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公開番号
2025155117
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-14
出願番号
2024058582
出願日
2024-04-01
発明の名称
車両用リアバンパ構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60R
19/48 20060101AFI20251006BHJP(車両一般)
要約
【課題】軽微な後突時などにおいてリフレクタの保護が可能な車両用リアバンパ構造を提供する。
【解決手段】車両用リアバンパ構造100は、リアバンパ102のうちリフレクタ108の下方に設置されてソナー110が取り付けられたガーニッシュ部材112を備える。ガーニッシュ部材112は、車両後方から見てリアバンパ102から露出しているガーニッシュ意匠部114と、ガーニッシュ意匠部114の所定箇所に設けられてソナー110が取り付けられたソナー取付部116とを有する。ガーニッシュ部材112の車両前後方向の後端は、リフレクタ108の車両前後方向の後端よりも車両後方に位置している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の後部のリアバンパと、該リアバンパの車幅方向の端部に設置されて光を該車両の後方に反射するリフレクタと、該リアバンパの所定箇所に設置されて音波によって該車両の後方の物体を探知するソナーとを備える車両用リアバンパ構造において、
当該車両用リアバンパ構造はさらに、前記リアバンパのうち前記リフレクタの下方に設置されて前記ソナーが取り付けられたガーニッシュ部材を備え、
前記ガーニッシュ部材は、
車両後方から見て前記リアバンパから露出しているガーニッシュ意匠部と、
前記ガーニッシュ意匠部の所定箇所に設けられて前記ソナーが取り付けられたソナー取付部とを有し、
前記ガーニッシュ部材の車両前後方向の後端は、前記リフレクタの車両前後方向の後端よりも車両後方に位置していることを特徴とする車両用リアバンパ構造。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記ガーニッシュ部材はさらに、前記ガーニッシュ意匠部の外周に沿って設けられて該ガーニッシュ意匠部から車両前側に突出している外周リブを有し、
前記リアバンパは、前記ガーニッシュ部材の前記外周リブに沿って車両前側に窪んでいて該外周リブが挿し込まれた返し部を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用リアバンパ構造。
【請求項3】
前記ガーニッシュ意匠部は、車両前後方向の凹凸によって形成された複数の六角形が並んだハニカム形状を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用リアバンパ構造。
【請求項4】
前記リアバンパは、前記リフレクタおよび前記ガーニッシュ部材を囲うように形成されて該リフレクタおよび該ガーニッシュ部材よりも車両後方に膨出しているバンパ意匠部を有する備える請求項1に記載の車両用リアバンパ構造。
【請求項5】
前記ソナーは、前記ソナー取付部から車両前側に露出する部分のうち前端以外の箇所に設けられて所定のハーネスが接続可能なハーネス接続部を有し、
前記ハーネス接続部は、前記ハーネスが接続されたときに該ハーネスが車両前方以外の方向に延びることを特徴とする請求項1に記載の車両用リアバンパ構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用リアバンパ構造に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的な車両のリアバンパには、リフレクタやソナーなどの後方警戒用部品が設置される。これら後方警戒用部品は、軽微な後突時に脱落等することがないよう保護する必要がある。例えば、車両は、軽微な後突が生じた後も、危険が無い場所まで移動するために運行が続けられる場合がある。このときの車両の安全性を確保するためにも、後方警戒用部品は保護する必要がある。
【0003】
例えば、特許文献1の図2には、リヤバンパーフェイス20に配置された後方警戒用部品として超音波センサー50が記載されている。特許文献1の技術では、軽衝突時にリヤバンパーフェイス20に車体側に向かう衝撃力が作用しても、図4の連結部Lをバンパビーム7に先当たりさせることで、超音波センサー50の車体側の構造物への接触を防いでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-208500号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術では、図4の超音波センサー50は車両の後端に配置されているため、後方の物体に接触しやすいと考えられる。後方警戒用部品のうち、特にリフレクタは、夜間に自車の存在を後続車に知らせる部品であり、軽微な後突時にも車両から脱落しないよう、後方の物体に接触し難い構成が望まれている。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑み、軽微な後突時などにおいてリフレクタの保護が可能な車両用リアバンパ構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用リアバンパ構造の代表的な構成は、車両の後部のリアバンパと、リアバンパの車幅方向の端部側に設置されて光を車両の後方に反射するリフレクタと、リアバンパの所定箇所に設置されて音波によって車両の後方の物体を探知するソナーとを備える車両用リアバンパ構造において、当該車両用リアバンパ構造はさらに、リアバンパのうちリフレクタの下方に設置されてソナーが取り付けられたガーニッシュ部材を備え、ガーニッシュ部材は、車両後方から見てリアバンパから露出しているガーニッシュ意匠部と、ガーニッシュ意匠部の所定箇所に設けられてソナーが取り付けられたソナー取付部とを有し、ガーニッシュ部材の車両前後方向の後端は、リフレクタの車両前後方向の後端よりも車両後方に位置していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、軽微な後突時などにおいてリフレクタの保護が可能な車両用リアバンパ構造を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施例に係る車両用リアバンパ構造の概要を示す図である。
図1(b)の後方警戒部を別方向から示した図である。
図2(a)のガーニッシュ部材を単独で示した図である。
図2(a)のリアバンパ構造のA-A断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施の形態に係る車両用リアバンパ構造は、車両の後部のリアバンパと、リアバンパの車幅方向の端部側に設置されて光を車両の後方に反射するリフレクタと、リアバンパの所定箇所に設置されて音波によって車両の後方の物体を探知するソナーとを備える車両用リアバンパ構造において、当該車両用リアバンパ構造はさらに、リアバンパのうちリフレクタの下方に設置されてソナーが取り付けられたガーニッシュ部材を備え、ガーニッシュ部材は、車両後方から見てリアバンパから露出しているガーニッシュ意匠部と、ガーニッシュ意匠部の所定箇所に設けられてソナーが取り付けられたソナー取付部とを有し、ガーニッシュ部材の車両前後方向の後端は、リフレクタの車両前後方向の後端よりも車両後方に位置していることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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