式会社
電池の処理方法
1日前
本田技研工業株式会社
燃料電池スタック
1日前
本田技研工業株式会社
電気部品冷却構造
1日前
本田技研工業株式会社
燃料電池スタック
1日前
本田技研工業株式会社
バッテリモジュール
1日前
本田技研工業株式会社
再生正極の製造方法
1日前
本田技研工業株式会社
固体電池の製造方法
1日前
本田技研工業株式会社
可変ファンネル装置
1日前
本田技研工業株式会社
固体電池の製造方法
1日前
本田技研工業株式会社
固体電池の制御方法
1日前
本田技研工業株式会社
コンデンサユニット
1日前
本田技研工業株式会社
蓄電装置及び制御方法
1日前
本田技研工業株式会社
交通安全支援システム
1日前
本田技研工業株式会社
全固体電池の製造方法
1日前
続きを見る